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スタートから波乱!?君が好きだ。

「がんばれ〜いけ!」僕はずっと声援を送った

僕は競馬が好きだ最初の記憶は適当に言った馬番が来た時に喜んだというくらいに。ずっと好きだ時に幼稚園では怒られた。理由?お昼の時間でトミカのクルマで競馬ごっこをしてたからだ結果的に先生が心配になり我が母に大丈夫か聞いたくらいに。

まあそれ程好きなのだ。そのせいか友達もあまり出来ずに人見知りがMAXとなった、まあ仕方ないと思う程に

今は20となり仕事も無くなり今は競馬が生きがいただそれだけで生きているような感じだ。

これで人生が終わるのか…と感じたらある意味人生が180℃変わったような出来事が起きた。

いつものように競馬場に行く、もう慣れたこの光景、に人、全てだ誰とも仲良くなれずに一人で応援するいつものことか

そしてパドックに行くと、「ん…?」パッと観た横顔の女性が美しかったのだ。流石に男だ

ドキドキしまくりだ、これ程までにするとは

(一言でも喋れたらラッキーだな…もしかしたら友達なんて!まあ無理だろな)

頭で考えて妄想しまくり、馬も見て考えると

頭がぐちゃぐちゃになりそうだった

いつも通りにレースが始まる予想はしっかりと買った、狙いは人気がない馬そればっかりだ

見回してると、またいるのだあの女性が

やはり横顔が美しいのだ。2秒顔が止まってしまってたまたま顔が合ってしまったのだ

(正面でも美しいのかよ神じゃないか)

やはり全てが完璧だ、しかも笑顔で会釈してくださったのだ。今日はある意味勝ちかもな

空を見て笑ってしまった

レースが始まる。自分は1人でも全力応援だ

馬を見れる、その喜びだ

「いけ〜!差せよ」と叫ぶと「いけや〜!」

自分より大きな声が聞こえた自分より年上…いや女性か?

そこを見るとあの女性じゃないか、あんな綺麗な人があんな叫ぶとは、嫌な人がいるかもしれないが自分は心を掴まれた、簡単に言えば


好き。になった


レースは終わった、なんだかんだ来たのだ

(よし!これは5千円はつくな)とニヤけると

「え!2万円つく!ありがとう〜!」

と言った女性がいた自分と同じ馬を本命にしているのだ、まさか10番人気だぞ

驚きでしかない周りには一人しかいないから嬉しかったのにまさか買っているとは、、

有る意味感性が合っているので嬉しさでルンルンだ、その足でパドックへと向かった、自分はジンクスを気にするだからさっきと同じ場所で見る、本気か?と言われるが本気だ流れを変な感じにしたくないからだ

(まさか、いないよな…)と考える

さっきの場所にいないよなと見る。やはりいない、(はぁ…やっぱりな)と落胆する

すると突然「あ、あの!さっき5番で当ててた人ですか!?」と言われた突然だと自分ではないと思うんだな、パッと見ると自分だった。

しかもあの女性だった

「え!まぁ、確かに当てましたけど…」

驚きすぎて裏声が出てしまった。それもそうだろう自分が一方的に見ていた人がこっちを見ているからだ

「さっきもこっち見ていましたね〜どうしたんですか?気になるんですか?」

なんだよ誘惑か?急に攻められたドキドキが止まらない、汗がダラダラだ…

「ま、まあ確かに見ていましたけど…」

言葉が出ない全くだ喉が閉まり切った

「見てたんですね、ドキドキしてますね♪」

すごい言うやん、え?漫画?これ程までに近いとはパドックの「とまーれー!!」が遠く聞こえたいつもなら反応は必ずするのに。

「そ、そりゃドキドキしますよこんなにも近いんですから」少しでも言い返す、こんな防戦一方では嫌だから

「そういえば、次のレースの本命なんですか?

私はアートシンクロを狙ってるんですよね」

めっちゃ聞いてくるな名前すら知らんぞ。

まあ言おうかな

アートシンクロ…あ、いた5番人気くらいか

「ぼ、ぼくはライナーマサシですかね」

「ライナーマサシ?めっちゃ人気ないじゃないですか、これ来ます?」

来ると思うから言ってるんだろ。

タイムとか見ても1番人気とかにとほぼないんだぞ、ここは複勝1千円を買おうかなと考えてた

「ま〜行きましょうよ!もう始まりますよ!」

強引に手を握られて馬場へと向かう。

え?このひとはやっ確かに買えたけど久々にこんな走ったぞ、疲れた…

「あ、忘れてた、私、永原美駒というんです、あなたは?」

え、今言う?遅くないかそんなこと思いながら自己紹介した

「僕は和田健と言います。よろしく…お願いします」

「和田健って言うんだ、じゃあ健だね!」

「え…?」人見知りすぎてそんな名前で言われたことないからドキっとした心拍は収まらない

「じ、じゃあ僕はあなたをなんと言えば良いですかね?」なんとか聞いてみる、喋るとしたら苗字でしか言ったことなかった

「私?じゃあ美駒(ミク)って呼んで!」

名前で呼んだことはない、特に女子には

口になんとか言葉を絞り出して

「じゃあよろしくお願いします…み、みくさん」なんとか出たよかった

「よろしくねケン!」これほどまでに目をキラキラとした人を見なかった、ほんとに2人の世界だと思うほどに、ファンファーレでなんとか生き返った、これが本当に好きなんだから競馬が

スタートした、僕はアートシンクロとライナーマサシのワイドと複勝だ、美駒さんはアートシンクロの単複、俗に言う頑張れ馬券だ。

直線に向かうどっちも前で粘れそうだと思ったら「粘れや〜行けやコラァァ!」いつも通りだいや違う、横に美駒さんがいるから声が出る

結果的にアートシンクロが勝って、ライナーマサシが3着どちらも来たのだ、これは本当にすごいどちらも来るとは

「やった〜!ありがとうケン!」急にグイッと来た、距離感ちかっ凄い縮め方だな

「どっちも来ましたね、結構つくんじゃないですか?」

結果的には自分が2万円プラス、美駒さんが1万円勝っていた、

「LINEの交換しません?もう友達でしょう」

美駒さんが言う、まさか友達というワードが出るとはウキウキで言った

「良いですよ、交換しましょう〜」

交換するとアイコンはキセキである渋っ、あの時代では確かに名脇役としてよかったけど…

そんなことを考えてると、突然美駒さんが言った、

「明日もこの場所で会おうよ!ケン!」

明日も会えるのか、今日もまたまだ始まったばっかりだ、明日もまた来ようそう思う土曜日だった。

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