表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/47

増尾にやられる宅間

俺、宅間はるき、プールの授業終わって、更衣室で制服に着替えた。

宇佐美は結局戻ってこなかったけど、

保健室で鼻血止まってるのかな?

まあどうでもいいや。

プールのあとってなんか気持ちいいよなあ、

体が軽くて、髪がまだ湿ってて、

制服のシャツがちょっとひんやりして、

次の授業うたた寝したいなあ……って思いながら、

さっさと着替えて教室に戻ろうとした。そしたらグラウンドからまた「キャー!!」って叫び声。


怪物出現だ、くそー!!

一番気持ちいいタイミングで!!

俺、増尾、ミッチー、沢田の4人で

教室飛び出してグラウンドへダッシュ。

今日はプールから直でグラウンドに行ったから、

階段駆け下りる必要なくてよかった!

息切れせずに済むぜ!!4人でキラキラ光って変身!

ノースリーブ夏用魔法少年衣装にチェンジ。

俺の脇ツルツル、沢田の左脇ツルツル+右ナチュラル、

増尾とミッチーも今は脇ツルツル。

早速攻撃開始!

ピンク、緑、青、白のクアッドビームがバンバン当たって、

怪物が「グオオ……!」ってよろめく。

すげえ、4人だと本当に楽勝じゃん!!……と思ったら、

途中で増尾の緑衝撃波が、

俺に直撃!!


「うぎゃあ〜!!」

って叫んで地面に転がった。

体がビリビリする!!

電気が走ったみたいに痺れて、

一瞬視界が白くなった。

なんてことしてくれてんだ増尾!!増尾が慌てて

「わりい宅間! マジでゴメン!!」

って叫びながら、

怪物に残りの衝撃波を叩き込んで、

怪物が煙になって消えた。


……撃破。

ミッチーが駆け寄ってきて、

「宅間くん! 大丈夫!?」

って俺の腕掴んで立ち上がらせてくれた。

ミッチーの手、優しくて温かくて、

ちょっと癒された……。増尾が

「ゴメンゴメン! マジでゴメン!!」

って本気で謝ってるから、

俺、痺れが引いてきて

「ああ……大丈夫……」

って仕方なく許した。

でも沢田がメガネをクイッて直して、

「誤って仲間に攻撃を当てるのは問題だ。

放課後に作戦会議をしたい。いいかい。」

って冷静に言ってきた。

増尾が

「ああ、そうだな。この前の喫茶店行こうぜ」

って即答。

ミッチーも

「うん……宅間くんのためにも、ちゃんと話し合おう」

って頷いて、

放課後の作戦会議の予定が決まった。俺、地面に座ったまま、

体がまだビリビリしてるのに、

「増尾……次はちゃんと狙えよ……」

ってボソッと言ったら、

増尾が

「わかってるって! マジで反省してる!!」

って頭下げてる。

クラスメイトたちが

「魔法少年たちすげえ!!」

「でも宅間くん、味方ビーム食らってたよ……?」

ってざわついてる中、

俺は心の中で

「俺のツルツル努力が、味方ビームで台無し……」

ってため息ついた。


魔法少年チーム、

強くなったけど、

仲間内の事故が起きちゃった。放課後、喫茶店で作戦会議だ。


ちゃんとフォーメーション決めなきゃな……。

でも、

あの喫茶店はちょっと楽しみ。


次回をお楽しみに!


毎日朝8:00新エピソード投稿。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ