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Missドラゴンの家計簿  作者: 青背表紙
71/188

68 殲滅

土曜日、仕事なのに書いちゃいました。書くのが楽しいからつい。欲望に負けすぎですね。

 魔力の暴走を咄嗟の機転で回避したカールとガブリエラ。二人は今、魔力暴走の中心地で寄り添うように倒れていた。


 二人の服は魔力の暴走によってずたずたに引き裂かれている。しかもカールの服はガブリエラの《魔法の矢》による攻撃で、血塗れになっていた。カールはガブリエラを庇うかのように彼女に覆いかぶさり、複合獣キメラと化した女が傍らにいるにもかかわらずピクリとも動かない。


「死ね。」


 短い言葉と共に、女は高く掲げた尾をカールの心臓めがけ振り下ろした。


 心臓を毒針が貫く寸前、じっと目を閉じていたカールが突然体をねじって魔法剣を振りぬき、女の爬虫類の尾の先端を切り落とした。その勢いのまま起き上がり、女に斬りかかる。女は彼の鋭い一撃を紙一重で回避し、翼で大きく風を打って上空に飛び上がった。女は切り落とされた尾の先から血を滴らせながら、カールを憎々しげに睨みつけた。


「あの魔力の暴走の中で無傷、しかも《魔法の矢》による傷まで回復しているだと・・・。」


 彼の体に無数にあったはずの傷は、いつの間にかなくなっていた。ガブリエラが全身に細かい傷を負っているのとは対照的だった。女は彼をじっと観察したが、特に回復するための魔法薬や魔道具を使った形跡は見当たらない。ありふれた片手剣で自分の作った魔力障壁を断ち切ったことといい、不可解な力を持つ彼を、女は興味と恐怖の入り混じった目で見つめた。






 カールは淡い光を放つ魔法剣を油断なく構えながら、相手の出方を伺う。どうやらあの女には、魔法剣の本当の姿が見えていないようだ。おそらく、この剣がドーラの《誓約》によって守られているからだろう。


 彼は上空の女をじっと見つめた。魔法の力をほとんど持たない彼には女を追撃する術がない。魔力の暴走が収まった直後から、魔法剣は温かな波動を放ち、彼の傷を癒してくれていた。だがそんな魔法剣と言えども、さすがに上空の敵を攻撃する手段にはなりえない。


 飛ばれたら厄介。接近してきたところを一撃で仕留める。そう考えて複合獣の女がとどめを刺しに来るのをじっと待っていたのだ。だが、相手は自分の想像以上に用心深かかった。あと一足踏み込んでくれていたら、首を落としてやれたのに。こうなってしまっては、こちらからは手の出しようがない。このまま撤退してくれればいいのだが、あの様子では何としても自分を殺そうとするだろう。せめてガブリエラだけでも守らなくては。






 カールがそんなことを考えているとき、ちょうどガブリエラが意識を取り戻した。背中を向けているカールに声をかけようとして、衣服が乱れていることに気が付き、慌てて胸の前を掻き合わせる。彼女の体にはまだ小さな傷が残っているものの、両腕の骨折などはいつの間にか癒えていた。だが魔力をすべて放出してしまったせいで、激しい頭痛がする。


「ガブリエラ様、気が付かれましたか。よかった。」


 それに答えようとしたところで、上空で羽ばたきながらこちらを凝視する複合獣に気が付き、息を呑む。


「カール様、あれはあの半仮面の女ですね?」


「はい、おそらく。歩けますか?」


 カールは彼女の方を見ようとせず、上空の女を注視したまま、彼女に問いかけた。彼女は頭痛を堪え、立ち上がった。持っていた杖は無くなっていた。周囲の状況から考えて魔力の暴走によって、消失したのだろう。我ながらこの破壊の中心にいて、よく生き残れたものだと思った。






「歩くだけなら何とかなりそうです。傷が次第に癒えていますから。その剣の効果でしょう。それはドーラに?」


「ガブリエラ様、この剣の本当の姿が見えるのですね。」


 カールがほんの一瞬、彼女の方を見た。銀色の刀身と全体に植物の意匠が施された優美な片刃の曲刀は、周囲に温かな魔力の波動を放っている。技術や法則に頼らず、純粋な原初の魔力をそのまま形にしたような片手剣。こんなものが身近にありながら、今の今まで全く気付かずにいたのだから、これを作り隠蔽していたドーラの桁違いの魔力には、本当に呆れるしかない。


 そんなことを考えられるほど、恐るべき敵であり家族の仇である半仮面の複合獣を前にしているにもかかわらず、彼女はなぜか非常に冷静だった。一体自分はどうしてしまったのだろう。あまりに衝撃的な出来事が続いたせいで、感情がマヒしてしまっているのかもしれない。彼女がドーラと同じ色に変わったカールの髪を不思議な気持ちで眺めていると、彼が話しかけてきた。


「ガブリエラ様、あの女を討つ手は何かありませんか?」


「残念ながら魔力が尽きてしまっています。杖もないので、《魔法の矢》すらまともに撃つことはできないのです。」


「では無念ですが、このまま機会を待つしかないようです。・・・申し訳ありません。」


 彼は上空を見上げたまま、朴訥な口調で言った。彼はあの女が彼女の仇であると知っているようだ。飾り気のない言葉だからこそ逆に、その言葉の中には彼女を気遣う心が籠っているように思えた。






 睨みあいを続けるうちに、周囲の衛士たちが目を覚まし始め、周囲の異常な状況と上空の女を見て、驚きの声を上げる。


 女はその声に応えるかのように大きく一つ羽ばたくと、カールの頭上に移動した。彼をじっと観察した結果、ついに方針を決定したようだ。


「《眷属召喚》」


 女がそうつぶやくと、夜空を覆いつくすほど巨大な、赤黒い光を放つ魔方陣が出現した。魔法陣からは血が滴るように、赤黒い靄が噴出し始め、やがてそれは翼のある奇怪な化け物へと変貌していった。


 化け物たちは皆、巨大な黒い翼を持っていたが、それ以外は一つとして同じ姿をしたものはいなかった。彼らは様々な生き物をでたらめに組み合わせたような姿をしていた。狼の頭と爬虫類の体を持つもの。複数の生き物の頭だけが組み合わさっているもの。中には不定形の体にある巨大な口から炎を噴き出すものまでいる。


 悪夢が具現化したような化け物たちを見て、衛士たちが恐怖の叫びを上げる。それに呼応するかのように、化け物たちは巨大化し、魔方陣からはさらに多くの化け物たちが、次々と溢れ出てきた。




 


「手加減はしない。この姿を見られた以上、この場にいる全員を殺す。まずはお前たち二人から血祭りにあげてやる。お前たちの恐怖と苦痛を我が糧としよう。れ!」


 女の号令に従うように、化け物たちが二人の周囲へ一斉に降下を開始した。恐慌状態に陥った衛士たちは、まだ動きの鈍い体を無理矢理動かしてその場から遠ざかろうとする。バルドンは部下たちを落ち着かせようとするが、人間の恐怖が具現化したような姿の怪物たちを前にしては、何の効果もなかった。


 カールはガブリエラを背中に庇い、魔法剣を構えた。彼女を守りながら戦うのは難しい。彼女を戦場を離脱させたい。だが二階建ての住宅ほどもある巨大な化け物たちに周囲を取り囲まれたこの状態で、それが可能だろうか。しかも上空では、敵の首魁が二人の命を奪おうと、虎視眈々と狙っているのだ。


 奴らはすでに眼前に迫りつつある。とにかくこうなったら全力で剣を振るうしかない。カールがそう思った時、背中に庇っているガブリエラが、突然彼の肩に手を置いた。彼女は東の空をじっと見つめた後大きく頷き、彼に向きなおって言った。


「カール様、秘策があります。力をお貸しください。」









 

 私は心地よい陽だまりのような暖かさの中で微睡んでいた。こんなに気持ちよく眠れたのは本当に久しぶりだ。


 たくさん眠ったおかげで、カールさんを救うために使った力はすっかり回復している。もうそろそろ起きないと。でもあともう少しだけ。私は気持ちよい眠りに逆らえず、大好きな花の香りのする寝具に顔を埋めた。


 その時突然、目を瞑っているはずの私の眼の前に、不思議な光景が現れた。これはきっと夢だ。でもすごく嫌な感じがする。


 夜空に広がる不気味な魔法陣から、気味の悪い化け物が次々と湧き出してくる。化け物たちは私とガブリエラさんを狙っている。ガブリエラさんの服はボロボロで、杖も持たずに湧き出す化け物たちの真下に立っていた。彼女が危ない!


 私は寝具を跳ねのけるようにして、飛び起きた。確かに起きたのだ。それなのに頭の中から悪夢が消えない。なんで?


「・・・ドーラおねえちゃん!目が覚めたんだね!!よかった!!」


 私の寝台に潜り込んで寝ていたエマが目を覚まし、嬉しそうに声を上げて、私に抱き着いてきてくれた。私はエマをぎゅっと抱きしめ、体の温もりを確認した後、エマに夢の話をした。エマは驚いて、私に言った。






「それ、夢じゃなくて、今本当に起きていることなんじゃない!?ガブリエラおねえちゃんを助けなきゃ!」


 エマは、カールさんがいなくなったガブリエラさんを探しに行ったという話を聞かせてくれた。


 もしかして私が見ているのは夢じゃなくて、カールさんの眼から見た光景?


 私は自分の体内の魔力を確かめてみる。すると私の魔力の一部が、彼の魔力と結びついていることが分かった。たぶん彼を救うために力を使った影響なのだろう。私の脳裏に映る視界の中では、化け物たちは地上にどんどん降りてきて、ガブリエラさんを取り囲んでいる。私の視界がカールさんと繋がっているとするなら、二人の危機だ。でもどうすればいいんだろう?


「おねえちゃん、魔法でパッと二人のところに行けないの?」


 《転移》は一度行ったことのある場所でなければ使えない。そもそも私は二人がどこにいるか知らないのだ。辛うじてなんとなく方角が分かるくらい。今から行って、二人を探してもきっと間に合わないだろう。私が泣きべそをかきながらそう言うと、エマは私の頭を撫でながら言った。


「じゃあ、ここから魔法でやっつけちゃえば?」


 ここから?でも攻撃の属性魔法はそんなに遠くまで届かない。遠く離れた相手を倒すなんて・・・。






 そこまで考えて閃いた。何もわざわざ魔法を使わなくていいのだ。私には必殺のブレスがあるじゃない!!


 私の息は属性魔法なんかよりずっとずっと強力で、うんと遠くまで届く。竜の姿で本気を出せば、王都周辺を一度に焼き尽くすことも可能だ。やらないけどね。私の息を魔力で圧縮すれば、遠くの敵をやっつけられるかもしれない。


「あ、でもこれダメだ!狙いがつけられないもの!!」


 たとえ遠くまで飛ばせたとしても、敵が目の前にいないのでは命中させることは難しい。私の息をもし間違って他の場所に打ち込んだりしたら、それこそ大惨事になってしまう。どうすればいいの!?






「じゃあさ、ガブリエラおねえちゃんに手伝ってもらえば?ドーラおねえちゃんの代わりに狙いをつけてもらうの。」


 そういえばガブリエラさんは《魔力の矢》を魔力で的に誘導することで、複数同時に命中させることができると言っていた。彼女に手伝ってもらえばできるかもしれない。とにかく一刻の猶予もないのだ。やってみるしかない!


「ありがとうエマ!やってみるね!」


「うん、頑張っておねえちゃん!」


 私は素早く服を脱ぐと《転移》の魔法で、ハウル村の上空に移動した。なぜここかといえば、一番慣れ親しんでいた場所だからだ。今いる高さは雲より少し高いくらい。雲の上にはきれいな青い月が浮かんでいた。


 《人化の法》を一部解除し、背中から羽を生やすと空中に静止したまま、ガブリエラさんに《念話》で私の計画を説明した。うまくいくかどうかわからないけれど、やるしかない。説明し終わると、彼女はカールさんの方を向いて頷いた。どうやら伝わったみたいだ。よし、息を使うぞ!






 私は《収納》から杖を取り出す。これはガブリエラさんが作ってくれた大事な宝物だ。


「じゃあ《領域創造》と《錬成》と《保温》を組み合わせて・・・できた!《熱量超圧縮》!」


 私はガブリエラさんのいる方向を大体見定めると、杖をかざし魔法を使った。私の目の前に円形の魔方陣が同時に十個、一列に並んで重なるように出現した。杖のおかげか、いつもよりも早く正確にできた気がする。


 私に一番近い魔法陣は私の背の高さくらいだけど、私から離れるごとにだんだん小さくなっていき、最後は私の手のひらくらいの大きさだ。


 これは私の放つ息を圧縮して遠くへ飛ばすための魔法。魔方陣に触れた息は私の作った《領域》内で超圧縮され、前方に押し出される。それを10個連続で繰り返していき、最後は細い光の線に変えて撃ちだす。


 どのくらいの威力があるのか、そもそもうまくいくのかさえ分からない。でもガブリエラさんを信じてやってみる!





「ガブリエラ様、行きます!」


 私は体内で魔力を高め、それを高熱の息に変える。全力でやると二人を巻き込んじゃうかもだから、ちょっと軽めに吐いてみよう。喉の奥にせりあがってきた息をそっと魔方陣にぶつけてみた。


 私の口から発せられた熱線は白い光となり、空気と触れて激しい放電を巻き起こしながら、最初の魔方陣と触れあった。魔方陣がまばゆい光を放ち、熱線は光の矢となって飛び出した。並んだ魔方陣によって順番に圧縮された光の矢は、一瞬で雲を切り裂き、極細い光の線となって夜空の彼方へと飛び去って行った。











 ガブリエラは今、カールと向かい合ったまま手を取り合っていた。両手を通して互いの魔力を還流させるためだ。これで彼の魔力を通して、ドーラの魔法を敵に誘導することができるはずだ。


 誘導は《魔法の矢》を誘導するのと同じ方法を使う。自分の魔力を対象に向って放出し結びつけることで正確に命中させる。優れた魔導士である彼女はこれを複数同時に行うことができるのだ。準備は整った。


 すでに敵は眼前に迫っている。これが失敗すれば、二人は命を落とすことになるだろう。だが二人はドーラのことを微塵も疑っていなかった。あの子(あの人)なら、必ずできる。不思議とそう思えたのだ。





 

 彼女がカールの眼を正面から覗き込んで頷くと、ドーラから「ガブリエラ様、行きます!」と《念話》が届く。


 同時に天空より飛来した光の線が、二人の周囲に迫っていた化け物の一体に命中した。化け物は光線の当たったところから、溶けるように崩壊し、周囲にいた化け物たちを巻き込んで消滅した。


 光線は化け物を貫通して地面に当たり、地面の表面を音もなく融解させて消えた。


 ガブリエラも、カールも、そして上空でその様子を見ていた女も、光線のあまりの威力とスピードで何が起きたのかまったく理解できなかった。


 そうしている間にも光線は次々と飛来し、化け物たちを消し去っていった。


「な、何!?一体なにが起こっている!?」


 複合獣の女が見ている前で、魔法陣から生み出された化け物たちはすべて、瞬く間に消え去った。あとに残ったのは、光線が当たって融解した地面だけ。超長距離からの光速による攻撃は、圧倒的な裁きの光となって、敵を粉砕したのだった。






 残ったのは複合獣の女ただ一人となった。あまりのことに愕然としたガブリエラが、ふと女を見上げた。


 女はそれに気が付くと、慌てて翼を大きく打ち、その場から離れようとした。だがそこに、これまでにないほど巨大な光の筋がほぼ真横に通り抜けた。女は光線によって左の手足と翼の一部を消し飛ばされた。空中でぐらりと姿勢を崩したが、夜空を覆っていた魔法陣に飛び込んで、姿を消した。女が消えると同時に魔方陣も溶けるように消えた。


 女を撃った巨大な光線はウェスタ村の外、エルフの支配する森の外延部を薙ぎ払い、王国北西部の山脈の山頂を削り取って夜空へ消えていった。光線が走った部分は森の木が消失し、地面が帯状に融解していた。


 危機は去った。だがそのあまりの唐突な幕切れに、カールとガブリエラは言葉を発することも忘れ、手を握り合ったまま、茫然とその場に立ち尽くしたのだった。










 失敗したかもしれない。最後、嫌な感じのする生き物が逃げようとしたので、思わずちょっと強めに息を吐いてしまった。


 結局逃げられちゃったけど、とりあえずはやっつけられたみたいだし、二人も助かったからいいよね?


 ガブリエラさんが口を開いたまま固まっちゃったので、あとで怒られそうな気がしてちょっと心配だけど、大丈夫よね?大丈夫だといいなあ・・・。


 私はドキドキしながら彼女に《念話》で、エマのところに戻りますと告げた。すると今まで見えていたカールさんの視界が頭の中からすうっと消えた。どうやら魔力の繋がりが切れてしまったみたいだ。


 私は《転移》でエマのいる部屋に戻った。知らない場所だけど、ここどこなんだろう?


 まあ、いいや。ちょっと疲れちゃったし、とりあえず今は寝よう。私は寝ているエマを起こさないように、そっと寝台に潜り込んだ。


 エマは眠ったまま私に抱き着いてきた。私はエマをぎゅっと抱きしめた。エマはあったかくてとってもいい匂いがする。


 私はエマの心臓の音を聞きながら目を閉じた。そしてそのままゆっくりと心地よい微睡に落ちていったのでした。






種族:神竜

名前:ドーラ

職業:錬金術師

状態:仮死の眠り


所持金:6803D(王国銅貨43枚と王国銀貨21枚と王国金貨1枚とドワーフ銀貨27枚)

    → 行商人カフマンへ5480D出資中

読んでくださった方、ありがとうございました。

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