表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

健康・メンタルの鍛練編

「プロ」としてあるべき姿を「黒爪さん」から反面教師にした

作者: 中将

◇なぜ、彼女の爪は長いのか?



 先日、僕のスマートフォンに問題が生じたので某電話会社の店舗に出向きました。 

 その時に対応してくれた女性定員についての話です。

 

 僕がスマートフォンについて2,3問題点と聞きたいことがあり、ネットで調べても分からないために実店舗に向かいました。


 そこで対応してくださったのが「黒爪さん」でした。


 驚くべきことに彼女は3センチ以上の黒いゴテゴテとした付け爪を両手10本の指に付けていました。

 彼氏がそういう爪が趣味なのか、本人の趣味なのかは分かりませんが、僕の抱えている課題が解決すれば問題ないと思っていました。


 ところが、黒爪さんはタブレット端末の操作に支障をきたしていました。

 長い爪が当たって上手いこと操作できていないみたいなんですよね。

 何かしらのパスワードを他の定員にやってもらったり、僕のスマートフォンに爪が当たって画面傷つきそうになっていたり……。


 ここまでくるとこの爪がどう見ても同僚や店長はなぜこの子の爪を容認しているのか……そこもまた理解に苦しむ感じがしました。


 もしかすると、この付け爪をつけて働くことを容認しないと働いてくれないのかな? とか思いました。

 それだけ人手不足が深刻の余波がここまで来ているのかねぇ?


 結局その日はシステムの問題上課題は解決することなく、後日ようやく解決しました……。


 

◇一番不満だったこと



 先述しましたが、僕が問題が解決すれば姿かたちがは関係ないと思っているのですが、それにしても「あんまり」だと思いました。


 黒爪さん本人にはサービス料は払わなかったものの、その電話会社と僕との間には継続的に契約を続けておりサービスを受ける正当な権利があります。


 その長い爪でお客さんのスマートフォンの画面を傷つけたり、思わず取り落としてしまったりして損害を被る日も近いのではないかと思います。


 僕自身は損害は受けませんでしたが「時間ロス」というものは間違いなくあったのでサービスとしては不満が残りました。



 また黒爪さんはマスクをしていたために顔はよく分からなかったのですが、

そんなに似合っている感じもしませんでした。


 繰り返しになりますが、僕は爪の長さ如何で人物を判断しようとは思っていません。

 ただ、操作の緩慢さを考えると少なくとも仕事中は付け爪をつける必要性は感じませんでした。


(ちなみにエッセイでは饒舌ですが現地では黙って聞いており、クレームなどは一切言っておりません)



◇プロとしてあるべき姿とは?



 プロとしてはやはり「普通の一般人にはないスキル」を持ち合わせていると思うんです。

 僕は店舗に行けばスピーディーに解決してくれるものだと思っていました。


 しかし、実際は2時間ぐらい時間を取られた上に後日解決。

 これらは爪の長さとは直接関係ないものの黒爪さんを採用しているような人材難を考えると効率をもっと上げられた可能性はあります。

 少なくとも店舗に行った日の僕の拘束時間は減少した可能性はあるように感じました。

 拘束時間のほとんどは待ち時間でしたからね。



 こうなるとプロとしてあるべき姿とは? という事を考察していきたいと思います。

 個人的に思う「プロの像」というのはプロとしての見識、精度、問題解決能力これらを持ち合わせていると共に、雰囲気や風格といった無形のものも必要であるように思えます。


 今後の社会において正社員や個人事業主として活躍するためにはある種の「プロ」になっていく必要があると思っています。


 一般的にプロと言うとスポーツ選手のように思えますが、ある種の「専門家」としてお金をもらっている以上は僕の中では「プロ」であると考えています。


 それを満たすことが出来ない「アマチュア」では正直非正規雇用のままでもやむを得ないでしょう。

 そして給料も上がらない生活が苦しい――やはり何かしらの形で「プロである」と外に対して胸を張って言えるだけの技を身につける必要があると思います。


 後は「責任感」ですね。“これをミスしてしまえばお客様に迷惑がかかる”と言う意識が大切になります。“ミスしても誰かが尻ぬぐいしてくれる”と思うといつまでたっても上のステップに行けません。



◇「プロ」になるためには?



 では逆に言うと、先ほど申し上げた「プロとしての能力」を身につけるためにはどうしたらいいのか? 


 というと、「やりたい職業と身に付けたいスキルによる」という事に尽きると思います。


 正直なところ誰にも適用できるような万能な方法はないでしょう。


 敢えて言うのであれば好きなことが仕事になることが理想なので、「好きなことが仕事になる方法」を考えてみると良いと思います。


 仮に興味がイマイチだけど自分能力に合致していることだな……と思ったらとりあえず知識だけを入れておくだけでも十分役に立ちます。

 (僕がこのタイプですが)


 また「プロ」として生きるためには「特技を伸ばし弱点を克服する」ことが大事だと思います。

 僕はちなみに速さがウリで精度に課題なわけですが……。

 (つまりはノーコンピッチャー)


 こういう話の際に必ず僕が話題にしているのは『自己分析』です。


 何がしたいのか? 何が向いているのか? 逆に何が向いていないのか? どういう人間になりたいのか? やりたい仕事の中で生かせる特技と補わなければいけない能力は何か?


 これを逐一考えていき、(できれば手で書いて可視化した方が良いです)

 長所を伸ばして短所を補う必要があると思います。


 学生の皆さんは将来どう言う「プロの姿」でいたいのか? そのためにはどういうスキルが必要なのかそういったことを考えて日々過ごしていただきたいと思います。


 ということで今後もこの生きにくい社会で頑張っていきましょう!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ