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占いのよく当たるある喫茶店にて

あなたの黒歴史、やり直してみませんか?

「じゃあ、ちーちゃん、きょうからじんにーのおよめさんになるんだね!」
 従兄妹で5歳年下の女の子八犬智恵ちゃんは、両親を不慮の事故で亡くしたため、父親の兄にあたるウチに引き取られることになった。
 その発言を認められないオレの2歳年下の弟は大層ご立腹だ。
「とにかく、ともちゃんはかぞくでぼくのいもうとだよ!にいちゃんのおよめさんじゃないよ!」
 そう、彼女はともちゃんであって、ちーちゃんではない。
 …ないのだが、彼女の父親がすこぶる溺愛した結果、何故か呼び名がちーちゃんで定着してしまったようなのだ。
 でもこれがあんなことになる原因になるだなんて、この時は誰も想像しなかったんだ。
 そして火事のあった日、ともちゃんだけが行方不明になったんだ。
 オレの父親も休日返上であちこち探し回ったが、行方は杳として知れなかった。
 父親は会社を辞め、喫茶店を開くことにした。
「前からやってみたいと思ってたんだ」
 と、少し疲れた笑顔でオレ達に微笑んだが、ともちゃんの情報が少しでも集まるかも、という淡い期待を抱いているのは容易に想像できた。
 そんな時、「ここで働かせてくださいまし」と「黒野墨子」と名乗る女性がやってきた。
 履歴書には20歳とあったが、見た目はどう見ても小学生の低学年。
 まさに合法ロリとでも言うのだろうか、ホントに存在するとは思わなかった、これでオレと同い年とは…。
 
 墨子さんにウチの事情を話してみたところ、それでしたら、と、よく当たる占いのやり方を教えてくれた。
 この占いは本当にすごくて、あっという間に評判になり、様々な人が良く当たる占いを求めて来店するようになった。
 これならともちゃんもすぐに見つかるかもしれない、そう思って3年経ったが成果はなかった。
 そんなある日、2人の女子高生が運命の相手を教えて欲しいと来店してきて…
 2人の女子高生の他にも、占いの結果に因縁を付けに来た男、押し込み強盗、更には月の女神月詠さまや本物のかぐや姫、そしてその原作者などが登場します。
 これは、黒歴史をやり直させる側の物語。
 
 本作品は登場人物、土地、時代諸々すべてフィクションであり、作者の妄想と若干のパロディにて構成されておりますことをご理解の上、この物語の世界をお楽しみください。
 それではやり直しをさせる側の物語の世界に『いってらっしゃい』!
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