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異世界帰りの町おこし  作者: 残業200時間
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王子様に敬礼!!

ノー残業デーっていう制度自体、そもそもおかしくないか?

 駅前開発って難しい




 「理想はサッカー以外に、バスケやバレー等の国際大会が開催できるアリーナ。できればそこでミュージシャンのコンサートも開催したい」


 「思ったよりも真っ当な理想だな。他にはないのか?」


 「後は多目的ホールが複数ある、複合施設かな」


 「それはどういった目的があるのかな?」


 「多目的だから色々よ。例えば、アリーナ規模程ではないけど、コンサートや講演会、後はざっくりとイベント関連で使用できればいいかな。それこそ、アニメや漫画関連のイベントは定期的に開催したい」


 まぁ、既に似たような施設は国内に存在するのだけれど、やはりこういった利便性の高い施設は必須だ。


 なんなら、eスポーツやカードゲームの大会でも使用したいし。


 「要は多目的施設だな。複合というからには、何と併設するつもりだ?」


 「そこはまだ未定だけど、ベタにホテルとかショッピングモールになるかな」


 「できれば、アリーナと複合施設も繋げたいんだよね。例えば、アリーナで試合をする選手や関係者は複合施設にあるホテルに宿泊してもらいたいし。ぶっちゃけ、試合会場と宿泊施設間の移動は短いほうがいいでしょ」


 本当は、その移動中に街並みを見てもらいたいのだけれど、そこはあくまで選手ファースト、またはアーティストファーストを優先させたい。


 勿論、彼らが別の宿泊施設を希望したら、その限りではないけど。


 「つまり、それなりの仕様の宿泊施設になるわけだな」


 「イエス。で、更に理想を言えば、アリーナと宿泊施設を繋ぐ専用の通路とか設けたいよね」


 「選手、アーティスト、その関係者専用の安心安全なVIPルートをさ」


 「それは悪くないな。彼らが利用したいと思う施設でなければ意味がない。当然、私らも利用できるんだろうな?」


 「勿論。王子たちのようなVIP客対応のルートや部屋も用意するよ。ただ、空港も設立されるからそっちにもホテルは建設するつもり。だから少し離れてしまうけど、サッカーの観戦とかした後にこっちのホテルを利用するのも全然問題ない」


 「それはありがたいな。意外とスタジアムと宿泊施設が離れているケースは多い。できれば、スタジアムからホテル、もとい複合施設と繋がっているVIP専用のルートもあると尚良いな」


 「それはアリだね。衆目に晒される事なく安全に移動できる事もウリにしたいからね」


 「だけど、根本的な問題が1つあるんだよね...」



 

 「もしかしなくても、交通手段が関係しているのか?」


 「大正解。知ってるとは思うけど、現状では交通手段が車と電車だけなんだよ。しかも電車の本数も少ない」


 「やはりな。だが、そうなると答えは1つだろう」


 「そうなんだよね。空港はともかく、首都の東京とのアクセスを万全にしなくてはならない」


 「しかも、現時点で新幹線はこちらの方面に開通していないからね」


 「ならば、作るしかないだろう。それにどうせ作るなら、新幹線ではなくリニアにするべきだな」


 簡単に言ってくれるよ、全く...


 「時間も資金もバカにならないよ?」


 「確かに、その規模となると私のポケットマネーだけでどうこうという話ではないな。だが、声を掛ければそれなりに資金も業者も集まるだろう」


 「マジ?」


 「大マジだ。乗り掛かったというか、既に乗った船だ。やるならとことんやろう」


 何この人?ただでさえイケメンなのに、そんなのを軽く超越してるんですけど。


 「勿論、すんなりと話は進まないだろう。国や多方面からの許可や協力が欠かせないからな」


 「富田には悪いが、また彼の協力も必要になってくるだろう」


 下手すると、この案件が一番彼にとって負担になるかもな...空港設立にも多少なりとも絡んでるし...


 そこはベルに全力でサポートしてもらう他あるまい。


 

 「だが、それなりの見返りは必要だがな」


 あ、やっぱりそうなりますよね。


 「まず、空港と複合施設のホテルには私専用の部屋を用意してもらうとしよう」


 まぁ、それくらい構わないだろう。そもそも、それらの施設の建設費用も多少なりとも王子に出資してもらうわけだし。


 「了解。それくらいお安い御用だ。勿論、試合やイベントもフリーパスで通れるようにしよう」


 「当然だな。だがそれだけでは足りないな」


 ん〜嫌な予感しかしない...


 「そもそも私は世界中を飛び回っているが、飛行機での移動が好きなわけではない。それに時間も勿体ないしな」


 あぁ、そういうことね。


 「OK。あくまで状況次第にはなるけど、町に王子が訪れる際は極力、俺やレヴィが送り迎えするとしよう」


 「それは助かる。時間は有限だからな。そもそも、飛行機での移動はリスクもそれなりにあるのでな」


 確かにね。どこかの飲料水の会社も、製造法を知っている社長だか副社長は同じ飛行機には乗らないという都市伝説もあるし。


 「こちらこそ大助かりだよ。と言っても、また追加で施設を増設する可能性もあるし、肝心な施設の詳細は詰めれてないから、これからもお力添えを頼むよ」


 「任された。どのみち、リニアを走らせる時点で他の事業より遅れるだろうしな。とはいえ、この件も早めに詰めて軌道に乗らせなくてはな」


 「そうだね。他にも大型施設は多数あるけど、これは規模が違うからね。富田会長や町長らにも今日中に報告して、会議でも開くとするよ」


 「頼んだぞ。だが、他の協力者への連絡も怠るなよ?」


 「彼らなら更に有用なアイデアが得られそうだ」


 「当然。それに資金面でも協力を得られそうだしね」


 

 そもそも、世界中の人間がアクセスしやすい街にしたいからね。


 更に多くの意見やアイデアは必須だ。


 多様化の時代でもあるし。


 てか、今更だけどそれらの施設の維持費は大丈夫だろうか...


 

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