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Missドラゴンの家計簿  作者: 青背表紙
84/188

81 会議

ブックマーク60件越えていました。好きで書いているお話を、たくさんの方に読んでいただいて本当に嬉しいです。ありがとうございます。

 巨大な黒い羽を持つ蝙蝠を、闇を固めたような黒い刀身がやすやすと両断した。影蝙蝠シャドーバットとの戦闘を終えた少年は肩で息をしながら、後方で彼を見守る女性を振り返る。


「お師匠様、どうだったでしょうか?」


「素晴らしい戦いでした。あとは基礎体力が付けば、より優れた戦士へと成長できるでしょう。」


「あ、ありがとうございます!」


 白い法服を着たテレサの足元に跪き、彼女の顔を嬉しそうに見上げるディルグリム。人間姿の今では見えるはずはないのに、彼女は彼の背後にパタパタと嬉しそうに動く狼の尾を幻視したような気がした。


「戦い方は満点だが、冒険者としてはまだまだだな。」


 二人にそう声をかけたのは、隻眼の中年男だった。ディルグリムと同じようなデザインの革鎧を着た彼は、採集用のナイフを持ってディルグリムが倒した影蝙蝠に近づいた。


「せっかくの影蝙蝠の毛皮が真っ二つになっちまってる。これじゃあ素材の買い取り額が下がっちまうだろう。影蝙蝠を倒すときは、出来るだけ頭を狙うこと。いいな?」


「はい!ガレス先生!」






 そう呼ばれたガレスは途端に顔をしかめて嫌な顔をする。


「先生は止めてくれ。俺はただの隠居した爺だ。引退した今ではもう、冒険者ですらないんだからな。」


「でも、先生は僕にいろんなことを教えてくれるでしょ?だから先生です!」


 自分を嬉しそうに見つめるディルグリムを見て、ガレスは白髪の混じり始めた頭をかきながら大きなため息を吐いた。


「まあいい。好きに呼べ。じゃあ、魔石の位置と取り出し方を説明するから、こっち来い。」


 呼ばれたディルグリムが飼い主にじゃれつく子犬の様に、ガレスの下へ駆け寄る。テレサはそれをほほえましい気持ちで見つめていた。






 冒険者としてディルグリムが活動するにあたり、ガブリエラが彼のために探してきたのが、ガレスだった。


 彼を紹介してくれたのはウェスタ村の歓楽街を仕切るボス、マヴァールだ。


「俺の先輩にあたる人でな。飛ぶ鳥を一発で仕留めるほどの弓の達人だったんだが、魔獣との戦いで目をやられて引退したんだ。だが経験豊かだし、刺突短剣スティレットを使った近接戦闘もすげえんだぞ。きっとその坊主のいい師匠になるはずだぜ。」


 ガブリエラの依頼でガレスを迎えに行った商人のカフマンに、マヴァールはそう語ったそうだ。テレサは影蝙蝠の解体に悪戦苦闘しているディルグリムと、それを指導するガレスに声をかけた。


「今日はこのくらいにして戻りませんか?」


「!! お師匠様!僕、まだやれます!」


「いや、司祭様の言う通りだ・・・お前、目が変わってきてるぞ。」


 ガレスの言葉でハッと自分の片目を抑えるディルグリム。ガレスの言ったように、彼の灰色の瞳に赤い光が混じり始めている。彼の持つ人狼の呪いが、倒した魔獣の血によって活性化し始める兆候だった。


 途端にディルグリムは叱られた子犬の様にシュンとする。そんな彼をガレスは叱咤し、魔獣の解体と魔石の回収を終えさせた。






 東ハウル村に戻った三人は『熊と踊り子亭』へとやってきた。まだ昼前の時間のため、店内はガランとしている。


 三人は空いているテーブルに座り、話し始めた。


「血を浴びるとどうしても、呪いの発現が早くなっちまうようだな。」


「・・・はい。呪いの制御ができるようになれば、一族の元に帰れるのですが・・・。」


 ガレスの言葉に自分の両目を押さえながら、ディルグリムはそう呟く。呪いを完全に制御できるようになれば黒い短刀の力を解放し、自分の意志で自由に人狼化したり、元に戻ったりできるようになる。そうなることを目標に修行を続けているのだが、彼自身の罪の意識がそれを邪魔している。そんな彼にテレサは言った。


「焦ってはなりません。あなたは色々な意味でまだまだ未熟です。まずは鍛錬によって力を身につけ、呪いに打ち勝つ心身の強さを得ることが大切なのですから。」


「はい!!お師匠様!!」


 元気よく返事をする彼に、大人二人が笑いかける。ただしガレスの笑みは苦笑いだが。






「ガレス様、今日もありがとうございました。これは今日の謝礼です。」


 テレサが懐の小袋から銅貨を取り出し、ガレスに手渡した。ガレスはその銅貨の枚数を確認し、自分の懐に納めながら言った。


「何にもしてねえ俺がこんなにもらっていいのか?これじゃあ、あんたらの取り分なんてほとんど残らねえだろう。」


 その言葉にテレサはにっこりと笑う。


「もともと聖女教の司祭である私は最低限の私財しか持つことを許されていませんし、この子はまだ修行中の身です。ガレス様が持っていてくださった方がいいのですよ。」


「そうです先生!僕は呪いを制御できるようになって、いずれ一族のもとに帰ります。この国のお金は必要ありませんから!」


 ガレスは人の好い顔でニコニコ笑う師弟二人を見ながら、また頭を掻く。


「まったく調子が狂うっていうか、毒気を抜かれちまうぜ。じゃあ、せっかくだから俺が昼飯を奢りますよ、司祭様。」


「お恵みに感謝いたします。あなたに神のご加護がありますように。」


 聖印を手にして祈りをささげるテレサを見て、顔を赤らめるガレス。それをごまかすかのように、彼はカウンターにいるジーナに大声で呼びかけ、食べ物と酒を注文した。






 もう少し飲んで帰るというガレスを酒場に残して、二人はディルグリムの暮らす長屋へと戻った。


 東ハウル村には長期滞在をする冒険者のために、このような長屋がいくつも建てられている。昼になったばかりのこの時間は皆、仕事に出ているため、長屋に人の気配はなかった。


 二人はディルグリムの部屋に入り、座禅を組んで瞑想を始めた。これも彼がこの村で修行するようになってからの習慣になっている。


 魔獣狩りが体を鍛える修行だとすれば、これは心を鍛える修行だ。だがディルグリムは不安な気持ちを抑えることができなかった。


 しばらくするとディルグリムはもじもじと体を動かし、薄眼を開けてテレサを見る。だがテレサは一切体を動かすことがない。まるで巨大な木のようだと、ディルグリムは思った。


 再び彼は瞑想を始める。テレサに教わったように自分の内側に意識を集中させていくと、瞑った目の奥、闇の中に赤い炎のようなものが見え始める。それはまるで禍々しい寄生魔獣の様に彼の体を蝕んでいた。


 彼が思わずびくりと体を震わせると、静かなテレサの声が聞こえた。


「目を背けてはなりません。自分の中の罪と向き合うのです。」


 彼は再び瞑想し赤い炎と向き合う。じっと炎を見つめているとそこから声が響き始めた。彼が呪いに侵され殺めた人々の悲鳴や苦悶の呻き。命乞いの言葉。そして断末魔の叫び。それらは怨嗟の声となり、彼を責め苛んだ。






「許して・・・どうか許してください!」


 彼は涙を流して絶叫する。だがその声はますます大きくなり彼を取り囲んだ。やがて声は彼を誘惑し始める。


 お前は咎人だ。永遠に許されることなどない。だからこんな苦しみに耐える必要もないのだ。力を解放しろ。思うままに殺し奪うがいい。お前が俺たちにそうしたように。


 彼の心に絶望の闇が降りるとともに、赤い炎が勢いを増す。彼の理性が炎で焼き尽くされていく・・・。


 彼の髪の毛が逆立ち、体の表面が灰色の体毛で覆われていく。筋肉が増大し、口が耳まで裂けて、鋭い牙が飛び出した。彼は呪いを抑えようと、自分の体に鋭く伸びた爪を突き立て、悶え苦しむ。


 その時、テレサが彼をそっと抱きしめ、祈りの言葉を詠唱した。


「すべてに慈悲と許しを給う聖女の光よ。苦しみに喘ぐものを救い、彼の者の嘆きを取り去り給え。《聖女の救済》」


 テレサの体から溢れた光がディルグリムを包み込むと、彼の体が元に戻り始める。テレサは彼の頭を胸に抱き寄せ、囁いた。






「ディルグリム祈りなさい。あなたが殺めた罪なき人々のために祈るのです。」


 暗い闇に閉ざされていた彼の心に光が差す。彼はその光に縋るように、必死に祈りの言葉を繰り返した。次第に闇が晴れ、赤い炎が静まっていく。


「お師匠様、僕・・僕は・・・!!」


 自分の胸に顔を埋め、声を上げて泣く彼の頭をゆっくりと撫でながら、テレサは言った。


「よいのです。よく頑張りました。私はあなたの頑張りをちゃんと見ていましたよ。」


 言葉にならない声を上げて泣く彼が、泣き疲れて眠ってしまうまで、テレサはそうやって彼を抱きしめ続けていた。






 ディルグリムがテレサの膝枕で目を覚ました時には、すでに日が傾き始めていた。テレサは彼の目を覗き込んで言った。


「呪いの光は静まったようですね。」


「は、はい、お師匠様、あ、ありがとうございました。」


 慌てて体を起こすディルグリム。幼い子どものように泣きじゃくってしまったことを思い出し、顔を赤らめる彼に対して、テレサは微笑みながらゆっくりと頷いた。


 ディルグリムには母がいない。彼は、彼を生んですぐ死んだ母の、弟である叔父の手で育てられたのだ。彼はテレサの笑顔を見ながら、お母さんってこんな感じなのだろうかとぼんやり思った。だがすぐに頭を振ってその考えを打ち消した。お師匠様はお師匠様だ。甘えてはいけない。僕のお母さんではないのだからと。


 そんな彼の思いを知ってか知らずか、テレサは立ち上がると彼に手を差し伸べていった。


「さあ、ディルグリム、いらっしゃい。修行の仕上げをしたら、一緒にお風呂へ行きましょう。」


 途端に彼の顔が引きつる。修行の仕上げはテレサとの組手だ。お互いに全力を出しての真剣勝負ステゴロ。これまでもテレサの容赦ない一撃によって、彼は何度も地面に這いつくばらされているのだ。


 その後、彼はテレサに、立ち上がれなくなるまで転がされ続け、引きずられるようにして入浴させられた。そして何とか自分の部屋に辿り着くと、崩れ落ちるように眠りについたのだった。











 

 その夜、ガブリエラの館に西ハウル村の主要な人物が集まって話し合いが行われた。


 集まっているメンバーは東西ハウル村の開発責任者にして実質領主ともいえるガブリエラ・バルシュ男爵。


 ハウル街道の管理責任者でこの春に昇爵したカール・ルッツ男爵。そして二人の王立学校時代の恩師である建築術師のクルベ。


 ハウル村の平民代表である村長のフランツ。鍛冶師の親方フラミィと大工の棟梁ペンター。新興商会の会頭カフマン。


 最後に聖女教会西方大聖堂司祭にして、次期聖女候補筆頭のテレサ。以上の8人である。






 居間のテーブルに着いた面々を見渡して、ガブリエラが口を開いた。


「お集まりいただきありがとうございます。今日、皆さんに集まっていただいたのは他ならぬドーラのことを話し合うためです。」


 集まったメンバーも予想していた通りの内容に、黙って頷く。ガブリエラは話を続けた。


「あの子が宿屋で働いたことにより、多くの人にあの子の存在が知れ渡ることになりました。現在あの子は謹慎させていますが、街道を行く旅人からはあの子についての問い合わせが多く寄せられています。」


 それを受けてカールが口を開いた。


「これまでは私と衛士たちが、村の中で商人たちが自由に動き回らないよう、それとなく警戒を続けてきた。だが目立たないように彼女を護衛するのも限界を感じている。」


「カール様の言う通りです。昨日なんか、俺の家の辺りをウロウロする奴がいました。ちょっと脅かしたら、逃げていきやがりましたけどね。」


 フランツがカールの言葉に同意した。フラミィがそれに答えるように言った。


「あたしやこの人の徒弟たちにも、ドーラのことはずっと口止めしてきましたけど、今回のことで限界が来たって感じです。」


「ああ、フラミィの言うとおりだぜ。元々、この村は閉鎖されていたようなもんだから、ドーラさんのことはそれほど広まらなかったんだ。だが今の状況じゃ隠し続けるのは無理だぜ。」


 まさに二人のいう通りだ。その場にいる彼らは互いに顔を見ながら頷きあった。






「ガブリエラ様はこの村を発展させる上で、このことについて国王陛下と話し合われたはずじゃろう?ドーラさんのことは、どうなさるおつもりだったのかな。」


 クルベの問いにガブリエラは答えた。


「あの子の力はもはや隠しようのないほど、この国に影響を与えています。ですから王家の力が増し、国内の情勢が落ち着くのを待ったうえで、あの子のことを少しずつ広めていくつもりでした。あの子を守る『砦』として、この村を発展させるつもりだったのです。」


「なるほど。王家の直轄地であるこの村を発展させ、他国や反王党派がおいそれと手出しをできないようにするという戦略ですか。しかしなぜそんなに回りくどいことを?彼女の出自には王家が関与しているものだとばかり思っていました。王家が直接、王城なりで彼女を庇護することはできないのですか?」


 テレサがあくまで静かにガブリエラに問いただす。だがガブリエラはテレサの目の中にある、探るような鋭い光を見逃さなかった。


「あの子の出自については明言できませんが、王家があの子を支配したり、制御したりすることはできません。」


 それを聞いてテレサは驚きに軽く目を見開いた。ガブリエラの目はこのことが真実であると物語っている。ドーラが王家の召還儀式によって召還された、人外の存在でないかという疑いは、これではっきりと否定されたわけだ。






「ドーラさんはエルフの血を引くお姫様なんですよね?村の連中は皆、そう言ってますよ。」


 カフマンが言った言葉を、クルベが否定した。


「いや、彼女は明らかに人間以外の存在じゃが、エルフではない。エルフも並外れた魔力を持つ種族だが、彼女の力はそれをはるかに凌駕しておるからなあ。王立学校出身の貴族であれば、皆その説が誤りであると分かるはずじゃ。」


 ガブリエラとカールはそれに頷く。王立学校にはエルフ族出身の女性教師がいる。彼女は少なくともここ100年以上、王立学校で教鞭をとっている。現在生きている王国の貴族なら全員、彼女と接している。だからエルフ族とドーラの違いが一目で分かるはずだ。


「そうなんですかい?ドーラさんのことをエルフの血族だと思っているから、手出しをしない連中も多かったと思いますぜ。」


「あたしもそう思う。エルフは物凄くおっかない連中だって、みんな思ってるからね。そうじゃないって分かったら、よからぬことを考える馬鹿が増えるかもしれないよ。」


 ペンターとフラミィがドーラの身を案じ、心配そうに言った。それに対してフランツが声を上げる。


「エルフだろうがなんだろうが、俺たちにとっちゃドーラは家族であり仲間なんだ。絶対に手出しさせねえ!」


 その言葉にカールはフランツと目を合わせ、力強く頷きあった。






「あーあ、いっそのこと、ドーラさんがエルフの血族だって言えちまえば楽なんですがね。」


「それはどういう意味だ、カフマン?」


 カールの問いにカフマンが答える。


「だってよ、エルフの血族ってことならドーラさんの不思議な力も隠さずにおけるだろ?余計な連中も排除できるしそれに・・・。」


「それに、なんだ?」


「いや、この間のことで思ったんだけどさ。ドーラさんって商売人にとってはまさに金の生る木なんだよ。彼女の力を大っぴらに商売に生かせば、きっとすごく儲かる。彼女が一緒なら俺、世界一の商人にだって、なれそうな気がするんだ。」


「・・・お前は根っからの商売人なんだな。」


「ああそうさ。俺は商売で人を幸せにしたいんだ。この村に来てからは、特にそう思うようになった。」


 カフマンの熱い言葉に、平民たちが顔を見合わせて頷きあった。カフマンの気持ちはよく分かる。彼らもドーラと出会うことで、大きな人生の転機を得ることができたからだ。






「あえて言わせていただきますが、あなた方は制御不能な人外の存在が身近にいることに、恐れを抱かないのですか?もし彼女が世界を滅ぼすような存在だったら・・・。」


「ドーラのことを怖いと思ったことなんか、一度もねえよ!」


 テレサの言葉をフランツが強い口調できっぱりと否定した。二人の間に緊張が走る。そんなフランツにクルベがのんびりした口調で言った。


「そんなことはテレサ様も分かっておられるわい。落ち着けフランツ。」


「・・・そうだな、爺さんのいう通りだ。テレサ様、すみませんでした。」


「いいえ、私こそあなた方を試すようなことを真似をして、本当に申し訳ありませんでした。しかし、ドーラさんは一体何者なのでしょうか?」


 テレサは謝罪した後、ガブリエラの目をじっと見つめながら問いかけた。






「あの子が何者かはとりあえず置いておきましょう。もうあの子の存在をこれ以上、隠すことはできません。私は先程カフマンの言ったことが、もっともよい解決策につながるように思いました。」


「つまり、ドーラさんをエルフの血族であると広めていくということですか?それはあまりにも・・・。」


 ガブリエラの言葉にカールが懸念を示す。エルフ族は王国と相互不可侵の同盟関係ではあるが、決して気安い相手ではない。彼らとの交流には細心の注意を払う必要があるのだ。


 もし王国の貴族が、エルフ族に関する虚偽の噂を広めたとなれば、彼らはそれを許さないだろう。


「カール様のおっしゃることは分かります。エルフ族のことに触れるつもりはありません。ですから今後はあの子の存在を明らかにしつつ、あの子を守る方法を具体的に考えていくことにしましょう。」


 ガブリエラの言葉に従い、彼らはその後も遅くまで話し合いを続けた。しかし具体的な方法はなかなか見つからなかった。話し合いは、また次回に持ち越しとなった。


 だが話し合いは、その翌日に国王の使者がハウル村を訪れたことによって、開かれることが無くなってしまった。






「ガブリエラ・バルシュ男爵閣下、並びにカール・ルッツ男爵閣下。国王陛下がすぐに王都へ登城するようにとおっしゃっておられます。」


 突然、ガブリエラの執務室に二人の貴族を呼び寄せた使者は、高らかに王の詔書を読み上げた後、声を潜めて二人に告げた。


「エルフ族より開戦の意志を問う使者が、陛下の下へ来訪しております。陛下はお二人に事情をご説明いただきたいと。」






種族:神竜

名前:ドーラ

職業:錬金術師

   見習い建築術師

   見習い給仕


所持金:66243D(王国銅貨43枚と王国銀貨107枚と王国金貨36枚とドワーフ銀貨27枚)

読んでくださった方、ありがとうございました。もしよかったら、感想などいただけるとありがたいです。

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