バケモノ再び襲来!
毎日1話新エピソード投稿。
俺、宅間はるき!
チーズケーキ大好きな普通の高校1年生さ!
バケモノの再来は思ったよりも早かった。
次の日、普通に学校行って、授業受けて、体育の時間になった。
今日はグラウンドで持久走の準備運動。
全員で整列して腕回したり、屈伸したりしてると、突然、空気が重くなった気がした。
地面が微かに揺れて、
遠くから
「グオオオオ……!」
って低いうなり声が聞こえてきた。
次の瞬間、グラウンドの端っこから、
昨日と同じ黒い影のバケモノがドドドッと現れた!!
デカさは昨日よりちょっと増してる気がする。
赤い目がギラギラ光って、長い腕をブンブン振り回しながら突進してくる。
女子たちが
「キャー!!」
「何あれ!?」
「逃げてー!!」
って悲鳴上げて、散り散りになって逃げる。
男子たちは、
ビビりの奴らは即逃げてるけど、
アホな男子たちは
「来いオラ!!」
「なんだよそれ!!」
ファイティングポーズ決めて威勢張ってる。
クラス中がカオス状態。
俺、増尾、ミッチーは、ドキドキしながらも
自然と最前列に立ってた。
心臓バクバクだけど、
「よし……、来い!」
って3人で並んで戦闘態勢。
昨日と同じ感覚が体に湧いてきて、
「またやるのか……!」
って覚悟決めた瞬間
――キラキラキラァァァ!!
俺らの体がまた光りだした!!
制服がシュルシュル変わって、
胸元開いたフリル半袖、
ふわっとミニスカート、魔法の杖!
魔法少女変身、2回目!!
周りのクラスメイトが一瞬静まり返って、
男子たちが
「うおー!!何あれ!!」
「宅間たち魔法少女!?」
「マジかよ似合ってねえ!!」
女子たちが
「え、宅間くん……!?」
「百崎くん可愛い!!」
「増尾くん……、その格好は……」
って大混乱。
俺のミニスカート姿に男子が
「宅間、何だそれ!!」
って野次飛ばしてくるし、
増尾の魔法少女には
「うわ、ブスい!!」
って笑い声上がってるし。
ミッチーは相変わらず似合ってて、
「や、やるぞ……!」
って杖構えながら顔赤くしてる。
バケモノが俺らに向かって突っ込んできた!
よし、行くぞ!
俺、杖を構えて
「うりゃあああ!!」
って杖からピンクのビームを発射!
増尾も緑の衝撃波を出して、
ミッチーも青い光の矢を連射!!
バケモノにバシバシ当たるけど、
昨日より硬い! しぶとい!!
ビーム食らってもよろめくだけで、
すぐに反撃の腕を振り上げてくる。
俺ら3人、必死に避けながら撃ちまくるけど、
だんだん息が上がってきて……、
バケモノの赤い目が、俺らをガン見しながら
「グオオ……!」
って笑ってるみたいで、
マジでヤバい……!
クラスメイトたちは遠くから
「がんばれー!!」
「増尾ー!宅間ー!百崎ー!いけー!」
「もっとガンガン撃てー!」
って応援してくれてるけど、
俺の頭の中に
「クラス全員に俺のフリフリミニスカート姿が見られてる……。
もう学校来られない……」
って絶望がチラつく。
でも、逃げたら終わりだ。
3人でなんとか持ちこたえなきゃ……!
次回をお楽しみに!




