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自殺志願者は、今日も生きる  作者: SUSHIが食べたい
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第一話

主人公の名前が全然思いつかずなんじゃこれ。

ってなりましたが、どうか許してください。

タイトルで 自殺 と出してしまっても良いものか

悩みましたが、別に内容は全然鬱じゃないので

そのままにしました。




「ミーンミンミンミン」


俺は帰宅途中だった。

さっきからやたらと蝉がうるさい。

まだ七月なのに、、、七月と言うとそろそろ夏休みか

ぼーっとそんなことを考えながら歩いていると横断歩道に着いた。

いや、だからなんだよ。と思う人が多かろう。

そして、彼は横断歩道を渡る。

例え、信号が止まれと言おうが、右から大型トラックが突っ込んで来ようが、、、


キキーッ!!


と、車のブレーキ音と同時に


ぐいっ!!


と、思いっきり後ろに引っ張られた。

トラックは目の前を通り過ぎ一度減速した後、再び走り出しそのまま去っていった。


「ねぇ!今、君また死のうとしたでしょ!」


俺はこの声を知っている。後ろを振り向くと、


「なんだ。また、お前か。」


俺の記憶は、正しかったらしい。


「何回言ったら分かるわけ!?毎度毎度 もうやめてね。ってゆっているでしょう?」


「なら俺も言わせてもらうが、毎度毎度 俺の勝手だろ。ってゆっているだろうが。」


「何よ!」


「何だよ。」


お互い気づいてなかったのか、いつの間にか顔が近づいてた。

互いにハッと気づく。

互いに顔を染める。

互いに顔を背く

とんだ茶番だ、傍から見れば夫婦喧嘩にしか見えない。

周りには、彼女の友達らしき人が二人いる。


「ほら。もう分かったから行けよ。」


「また、やるつもりでしょ。」


むっ。とこっち見つめてくる。まだ、少し顔が赤いのは暑いからか、、、それともまださっきのが残っているだけか、、、。

少し見つめ合う。別段、恥ずかしくなったわけではないのが!目を逸らし、


「ハイハイ、モウシマセン。」


「ホントにぃ〜?」


「ホントホント。」


友達を待たせていることに気づいたのか、彼女は友達の元へ向かい少しこちらをチラッと見て去っていった。


「はぁ、、、」


思わず、声に出てしまった。


「ラクになるのも簡単じゃないな、、、」


俺は世に言う 自殺志願者 かといって無理やりにでも死のうとしているわけじゃない

自分が死のうと思った時に死のうとしている。

だが、もうわざとだろと自分でも思うくらい運悪く止められてしまう。止めてくるのはただ1人。

あの女、来夢?とか言うらしい。


脳内で適当な説明をしていると自宅に着いた。


外観は、色が主に茶色 壁にはヒビが入っていてどの角度から見てもボロアパートというであろう。

ギシギシと音のなる階段を上がり一番奥の408号室に向かう。


ガチャッ


なかなか入らない鍵穴に今日はスっと入る。

扉を開けると、家にいつもいるはずの母親がいない。

買い物にでも行っているのだろうか、現時刻は7時半

我が家ではこの時間には、母親が料理作って待っているのだが

荷物を部屋の隅に置き、心配になったので携帯をポケットから

取り出した。

知らない番号から電話が何件かかかってきている

52-0110?なんだろう…少々嫌な予感がしてかけるのをためらっていた。

すると…


プルルルルルル


同じ番号からかかってきた。

慌てて咄嗟に出る。


「もし…もし」


「あ、すいません。戸渡 此岸さんでしょうか。」


「は…はい…。」


一体なんだろうか、、、素直に答えてよかったのだろうか。

そう思っていた矢先


「こちら○○県警の者です。」


「ケ…ケイサツ!?」


まさかの警察だった。



良い点をあげてもらうより悪かった所を言ってもらうとこちらとしては、大変助かりますのでどちら共々コメントして頂けると嬉しいです。

連載となっていますが、不定期ですので気が向いた時に来てください。

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