表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/19

瘴気に冒されるミッチー

俺、宅間はるき、窓から顔突き出してスーハースーハー外の空気吸いまくってる最中、

振り返ってミッチーに叫んだ。

「ミッチー! お前も早く清浄な空気吸え! 死ぬぞ!!」

って、手招き全力でしてる。

窓枠に両手ついて、

「こっちこっち! 早く!!」

みたいなジェスチャー。

このままじゃミッチーの肺が毒ガスで腐っちゃうだろ!!ミッチーはまだ棒立ちのまま、

顔真っ白で、

「大丈夫だよ、そんな……大袈裟な……」

って小さな声で呟いてる。


大袈裟じゃねえよ!!

お前の顔、今完全に「魂半分抜けた」状態じゃん!!

そばかすすら薄く見えるレベルで血の気引いてるぞ!!

早く来いよ!!俺、増尾の方を指差して、

「増尾のせいだぞ!! お前の瘴気でミッチーの頭がパーになった!!」

って責め立てたら、

増尾はベッドの上でまだ笑い堪えながら、

「しょうがねえじゃん! 出ちゃったんだから!」

って開き直り。

しかもミッチーの肩をポンッて叩いて、

「なあミッチー!」

って同意求めてる。

……おい、肩触んなよ今!!

瘴気移染するだろ!!「出ちゃった」なんてもんじゃないだろ!!

あんなパァン!!って銃声みたいな音、

わざと尻の穴を椅子の座面にギュッと押し付けて、

思いっきり腹に力入れて出さないと出ねえよ!!

自然発生じゃねえ!!

完全に意図的爆音放屁だろ!!

増尾、お前絶対ニヤニヤしながら尻の穴締めてたろ!!


でもミッチーは、

そんな増尾の肩ポンに反応して、

「うん……我慢したら病気になっちゃうよ……」

って、なんか優しく諭すみたいな顔で言ってる。

……お前、今自分が被害者だって気づいてるか!?

増尾の放屁を「我慢したら病気」ってフォローすんなよ!!

俺のほうがもう病気になりそうだわ!!

心の病気に!!

このシュールすぎる友情に耐えきれねえ!!俺、外の空気吸いながら、

「ミッチー、マジで来い!! 俺が守るから!!」

って叫んでるけど、

ミッチーはまだ微動だにせず、

増尾は「ははははは!ミッチー優しすぎ!」

ってまた笑い出してる。

この部屋、もうカオスすぎて宿題どころじゃない……。


次回をお楽しみに!

毎日朝8:00新エピソード投稿。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ