CR7話 華奈日記
とりあえず凛花は家に帰る。
凛花[ 華奈のやつ、大丈夫かなー? ]
本来であればもう少しパチンコを
打っていてもよかったのだが、
妹の事が気になり、早く帰る事にしたのだった。
そして、家に着く。
いろいろと心配な事があるが。。。
よし、いこう!
時刻は11時20分
ガチャリ。
凛花[ ただいまー!華奈ー、帰ったぞー? ]
凛花がそういうと。。
華奈[ あ、お兄ちゃん、おかえりー!!
帰るの早かったのねー。
もうお祝いは終わったのー? ]
いつもの平常心な妹で迎え入れてくれた。
それをみてホッとする兄である。
凛花[ あ、あー、かなり早いがもう終わったから
お兄ちゃんは帰ってきたんだ。 ]
華奈 [ へー、そうだったんだー。 ]
凛花[と、とりあえずこれから
お昼でも食べようかな。
何かお昼はあるかー? ]
華奈[んー、特にないんじゃないー。
お兄ちゃんがこんなに早く帰ってくると
思わなかったし。 ]
凛花[あー、ごめんよー。急に用事が
入ったみたいで終わっちゃってね。
お兄ちゃんも華奈の事が少し気になったから
帰ってきたんだ。。 ]
華奈[私の事ー?大丈夫だよー。あの時はちょっと
取り乱しちゃっただけだから。
気にしなくていいよ。
それより、こんなに早く帰ってくるなら
午後からお出かけできるじゃん!!
今からでも買い物行かない? ]
あの取り乱し方はちょっとなのだろうかと
思ってしまう凛花であった。
凛花[ あー。 もちろんいいよ!!
お兄ちゃんも今日は予定がなくなって
やる事がなくて暇してたんだー!
なら、これから一緒に行くかー]
とりあえず今はいつもの妹だったので
それで何よりな兄である。
華奈[わーい、やったー!それじゃ今から用意して
くるからね!待っててー! ]
そう言って華奈は二階へと上がっていった。
華奈[お待たせー、華奈、準備万端であります]
凛花[ おー、こっちもとっくにできてるよー ]
準備できた華奈と一緒に
買い物に繰り出す兄、凛花であった。
……………………………………………………………
時刻13時05分。
妹の華奈と歩いて仲良く買い物に向かう凛花。
ご機嫌な妹で良かったとホッとする兄。
しかし、あの朝のは何だったんだろう。
あんな華奈は初めて見た。
そう思う凛花。
華奈[お兄ちゃんは、何買いに行くのー?
私はねー、服とかバッグでも
見ようかと思ってるのー? ]
凛花[へぇ、そうなんだ。こっちはバイトで
必要になりそうなものを見て買うかな]
華奈[ 今は何買う事が決まってるのー? ]
凛花[とりあえず、メモ帳とペンと
後は動きやすい靴かなー。
いやー、ホール内って広いからさー
結構歩くから靴がすぐ壊れそうになるから
仕事用の靴を買っとこうかと思ってね。]
華奈[あれ?お兄ちゃんの居酒屋ってそんなに
大きいのー?凄いー!!何で名前の店ー?]
ハ!!!!しまった!!!
兄、凛花、やらかしてしまった。
つい、パチンコのバイトの事を
思ってしまいホール内と言ってしまった。。
凛花[あー、いやー、そうなんだよー、
かなり大きくてねー。だからお兄ちゃんも
結構大変なんだよね。。まだ恥ずかしいから
まだ名前は絶対に教えないよ!!
そのうち、立派に働けるようになったら
名前を教えてあげるよ!! ]
華奈[わぁ、約束だよー♩
かな、お兄ちゃんが働いてる所、
早く見たいなって思ってるからね!
楽しみにしてるからね!! ]
凄いキラキラした目で妹に見られる兄である。
凄い、騙してる事に申し訳なさがささる。
華奈[けど、居酒屋も店内の事を
ホール内っていうんだね。
なんか、ホールって聞くと結婚式場とか
パチンコ屋とかそう言った大きい店を
想像しちゃうなー。 ]
凛花[そ、そうだねー。パチンコ屋とか
大きいお店でもホールって言ってるねー ]
とりあえず話を合わせておく。
そして、次からは居酒屋としての
バイトの内容をできるだけ話していかないと
行けないな。。
そんな話をしながら約20分
自分の働いてるパチンコ店[444]
の前を通ろうとしていた。
とりあえず、兄はこの話題が一切出ないように
何か別の話題を考えた。
華奈[ここのパチンコ店って、昔からあるけど
よく潰れてないよねー?賑わってんのかな? ]
早速触れられてきた!!
凛花[え、あ、さぁ、どうだろうー、
所で、華奈ちゃんはパチンコ屋とかは
興味あったりするのー? ]
一応、興味を持ったついでに聞いてみる事にした。
華奈[えぇ?まさかぁ!パチンコ店なんて
クズの集まるお店だよー?
そんな所に興味あるわけないじゃん
もう、お兄ちゃんったらー、急にそんな事
言い出したらダメだよー。 ]
凛花[アハ、アハハハハ、そうだよねー。。
まあ、華奈ちゃんはパチンコなんて
一切打たないだろうからいいんだけど
中には凄い打っている人とかもいるから
絶対に華奈は中に入ったらダメだから!!
お兄ちゃんとの約束だよ? ]
華奈「 うん、もちろんだよ!!
お兄ちゃんも悪い大学生の先輩とか
バイトの先輩に誘われても行ったらダメだから。
あと、お互いに今後は隠し事とかは
一切しないようにしようねー。
華奈との約束だよー? ]
凛花[も、もちろんだよー。お兄ちゃんも
そんな所には行かないからね!
それに隠し事も一切しないから大丈夫だよ。 ]
とんでもない約束を笑顔の妹としてしまう兄。
今度からはこっそりとバイトに出るようにしよう。
そんな約束をしてしまい、
後悔してる凛花であった。。
13時40分頃。
そして、デパートに着いたのである。
華奈[わぁー、やっと着いたー!!
ねぇ、どこから行くー? ]
着いたので凄いご機嫌な華奈。
凛花[どこでもいいよー。
華奈の好きな所から行こうかー]
そう言って買い物を楽しむことにした。
まずは華奈の見たがってた服屋に来た。
そして買い物中。。
楽しい雰囲気が2人を包む。。
華奈[ これ、似合うかなー? ]
凛花[おー、すごくよく似合ってるよー!]
華奈[えへへー、ありがとうー!
なら、この服買うねー]
凛花[おいおいー、そんなあっさり買っても
いいのかー?もっと選ばないとー?]
華奈[ えへへー、いいのいいのー♩ ]
そしてレジへと向かっていく華奈であった。
そして、それを服屋の外で待っていると
プルルルルル
電話が入ってきた。
相手は知らない番号だった。
ガチャ。
凛花[ はい、もしもし。 ]
???[フッフッフ!貴様がファーストだな!]
凛花[ な、、お前は!?
。。。って何下らない事言ってるんですか。
香恋先輩ー? ]
香恋「テヘ。バレたかー笑笑いやー、
ごめんごめんー。あー、って言うか
何で、私に何も言わずにすぐに帰っちゃうのさ。
んもー、キリンが居なくなったから
激アツが何も来なくなって、気がついたら
2万も負けてるんだぞーー!
どうしてくれるのよー!! ]
凛花[いやー、だって香恋先輩に言うと
帰らせてもらえないかと思ってしまって。
まあ、そこはすみませんでした。。
んで、何のようですかー? ]
香恋[いやー、今何してるのかなーって思ってさ
いやー、アオリもあの後に、
私も帰るって帰っちゃったから休憩で
こよみんと今は2人で飯なうぜよ!!
んで、アオリにキリンの電話番号と
RINEを教えてもらったから今電話してる所!]
凛花[今は妹と買い物中ですよー。
服買ってるのを外で待ってます!
と言うか、あんまり負けが酷くなる前に
早く帰った方がいいですよー? ]
香恋[だめよ!!そんな事したら私のために
頑張ってくれた2人のお札たちは
どうなるって言うの?
私のために消えていった我妻由乃とユッキーを
この私の世界に連れ戻すのよ!! ]
凛花[いや、誰ですがその2人は。諭吉に変な
名前つけないであげてください。。
あ、そうだ。香恋さんー、
僕って明日、何時に行けばいいですかー? ]
一応仕事の事を伺っておく。
香恋[あら、キリンったら、もう私の所に
戻りたくなったの?しょうがないわねー。
いつでも待ってるわ。]
凛花[はいはい。そう言う冗談はいいですからー。
早く教えてくださいー。
でないと会計終わった妹が来ちゃうんで ]
香恋「んもぅ、冷たいんだからー。
今の私はいつも以上に心がボロボロなのよー。
だから私を慰めてキリンー。。
とりあえず、明日はこの前と同じ3時半までに
来てくれたらいいからねー!! ]
凛花[あー、了解しました!
わざわざ電話してくださって
ありがとうございましたー。それでは失礼]
香恋[あー、待って待ってー。
もうちょっとキリンの喘ぎ声聞かせてよー。
あ、妹ちゃんはあれから機嫌治ったの?]
凛花[ 喘ぎませんって。。全くー。。
ええ、妹はすっかり機嫌は良くなりましたよ。
今は楽しくお買い物です。]
香恋[何だー、それは良かったわー。
いやー、まさかあんなにブラコンな
妹ちゃんがいるとは思わなくて驚いちゃったよー。
んもー、モテモテなんだからー。
いくら可愛い妹だからって一線超えちゃダメよ。]
凛花[全くー、妹とは別にそう言う関係では
ありませんよー。それに、多分華奈には
彼氏いると思うんで。。 ]
香恋[えぇ、絶対いないわよー。
本人に聞いたりしたのー?
それにいたらお兄ちゃん好き好き言ってないって。
カレンお姉さんも、一緒に3人で
イチャイチャしたいよー。。 ]
凛花[聞かなくても分かりますよー。
妹は学校じゃアイドルみたいにモテてるんで
いると思いますよー。
それに別にお兄ちゃん好き好き言われた事
ないですよー?むしろわがままで
肩揉んでーとかジュースとってーとか
そんなのばっかりですよー? ]
香恋[へぇー、でもでもー]
こよみ[ちょっとねぇさんー、俺にも
凛と会話させてくださいよー]
香恋[あー、もうこよみんはそこで
ラーメンでも食ってなさいよ!!
と言うかまだこよみんは5千しか負けてないから
いいじゃないのよー!!私はその4倍なのよー]
何だろう。。なぜかケータイの向こうで
言い合ってる声がするのが聞こえる。。。
その時だった。
華奈[お兄ちゃんー、買い物終わったよー?
んー?電話ー? ]
華奈が会計が終わってきたのである。
凛花[あ、すみません、ちょっと妹が来たので
また明日です。。]
香恋[ あ!!キリ!]
急いで電話を切る凛花。
凛花[あー、会計終わったのねー。
いい服が買えて良かったねー。
それじゃ次はどこ行こうかー? ]
華奈[うーん、次はバックでも見ようと
思ったんだけど今のお電話は誰ー? ]
電話の相手を気にする華奈。
凛花[あ、あー、バイトの上司だよ。。
普通に仕事の話しかしてないから
大丈夫だよー。。明日のことのお話を
ちょっとしてただけだからー。]
華奈[なーんだ。。そうなのかー。
わかったよー。なら、お兄ちゃん、
私の買い物品持ってー。 ]
興味が無くなったのか、また次の買い物先へと
喜びながら移動する華奈と兄であった。
そう言ってそそくさと
自分の靴や小さな小道具を揃えに行った凛花。
華奈[んもー、お兄ちゃんったら。
変な事聞いてきたりして ]
とりあえず買い物を済ませる兄。。
凛花[ いやー、ちょっとストレートに
聞きすぎたな。というか、
俺、よく考えたらあんまり妹の事、
知らないんだなー。。 ]
そう改めて考える兄であった。
そして自分の買い物が終わり妹の所へと
向かう兄。
妹を見つけたので合流しようとしたら
3人の女性たちと話をしていた。
凛花[お待たせー、自分の買い物終わったから
戻ったよー。 ]
とりあえず話しかける兄。
すると
女子A[あ、あなたが噂の華奈っちのお兄さんー?
初めましてー、私達、同じクラスメイトの
さくらですー。よろしくお願いします。 ]
女子B[初めましてー、私はみのりですー。
よろしくね。お兄さん!! ]
女子C[あ、私はあかねですー。よろしくです]
華奈[あー、凛にぃー、この人達は私の同じ
クラスメイトで買い物してたらたまたま
会って話ししてたのー。 ]
みのり[えー、あなたが噂の凛兄さんかー。
思ったよりかっこいいねー。
なるほど。。。ほーほー]
そう言って見られる凛花。
華奈[え、あ、ちょっとー、変な事言わないでよ
ただの兄貴なんだから。
あんまり変な目で見ないでよ。 ]
学校で何話されてるんだろう。。俺って。
そう思う凛花。
あかね[いやー、華奈っちってば、学校で
しょっちゅうお兄様の話をしてて
それはもうお兄様といえば有名な人なのですー♪]
華奈[え、べ、別に私はそんなにあ、兄貴の
事なんて話ししてないし。。
そ、それに今日だってたまたま空いてたから
買い物に付き添ってるだけだし。 ]
そう言いながらもじもじする華奈。
さくら[いやー、華奈っちってうちの学校で
すごいモテるんだけど今まで
告白してきた男子全員振ってるから
これは何かあるぞと思ったんだが。
凛花お兄ちゃんのお姿を拝見して
納得しましたぜよ!! ]
凛花[え!?華奈、そんなにモテるのに
誰とも付き合わなかったの!?
それは知らなかった。。 ]
みのり[そりゃ、持てまくりの愛されまくりよー。
んで、そんな華奈っちの口から毎日の
ように出てくるのが凛花さんだったって訳 ]
華奈[んもー、みんな変な事ばっかり言わないで。
別に私は年上が好みなだけだったから
同級生には興味なかったから振ってたのよ!
いこう、あ、兄貴ー。 ]
そういうと、手を握って引っ張られる兄
凛花[ あー、ちょっ、華奈ー。。 ]
さくら[んもー、それじゃ華奈っちー、
お兄さんー、またねー。 ]
2人は同級生から離れて別の所に
移動したのである。
そして、カフェに入りお茶する事にした。
先に座り軽く飲み物を飲む2人。
華奈[ご、ごめんねー、クラスの人たちのせいで
迷惑かけて。。
あ、兄、お兄ちゃん。。 ]
凛花[いいよー。むしろ学校の華奈を
知ることができてお兄ちゃん嬉しかったよ。
こんな話、全然聞いてなかったからな。
というか、そんなにお兄ちゃんの事、
学校のみんなに話してたのか?
そんなに話しする事ないだろうのに。 ]
華奈[ええ!?べ、別にそんなに話しを
してた訳じゃないよ!ただ、クラスの人たちが
勝手に話を大きく膨らませすぎてるだけで。
そんな事ないもん。。 ]
凛花[わかったよ。けど、ありがとうな。
華奈。 ]
そう言った優しい空気が包まれていた時。。
プルルルルルルル
凛花のケータイに電話が鳴る。
相手はアオリだった。
凛花[あー、すまん、華奈。ちょっと電話だから
少し出てくる。 ]
華奈[大丈夫だよー?ここで出たらいいよー?]
そう優しく言ってくれる華奈の言葉は
嬉しいのだが、会話の内容は聞かれるわけには
いかないのである。
凛花[いや、大丈夫だよ。すぐ終わらせるから
待っててー ]
そういうと、すぐに急いで
その場を離れてトイレの近くで電話をとった。
ガチャ。
凛花[はい、お疲れ様です。凛花です]
アオリ[あ、あー、もしもし。アオリです!
あ、荒木くんのケータイでしょうか?]
凛花[え、そうに決まってますけど
どうされたんですかー? ]
アオリ[え、あー、そうだよね。ごめんごめん。
い、いや、凛くん何してるのかな?って
思ってね。。 ]
凛花[それは少し前に香恋さんにも同じ質問を
されましたよー。僕は今は
妹と一緒に買い物に来てますよー ]
アオリ[え!?香恋さんも電話してたのー?
てことは私はセカンドかー。
せっかくならファーストに電話してあげたかったよ
残念。 ]
凛花[その、英語の番号、さっき香恋さんにも
言われたんですけど何か意味はあるんですかー?
とりあえず、明日の時間の事は
もうお伺いしたので大丈夫ですよー。
アオリさんは今は何してるのですかー? ]
アオリ[えー?私は今は母に頼まれて
買い物をしてる所、さすがにあの2人に
一日中付き合ってたら絶対にお金が無くなるからね
とりあえず、明日の事、聞いてるならよかった]
凛花[はいー、大丈夫ですので、
それではまた明日です。失礼します]
アオリ[わぁー、待ってー。。凛くんー。。]
凛花[ え?どうしたんですかー? ]
アオリ[あ、その、妹の華奈ちゃんは
もう元気になったの? ]
凛花[えぇ、華奈は今はすっかり機嫌も良くなって
買い物してますよー。
妹の事、心配してくれてありがとうございます。
それでは、失礼します。 ]
アオリ[ うん、それはよかった!
それじゃ、また明日ねー。
大好きだよー、凛くん。 ]
ガチャ。
凛花[わ、わー、そういう恥ずかしい事
言わないでくださいよアオリさん!!]
って切れてるし。。
なんて事を言うんですかあの人は!
そう言いながら妹の所に戻ろうとして
トイレの角を曲がると。。
華奈[ねぇ、お兄ちゃん。。
今、誰と電話してたの? ]
そこには向こうで待っているはずの華奈がいた。
凛花[え!?あ、か、華奈。向こうで
待ってなさいって言ったじゃないか。
どうしたんだー?華奈もトイレかー?
なら、お兄ちゃんはあっちで待ってるからー]
華奈[ねぇ、さっき電話していた相手は誰なの?]
と、もう一度聞き直される。
や、やばい。華奈の顔が朝見た時と
同じ雰囲気になったいくのがわかる。。
凛花[え、あー、バイトの先輩だよー。
またちょっと用事があったみたいで
かけて来たんだよー? ]
華奈[ふーん、なら、なんでお兄ちゃんは
そんなに照れてたのかな? かな? ]
凛花[ え、いや、バイトの先輩くらいで ]
華奈[あぁ、相手がアオリさんだったから?]
電話の相手まで知られてる!?
いや、バイトの先輩発言から推測されたか!?
さっきの会話の内容も聞かれたのか!?
こ、これはなぜか怒ってるのか?
とりあえず落ち着かせないと。。
凛花[い、いやー、そんな照れてる事は
ないよー。これは暑かったから
顔が赤くなってる訳でして。。
そ、それにアオリさんはただの
バイトの先輩なだけで何もない人だよー? ]
華奈[へぇー、なら、さっきの話も全部、
バイトに関する話でしかなかったって
事だよね? ]
そう言いながら近寄ってくる華奈。
凛花[あ、あー、そうだよー、さっきの話は
全部、バイトの関係の話であって。
も、もう終わったから大丈夫だよー]
そう言ってごまかす兄。。
目は泳いで華奈に目を合わせられない。。
さらに詰め寄ってくる。
そして、かなり近付いて暗くなった表情で
目は何かを訴えるかのような鋭い目をして。。
華奈 [ならどうして、アオリさんに
最後に大好きって言われたの?]
その言葉を聞いた瞬間。背筋が凍った。
や、や、やばい。。
会話内容を全部なのかわからないけど
かなり聞かれてた。。
とりあえず、何か返しておく。。
凛花[いや、あれは。。。
そ、そう!!お酒!お酒の名前なんだ。
うちでは色々なお酒が置いてあって
覚えやすいように特別な呼び方で呼んでるんだよ。
だ、だからさっきのも
「大好き」っていう名前のお酒だよっていう意味の
お酒であって、ラブの方じゃないから
大丈夫だよ!! ]
かなり妹に色々詰められて
表情もかなり薄暗くて何するかわからない
表情で早くなんとかしなくては
と、考える兄。
華奈[ ねぇ、凛にぃー。もしかしてー ]
凄い近くで言われる兄。
凛花[は、はい、な、なんでしょうか?]
華奈が耳元でささやいた。
華奈[ 脅されてバイトしてるー? ]
その瞬間、心の中を見透かされたような感覚になる
素直にハイと言いたくなる兄。。
凛花[うぇ、ええ、いやいや、そんな事ないよ?
お兄ちゃんは自分の意思で今のバイトに
喜んで入って、働いているんだよ?]
何も正直に話せない兄。。
華奈[凛にぃー、約束したよね?
隠し事はお互いなしにしようって?
早速、、破るの? ]
目つきや表情が怖すぎて言葉が出ない。。
警察がいたら思わず走って向かいそうな
勢いである。
凛花[いやいや、お兄ちゃんは約束は絶対に
破らない人だよ!? ]
華奈[ふーん、もしも、お兄ちゃんが脅されて
バイトしてるんだったら。。。]
すぐ近くで話してた華奈が
少し距離を取る。。。。
そして、
両手をパーにしてほっぺに当てて、
不気味な満面の笑みで。。
華奈[ 安心して!!
凛にぃーは、華奈が守ってあげる!! ]
そう言って笑う華奈であった。。
なぜか周りには誰も来る人はいなかった。。
凛花[ あ、いやー、華奈ちゃん、
それは嬉しいんだけどお兄ちゃん、
本当に大丈夫だから、信頼してくれて
ありがとうなー。すごく嬉しいよ。
あ、そうだ!!
華奈ちゃんの大好物の苺のショートケーキを
買ってあげるから一緒に選びに行こう! ]
とりあえず話題を変える!
華奈[え!?苺のショートケーキ!?
買う買うー♪
ありがとうー、お兄ちゃんー ]
急に表情などいつもの華奈に戻ったのである。
とりあえず、よかったと一安心する凛花。
そして時間も遅くなって来たのでケーキを買って
帰ることにした。
凛花[華奈ー、ケーキを買ったら今日は
もう帰るからなー。 ]
華奈[はーい、わかったよー、お兄ちゃんー。]
そう言ってケーキを買いに向かったのである。
華奈[うーん、どれにしようかなー、悩むなー?]
妹がケーキを買ってる時、
隣で兄は妹がなぜ、あんなに怒ったのか
分からなかったが、とりあえず
機嫌が戻ってくれた事に安心していた。
そして
ケーキを買い、荷物を持って無事に
家へと帰宅したのである。
時刻は夜7時15分頃。
華奈[たっだいまー!!いやー、買った買ったー]
凛花[はいはーい。華奈ー、おかえりー! ]
華奈[お父さんたちはまだ帰ってないみたいだね]
凛花[ そうだなー ]
そしてお風呂を沸かす華奈と
食事の用意をする凛花。
華奈[うーん、準備できたよー♩
お兄ちゃんー、料理運んでおくねー]
準備ができたのでご飯を食べる2人。
すると。。
父•母[ ただいまー ]
華奈[あー、おかえりー、2人同時とは珍しいね]
父[あー、たまたまだよー。2人ともー、
買い物楽しんできたかー。]
華奈[うんー、すっごく楽しかったよー♪]
母[それはよかったわー。仲良いのは何よりだわ]
ご飯を食べ終わり、
やる事が終わりゆっくりくつろぐ凛花たち。
華奈[あ、お風呂沸いたから私先に入ってくるね]
凛花[ はーい。ゆっくりなー ]
風呂へと向かう華奈。
テレビを見てる凛花。
華奈がお風呂に入って10分ほど立つ。
ピンポーン。
男性 [宅配便でーす]
え、こんな夜に!!
母[凛花ー、ごめーん、お母さん今、手が
離せないから代わりに受け取ってくれるー?]
凛花[ わかったよー。 ]
そう言って受け取りに行く凛花。
こんな時間に誰宛だろう。まあ母さんかな
そう思う、凛花であった。。
男性[それではここにサインお願いしますー。]
そう言って受け取り物を見ると
名前が[荒木 華奈]になっていた。
ん?華奈が何か頼んだものなのかな?
そう思いながら受け取る凛花。
少し大きめの綺麗な箱であった。
とりあえず華奈に後で渡すかー、そう思いながら
受け取り物を玄関に置いた。
すると、ある事に気がついた。
その箱に[危険物取り扱い注意]
と、貼り紙がしてあった。。
凛花[いや、なんでこんなものが
貼り紙されてるんだろう。 ]
しかも注文日が今日になっていた。
そんなに急ぎで何を注文したのだろうか。
すごく中身が気になる兄。
今日、あんな事があったからなーと
考えてしまう兄。。
そして、開けたかをバレないように、
華奈がまだお風呂に入ってる事を確認して
少し中を確認してみる事にした。
そーっと、そーっと。
箱のテープをバレないように剥がす。
そして、中身を開けてみる。。
パカ。
凛花[ な、な、なんだこれ!? ]
思わず大声が出そうになった。。
箱の中に入っていたのは
かなり大きめの[ナタ]であった。
※ ナタとは庖丁みたいな大きな刃をしてる
ものである。 わからない人はググってね笑
凛花[ な、なんでこんなものが!? ]
とりあえず、元に戻す。
そしてテープを貼り終え、元の状態にして
立ち上がった瞬間!
華奈[ 何してるの?お兄ちゃん? ]
華奈が背後に立っていた。
思わずドキッとする凛花。
凛花[あー、か、華奈。今、お前宛の荷物が
届いたんだー。それでお兄ちゃんは
受け取っていたところだよ。]
…………………
華奈[ 荷物の中身、、 見た?]
やはり聞かれた。。
な、なんて答えたらいいんだろう。
はい、見ました。なんて言ったら
何されるかわかったものじゃないし。
と、とりあえず。。
凛花[ いやいや、そんな、妹の荷物を勝手に
見るほどお兄ちゃんはそんなデリカシーの
ない事はないから大丈夫だよー。。]
とりあえず、意地でも見てないフリを
しておこう。。そう思う兄であった。
華奈[なーんだ。なら荷物は華奈の部屋に
持っていくから貸してー。]
凛花[あ、あー、わかったよー。けど、
あんまり通販しすぎて無駄遣いしたら
ダメなんだからなー ]
そう言って荷物を渡す凛花。
あんな物、自分の部屋に持っていって
何に使うんだろう。。。
華奈の事だから自殺はするような子じゃないと
思うんだが。とりあえず、これからは
注意して見ておこう。。そう思う兄であった。
そして荷物を置いて来た華奈。
華奈[あと、お兄ちゃんー、今後は華奈の部屋には
許可無く入ったら許さないんだからね。
しばらく絶交するから絶対に
入らないようにしてよね!! ]
凛花[あ、あー、もちろんだよー。
勝手に入らないようにするから大丈夫だよ。
それじゃ、お兄ちゃんもお風呂に入ってくるよ]
そう言って風呂に入る凛花。
と、とりあえず、今日見た事は
全部忘れよう。。
そう思い、風呂から出るとすぐに寝る凛花であった
次の日。。。
朝、 凛花は目が覚めた。
そして、ケータイを見ようと探したが
見つからなかった。
凛花[あれ、ケータイどこにやったかなー?]
普通なら近くまで持って来てるはずだが
たまたま一階に忘れたみたいだ。
そして一階に降りる。
華奈 [ あ、お兄ちゃん、おはよー。 ]
いつもの華奈であった。
凛花「あー、おはよう。華奈。もう起きてたのか]
そして、ケータイが机の上に置いてあった。
華奈[うん、今日はいつもより早くに
目が覚めたのー。待っててー、
今から朝ご飯するからー。 ]
凛花[ おー、華奈、ありがとうー。]
いつものようにケータイをいじる凛花。
昨日と何も変わらないケータイ。
あ、そういえば、靴はとりあえず
動きやすい格好の靴を買って見たけど
何か職場の決まりとかあったりするのかなー?
気になったので凛花はアオリにRINEで
聞いてみようとした。
凛花[あれ?アオリさんのアカウントがないぞ?]
いくら探してもRINEでのアオリが
見つからなかった。
凛花[ おかしいなー。。なら、後で電話でもと。
ってあれ?電話番号も履歴ごと消えてる!?
おかしいなー。バグったのかな? ]
ケータイ電話の着信履歴すらアオリさんのは
なくなっていたのである。。
なぜか不意に妹を見つめる兄であったが
まさかまさかと、思い考えることを
やめた兄であった。
華奈[お兄ちゃんー、ご飯の用意できたから
おいでー!! ]
凛花[ はーい、すぐいくよー。 ]
今日も華奈がご機嫌で良かったよ。
まあ電話番号とRINEはまた今日、
アオリさんに聞いたらいいや。
と、一緒に食事をする凛花であった
CR7話…完
元ネタ。。。未来日記。。




