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大悪魔サタン

 何も効かない。

 何もできない。

 何もかもが無意味な状況だった。

 炎を収束させた貫通力を意識した攻撃をぶち当てても、壊される。

 波のような攻撃範囲を広げた業火を放っても、壊される。

 コンクリートの床を破壊し、コンクリートの欠片を飛散させて攻撃しても、壊される。

 全て壊されていた。

 敵である彼女は、ただ立っているだけだ。

 回避することも防御することもせずに、ただ、余裕で、突っ立っているだけなのだ。

 だから余計に、実力差を見せ付けられているようで、

「ふざッけるなァァあああああああああああああああああああああ!!」

 イライラする。

 咆哮に近い絶叫を上げた清姫は、全てを壊してしまうサタンに向けて、何の作戦も考えも計画も立てていない炎をぶつけてやった。

 自暴自棄によって行った攻撃である。

 しかし当然、

「呆れたぞ、小虫。貴様は小虫以上に小虫だな」

 そんなものが効果を発揮するはずもなかった。

「もう失せろ。目障り極まりないのだ、貴様は。ハエがブンブン飛び回っていると―――握り潰したくなるだろォが、ハハハ!!」

 サタンは右足の爪先にぐぐっと力を入れる。

 すると、

 ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!! と、床が津波のようになってバラバラに分裂し、飛び出していき、それは清姫のもとへ破壊の嵐を生み出しながら突っ込んでいった。

「―――なッッ!?」

 足場が消えていく床から即座に上空へ跳躍した清姫。

 だが、安堵の溜め息なんて吐く暇はない。

「あっはハハはハハはハハはハハハハハハハハハハッッ!! 無様だ無様だ無様すぎるぞ格下ァ!! まさか、我輩と渡り合えるとか妄想にもほどがあるような事ォ考えていたわけじゃないだろォなァ!? だったら頭の構造に興味が浮かぶな―――どォいう神経で我輩に立ち向かっているんだ? 勇者気取ってェ魔王でも倒しに来た痛い子なのかなァ、そこの自殺志願者ちゃんはァ」

 サタンは巨大な黒翼を上から下へ大きく動かしてロケットのように飛び、一瞬で清姫の目と鼻の先まで接近した。

「ッ」

 喉が干上がった清姫の美しい顔に、

「王手だなァ、小虫。肉塊決定だクソアマが」

 全てを破壊することが出来る―――触れただけで清姫という怪物だけを始末することが可能であるサタンの手が、『絶対破壊』が、清姫の顔を鷲摑みしようと迫ってきた。

「ひッ!!」

 当然、雪白の中で息を潜めていた清姫は雪白が今までに聞いたサタンの『絶対破壊』に関する知識も得ている。故に自分に近づいてくるその手がどれだけ危険なものかは理解している。

 なので、小さな悲鳴を上げると共にサタンの手によってぐちゃぐちゃになってしまっている床へ躊躇なく飛び込んだ。

 破壊された床には、コンクリートの瓦礫、破片、欠片が無数に存在していて、まるでトラップのように清姫を出迎えて待っている。

 グサッ! そのトラップの一つが、清姫の柔らかい肉に深く突き刺さった音である。

「ぐっつっああああああ!?」

 激痛に苦しむ清姫。

 さらに、刺さるだけでなく、皮膚を切られ、骨に響くように瓦礫へぶつかっていった。

「空中で我輩の手が襲い掛かれば、貴様は必然的に回避という選択をとるだろう。もちろん回避する場所とは、このほぼ密閉されたコンクリートの部屋の中では床以外に存在しない」

 サタンはバサバサと翼を上下に動かして空中に浮かんだまま、言う。

「ならば、その唯一の逃げ道である床を瓦礫の山に変えるように破壊して攻撃すれば、貴様は絶対に床から飛び上がる。そして空中で我輩が貴様に触れようとすれば、貴様は我輩の『絶対破壊』を恐れて、瓦礫やコンクリートの破片がトラップになっている床へ回避する……という面白半分の計画だったのだが、くッハハはハハハハハ! まさか、こんな単純な罠に引っかかるとはなァ。貴様はバカなのか? ミジンコでさえ回避できるようなレベルだとは思うが、まァ小虫は小虫だったということか」

「あッが……クッソ、なんで私が、こんな……」

「さァて」

 サタンは軽く指を振る。

 すると、サタンの美しい身体を竜巻のような漆黒の魔力が烈風を生み出して包み込んでいった。

「おい小僧」

 怪物同士の戦いを唖然とした表情で見ていた人間達の一人、夜来初三の名前を呼んだサタン。

「小僧、コイツの『怪物』だけを始末すればいいのだろうな?」

「―――あ、あぁ」

 夜来はハッと我に返った。

「ふん、なんだその顔は。いつもの貴様なら、この程度の事態に動揺などしないだろう。それとも、我輩の力に見惚れてしまったのか? まぁ、貴様が我輩に好意を持つことは良い結果だな。……うむ。よし、結婚しよう。この戦いが終わったら結婚しよう。ん? これはもしや死亡フラグというやつか? まぁ、我輩が死亡なんてするわけがないか。くははははっ! よし、では我輩と小僧の婚約成立を記念して今夜は祝杯をあげるか」

 マシンガントークの中に聞き逃してはいけない言葉が混じっていた気がする夜来とその他だったが、とてもじゃないが今の状況でツッコミを入れる気なんてない。

「ということで。我輩の結婚のために犠牲となれ、下級の『怪物』よ」

 サタンは満足気に頷いてそう言う。

 すると、

「……けっ、婚?」

 唸るように、呪うように、嫉むように呟いた清姫は、突如。

「ふざっけるなァァああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

 喉が壊れるほどの、発狂に近い大声を上げた。

 獣の雄叫びのように、日差しが差し込んでくる崩壊寸前の天井に顎を突き上げて、絶叫したのだ。

「私はあの男から裏切られて、騙されて、結婚なんて出来なかったのに……お前は私の夢をそんなにあっさりと叶えられるのかァァアアアアアアアア!!」

「んー? ああ、そういえばコイツは想い人に裏切られたから復讐をした『怪物』だったな。なるほどなぁ、だから我輩と小僧に嫉妬しているわけか」

 哀れむように溜め息を吐いたサタン。

 だが、その一瞬の隙を突いた絶体絶命のピンチだった清姫は、


「うッおああああああああああああああ!!」

 残っている己の力を全力で解き放ち、マッハのような速度で天井を突き破り、必死の逃走を成功させてしまった。


「チッ、意外と余力があったようだな」

 忌々しそうに空を見上げ、舌打ちを吐いたサタンは、溢れ出る魔力を止めて紋様も目も元通りの美少女の姿へと戻した。

 黒翼をしまい、完全に人間と見分けがつかなくなったサタン。彼女は瓦礫が集まった床のあらかじめ用意していた安全なルートをたどって、憑依体である少年のもとまで近寄った。

 今までの様子を呆然と眺めていた七色達は、ようやく現状までの事態を正確に理解したようだ。パチクリとまばたきを何度もする。

 その後、七色がこの場にいる人間を代表するように悪魔の神に向けて口を開いた。

 だが、

「お、おい、お主は一体―――」

「小僧、愛しているぞ」

 完全に夜来以外を自分の世界から排除している銀髪幼女悪魔のサタンは、うっとりとした顔で夜来の唇へ自分の唇を持っていく。

 さも当然のように、挨拶のように、呼吸をするような感覚で、当たり前のように接吻をしようとする。

「兄様の唇は世界遺産並みのモンだろォォォがアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 しかし、この場にいる者たちは皆これまでの状況をすでに受け入れているので正常な判断が可能なのである。

 よって、世ノ華雪花が怒り狂うことは当たり前だろう。

「む? 何だ貴様は」

 夜来とサタンの間に無理やり入り込んだ世ノ華は、敵意剥き出しの視線を大悪魔にぶつける。

「兄様の世界遺産並みの唇に当然の如く二回もキスしようとしてンじゃねぇぞゴラァ! 拳で顔面整形して泥水にキスさせてやンぞメス豚悪魔ァ!!」

 異常なほど激昂した世ノ華だった……のだが。

「だ、大丈夫でございますか兄様! す、すぐにその汚れてしまった唇を洗って―――い、いえ決して兄様の全人類の命よりも価値のある唇が汚れているのではなくてですね、あのキス魔悪魔に無理やり接吻させられてしまったことを汚れてしまったと示したのです。だから―――」

(た、態度違くねっ!?)

 鉈内翔縁は悪魔の神と夜来初三に対する態度の差が天と地―――天国と地獄ぐらい違う世ノ華を見て、内心かなり仰天した。

 どうやら。

 兄様―――夜来初三に関することで堪忍袋の尾が切れると、世ノ華雪花は普段とは正反対にも程があるぐらい豹変してしまうようだ。

 もしかしたら、これこそが彼女の本当の姿なのかもしれない。

「ほう。我輩以外の女がいるとは……小僧、貴様は我輩のものだと何十回言ったら分かるんだ?」

「しばらく会ってねぇんだから一々覚えてねぇよ」

「いいや、我輩は貴様の中でずっとずっと洗脳するように言い続けていたぞ」

「洗脳は止めろよ!」

 と、二人の間に割り込むもう一つの影があった。

「そこじゃ」

 それは、人形のように可愛らしい和服姿の少女、七色夕那だ。

 彼女は銀髪銀目の黒いゴスロリ服を着こなしている小学生のような幼女、サタンを指差して言った。

「そこなのじゃ、わしが気になっているのは。お主はなぜ、また夜来の体からわざわざ出てきたのじゃ? 憑依している怪物が憑依体である人間から実体化して出現するには、わしら『悪人祓い』が一時的に詠唱や呪文で追い出すか……」

「久しぶりだな、七色よ。それで、追い出すか……もう一つは何だ?」

 どうやら知り合いらしく、サタンはと七色は視線をぶつけ合っている(どちらも見た目が幼すぎるため微笑ましくも見えてしまうが)。

「お主、『怪物』自ら憑依体である人間の体を出る。つまり、呪いを解いてしまえばいい」

 七色は鉈内に目を向けて、無言の圧力で自分の考えを代弁させようとする。

 これも一流の『悪人祓い』へ進歩するための努力の一つだと考えた鉈内翔縁は、溜め息を吐いてから口を開いた……のだが。

「え、えーっと、今回の場合はサタン……さんがやっくんの体から―――」

「何だソレは?」

「……へ?」

 突然、ドスの効いた声で話しを遮られた鉈内は、声のもとであるサタンを見つめる。

「やっくん……とは、誰を示しているかと聞いているのだ、小童が」

「ッ!?」

 次の瞬間。

 サタンの人差し指が鉈内に向けられ、その指の先から破壊の閃光が放出された。

 バァン! 轟音を発して弾丸のように鉈内の頬をかすめた魔力は、そのまま壁に大きな穴を開けてかなりの爆発を巻き起こしてしまう。

 頬から少量の血を流す鉈内は、背後の爆風によって髪が乱れてしまったことも気にせず、青ざめた顔で、

「や、夜来く、くんの体から、サタンさんが出てきたということは……」

「……まぁ、いいだろう。次ィ我輩の小僧をフレンドリーなニックネームで呼ンだりしたら、心臓と大腸の位置を変えた後に子供が生めない体にしてやるからな、小童」

「は、ははははははははは、は、はいマジすんませんした!!」

 肉食動物に睨まれている小鹿のように内股になってガクガクと震える鉈内。彼は、世ノ華と七色から送られる哀れむような視線を受け止めながら、俺は関係ないと言わんばかりにそっぽを向いて知らん顔をしている夜来を心の底から憎んで、話を続けた。

「え、えーとですね、サタンさんが夜来く、くんの体から出てきたということは、夜来くんはサタンさんの呪い―――『サタンの呪い』から解放されていることに、な、なります。そ、そ、それはつまり、サタンさんが離れている夜来くんは魔力も超人的な筋力も扱えなくなって、危険に対処できなくなります。なのにサタン、さ、さんは出てきました。それはなぜか、という理由を夕那さんは知りたいんだと思います。そ、そうですよね? ゆ、夕那さん」

「う、うむ。その通りじゃ、よく出来たのう我が息子よ」

 夜来初三に関することで少しでも気に食わない部分があると盛大にキレるサタンを怖がりながらも同意を求めてきた鉈内。七色は自分の息子の怖がりように同情して、無理に笑いながら褒めてやった。

「簡単なことだ。我輩が小僧を守ったのは、小僧が今回ばかりは絶体絶命のピンチだったから以外に理由がない。それに、今の時間帯ならば小僧から出ても問題ないだろう」

「午後六時半……確かに、もう大丈夫じゃな」

「ああ、全然大丈夫だ」

 七色とサタン、夜来だけが理解しあえる内容の話なようで、鉈内と世ノ華はお互いに顔を見合わせて首を傾げた。

「っていうか、何でそこまで俺を……守んだよ。昔からそうだったよな、お前」

 サタンの銀色の瞳を両目でロックオンしながら、夜来は怪訝そうにそう尋ねた。

「……我輩以外にも、怪物が己の憑依体の人間に好意を持つことはなんらおかしいことではない。なぜなら、その憑依体とその怪物は、仲間であるからだ」

「……」

 眉を潜めた夜来に、サタンは自分の胸に手を当てて語り続ける。

「貴様らは我輩たち怪物がなぜ『悪人』の人間だけに憑依するのか分かっていないようだな。……怪物たちは、それぞれの『悪』を背負っている。先ほどの蛇女には、我輩の配下にあった下級悪魔の淫魔がいた。淫魔の悪は『男を性的に食う』という悪だ。『男に好意を寄せるあまり、男を狂ったように食す』という悪なのだ。そんなもの、男からしてみれば悪以外の何物でもあるまい」

「まぁ、確かにそうだが」

 渋々といった感じで小さく頷いた夜来。

 サタンは彼に微笑むと、怪物が悪人に憑依する理由。

呪いが悪人にかかる真相を教えてやった。

「だから求めるのだよ、怪物たちは」

 いったん言葉を区切り、サタンは夜来のもとへ近寄って、彼の胸に手を添える。

 さらに自分の頬も彼の胸板にピタリとつけて、美しい声で言った。


「我輩たち怪物は己の抱える『悪』と同じ、似た、同種の『悪』を背負う『悪人』に憑依して、一緒にいるんだ。ただ、単純に仲間を作り、寂しさを埋めているだけなのだよ」

 

 子供だった。

 呪いの正体とは、怪物の子供のような理由が正体だったのだ。

 同じ『悪』を背負う『悪人』にとりつき、常に一緒にいることで、『仲間』という存在を求めていただけだったのだ。

 つまり。


『淫魔の呪い』がかかっている雪白千蘭は己の想像、妄想、期待の中で生まれた『理想の男』に、強い、異常な、身勝手とも言えるレベルの好意という『淫魔と同じ悪』を抱いていた。

 よって、淫魔が同じ気持ちを持つ、『悪』を持つ、雪白千蘭という悪人に憑依したのだ。


『清姫の呪い』にもかかっている雪白千蘭は、『理想の男』以外の男を『清姫のように殺したくなる』ほど憎み、関係のない男までを恨んでいた。つまり『清姫が男を殺すほど恨んでいる悪と同じぐらい、雪白も男(関係のない男も入れて)に殺意という悪』を抱いていたということ。

 よって、清姫が同じ気持ちを持つ、『悪』を持つ、雪白千蘭という悪人に憑依したのだ。


『羅刹鬼の呪い』にかかっていた世ノ華雪花も、何らかの『悪』が羅刹鬼の持つ『悪』と似ていたことで、羅刹鬼に憑依されたのだろう。

 そして、

「我輩は特に、自分の気持ちを分かってくれる仲間という存在を求めていた。だから我輩が優しい貴様に好意を抱くなど、昔と変わらず必然的なことなのだ」

 当然、悪魔の神という立場に立つ大悪魔サタンだって、自分と同じ『悪』を背負っている悪人に憑依する。仲間になりたいから、一緒にいたいから憑依するのだ。

「なるほど、ね」

 世ノ華雪花は納得した声で頷いた。

「自分と似た人と一緒にいたい、っていう理由だけで、あなた達怪物は人間に憑依していた。だけど、あなた達に憑依されたこっちの身にもなりなさいよ。憑依された人間は、徐々に怪物に体と心を乗っ取られていくのよ?」

「それは、我輩たちにもどうすることが出来ない。例えば、我輩と小僧で説明をするとだな……。夜来初三という体の中に我輩が憑依したことで、『サタンと夜来初三という二つの人格』が夜来初三の体に詰まっている状態になる。これが原因で、怪物に憑依されている人間は、その怪物に侵食されてしまう」

「なんでなのかしら? 全然意味が分からないのだけれど」

「二つの人格―――存在が一つの体に宿ることは出来ない。つまり、サタンと夜来初三の人格―――存在が、夜来初三という体に同じバランスで宿っていることは出来ないのだ。だから、夜来初三の体は、存在力が人間より圧倒的な怪物―――我輩、サタンを選んでしまうのだ。よって、夜来初三という存在は我輩の力を使えば使うほど我輩の人格に飲まれて徐々に弱まっていき、体も心も我輩に乗っ取られてしまう。まぁ、そうだな……カードゲームではしゃぐ時だって、強いカードを無意識に使って戦うだろう? それと同じだ」

 夜来の背後に回り、子供のように彼の首へ抱きついたサタンは、あまりのスキンシップ? に眉根を寄せている夜来を気にしないまま口を開く。

「これが、我輩たち怪物の正体だ」

 沈黙する人間たち。

『悪人祓い』も『悪人』も関係なく、ただ口を閉じていた。

「まぁ、それより。今の問題は、雪白千蘭とかいう蛇女の呪いを解くことではないのか?」

 サタンが興味のない口調で口にしたことで、本来の目的を思い出した人間たち。

 七色は激しい戦闘の跡が残っている部屋を見渡して、小さく息を吐いた。

「とりあえず、場所を移そう。ここは戦争に巻き込まれた後みたいで落ち着けん」

・・・サタンちゃん嫁に欲しいわ

(誤字脱字があればご報告してください)

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