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Missドラゴンの家計簿  作者: 青背表紙
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4 木こり村の居候 後編

今後も戦闘とかは、あまり書かないつもりです。

 エマとマリーに連れられた私は、二人の巣であるハウル村へと向かった。


 そう、私はここで大いなる発見をした。人間たちは自分たちだけでなく、巣や川にも名前を付けているのだ!人間って本当にいろんなことを考える生き物なのだと、感心してしまう。


 私とマリーたちが出会ったのはハウル村の洗濯場なのだそうだ。洗濯というのは汚れた衣服を水で洗うこと。人間は生活魔法が使えるはずなのに、川で洗濯?ちょっと不思議な気がしたけれど、その不思議さも人間の魅力の一つだと私は思う。


 ちなみに洗濯するのは基本的に『下着』だけで、普段来ている『上着』は滅多に洗うことはないそうだ。人間の世界で布はとても貴重なものらしく、上着をたくさん持っている人はそんなにいないとマリーが教えてくれた。


 下着や上着が何なのかよくわからないけど、人間の世界のことが少しわかって、私はすごくうれしかった。あと彼女が言うには、私の着ている服はあまり服らしく見えないらしい。


「その道具袋に入ってたぼろ布で作ったんでしょう?多分だけど、あんたが今着てるのは、その男の下着だったんじゃないかしら?」


 それを聞いてエマがくすくすと笑いだした。


「下着を着て歩く女神さまなんて!ドーラおねえちゃん、面白いね!!」


 何が面白いのかわからないけれど、くすくす笑うエマはいたずら好きの風の妖精みたいで、とても可愛らしい。私もエマと一緒にくすくす笑った。マリーはそんな私をなんだか優しい目で見ていた。






 村の近くまで来るとマリーはすぐに近くの茂みに入って、エマに向かって言った。


「お母さんは家からシーツを取ってくるから。おまえはドーラとここにいて、他の人から見つからないようにしてなさい。分かった?」


「うん、わかったよ。お母さん!」


「いい子ね。」


 マリーは持っていた洗濯籠をエマに預けると、木で作った柵の中に入り、いくつかある建物の一つに駆け出して行った。柵の中にはたくさんの人の気配がする。この巣、じゃなかった村の中にはたくさんの人間が暮らしているようだ。


 私がエマに下着やシーツが何なのか教えてもらっていると、マリーがつぎはぎだらけの布を持ってやってきて、私の体を覆った。マリーが首と腰のところを紐で簡単に結ぶと、たちまち祭壇の巫女たちが着ていたような衣装になった。すごい!


 私はうれしくなって、あの巫女たちがやっていたみたいにその場でくるくる回った。私の衣装と髪が翻り風に舞う。


「ドーラおねえちゃん、すごくかっこいい!」


「ああ、そうだね。でもドーラ。それは人前ではやめておいてね。お尻が丸見えだよ。」


 エマがまたクスクス笑い出した。私も笑う。どうやらこれは人間らしくない振る舞いのようだというのがわかった。今度から気を付けよう。






 その後、村の中に入った私たちはたくさんのメスやエマと同じくらいの子どもに囲まれた。いっぺんに人間に出会ったのがうれしくなって、私は大きな声でみんなに話しかけた。


「はじめまして。私の名前はドーラです。お会いできて光栄です。」


 私の言葉を聞いて人間たちは驚いた顔をしていたけれど、マリーが他のメスたちに『ごろつき』とか『誘拐』とかって言葉を説明すると、メスたちはみんな目に涙を浮かべて私に優しく話しかけてくれた。


 辛かったろうとか、もう安心だからね、と言われたけどよくわからないので、とりあえずニコニコしておいた。そんな私を見てメスたちはますます涙を流していた。なんで?


 その後、私は『村長』が住むというちょっと大きめの建物に連れていかれた。そこには『村長のおかみさん』という白い髪のメスがいて、私に話を聞きたいと言った。


 私はマリーとおかみさん二人とともに、建物の中に入った。他の人間たちは入ってこなかったが、みんな建物の周りにいるのが気配で分かった。建物の中には奇妙な道具がたくさんある。







「まあまあよく来てくれたね。あたしはこの村の村長の女房で、グレーテってもんだ。まあ、そこにお座りよ。」


 私は言われるままにその場に座った。


「ドーラさん!床に座らなくていいんだよ!奴隷じゃあるまいし・・・!」


 驚いたグレーテはそう言いかけてハッとしたように口を噤み、マリーの方を見た。マリーは真剣な顔をして頷く。グレーテは私に向き直ると、こう言った。


「ドーラさん、すまないけど体を改めさせてもらうよ。」


 グレーテとマリーは私の着ている服を脱がせると、私の体を隅々まで調べた。手のひらや足の裏、髪の中の頭皮まで調べられて、私はくすぐったさの余り笑い出してしまった。


「『刻印』はなし。傷やあざ、火傷の跡もない。本当にきれいな体だね。マリー、あんたの言う通りかもしれないね。」


 グレーテとマリーは私の体を調べ終わるとホッとしたようにそう言い、頷きあった。『刻印』って何のことだろう?あとでエマに聞いてみよう。






 二人は私を『椅子』という木で出来たものに座らせると、『テーブル』の周りにある椅子に同じように座った。なるほど、さっき座ってと言われたのは、この椅子に座れってことだったのね。ふむふむ。


「もうかまどの火を落としてしまってね。朝の残りで悪いけど、これでもお上がり。」


 グレーテが私の前に小さな木の器に入った白い液体を置いてくれた。美味そうな匂いから察するに、獣の乳のようだ。お上がりというのは飲めということだろう。


 私はいつも祭壇でやっていたみたいに、器に顔を近づけると舌を伸ばして乳を舐めとろうとした。


「ドーラ!!」


 マリーが急に椅子から立ち上がると、私を横から抱きしめ、わんわん大声で泣き始めた。その拍子に器が揺れて、テーブルの上に乳が広がる。


 私がそれを舐めとろうと顔を寄せると、グレーテに押しとどめられた。グレーテも怒ったような、泣いたような顔をして私を見ている。


 二人の様子を見てとても不安になる。どうやら私は何か大きな失敗をしてしまったみたいだ。どうしていいか分からず、目の奥が熱くなる。






「ドーラさんあんた、よほどひどい連中に捕まっていたみたいだね。本当に許せないよ。分かった。あんたのことは、あたしらがちゃんと守ってあげる。」


 二人の言葉の意味は分からないけれど、私のことを悪く思っていないみたいだというのが分かってホッとした。


 その後、グレーテが泣き止んだマリーと私に新しい乳を出してくれた。マリーはグレーテに「ありがとうおかみさん、いただきます」と言って手で器を持って乳を飲んだ。


 なるほど、ああすればよかったのね!私もマリーの真似をしてグレーテに「ありがとう、いただきます」と言ってから、乳を一口飲んだ。


 少し獣のにおいがするけれど、とっても甘くて美味しい!私はうれしくなって乳を飲み干した。舌で舐めとろうとして、マリーがそのまま器を置いたのに気づき、慌てて器をテーブルに戻す。ふう、危ない危ない。


 飲み終わるとグレーテは私に質問する。


「あんた、年はいくつだい?」


「・・・わかりません。」


「生まれはどこだか分かるかい?親や家族の名は?」


「生まれたのは山です。多分。家族はいません。名前は・・・。」


「ああ、いいよ。辛いことを聞いちまって悪かったね。まあ、見た感じ15,6ってとこだろう。マリーより一つ二つ下くらいに見えるからね。」


 そうなのかな?実は私、人間の年っていうのがよくわからない。グレーテが年を取ってて、エマが小さいのは分かるけど、見た目で年って分かるものなのか。これも新発見です!






 話し終わるとグレーテがつぎはぎだらけの服を持ってきて私に着せてくれた。グレーテの娘の『お古』らしい。知らない言葉だらけだ。これも後でエマに教えてもらおう。


 私はマリーと一緒に彼女の『家』に行き、休むように言われた。そう言えば洞穴を抜け出してから、ずっと起きたまんまだった。


 エマは私の手を引いて自分の『寝台』と言うところに私を寝かせてくれた。木でできた低い台の上に柔らかい草が引いてあり、そこにつぎはぎの布がかぶせてある。私が寝台に横になるとエマが私と一緒に横になった。


「ドーラおねえちゃん、あたしがお歌を歌ってあげるね。」


 エマは私の手を握り頭を撫でながら、舌足らずな声で歌を歌ってくれた。優しい響きに導かれるように、私はゆっくりと目を閉じ安らかな眠りに落ちていった。






 その夜、ハウル村の集会所となっている倉庫には大勢の村人が押し寄せ、かつてない熱気に包まれていた。話題はもちろん村に迷い込んできた娘のことだ。


「フランツのところにいるその娘だが、本当に逃亡奴隷じゃねえのか?」


「逃亡奴隷を匿ったとなったら、俺たちまで罪をかぶることになるんだぞ!奴隷の補償金を請求されたらどうする!?巡察士に突き出しちまえばいいだろうが!」


 仕事から帰って話を聞かされた男たちが、身元不明の娘について自分たちの意見を大声で述べる。


「あたしとグレーテさんで、ドーラの体の隅々まで調べて『隷属の刻印』はどこにも無かったって、さっきから言ってるじゃないか!」


 男たちの言い分に逆上したマリーが立ち上がって怒鳴る。


「女どもの言うことなんか信用できるか!」


「そうだ、そうだ!今、ここにその娘を連れてこい!俺たちみんなで確かめてやるよ!」


 男たちの一部から同意するような下卑た笑いが起きる。それに対してひときわ体の大きな若者が立ち上がって、テーブルを殴りつけて怒鳴った。


「今、俺の女房マリーを信用できないって言ったやつは誰だ!?俺がこの拳骨で分からせてやるよ!さあ、出てこい!」


「ああん、言いやがったなフランツ!女房の前だからっておめえ、調子に乗ってんじゃねえぞ、この野郎!!」


 たちまち殴り合いが始まり、男たちが「いいぞフランツ!」「やっちまえヴィクテル!!」と口々に囃し立てた。女たちはそんな男たちを止めようと手にした桶やなべで自分の亭主を殴り始める。集会所は混乱の坩堝と化した。






 すると黙って座っていた禿頭の男が立ち上がり、喧嘩する二人を引きはがすと順番に殴りつけた。重い木のベンチをなぎ倒して吹き飛ぶ二人の若者。女たちから悲鳴が上がった。


「喧嘩するなら外でやれ、小僧ども。お前らもいい加減にしろ。」


 二人を殴り飛ばしたのはおそらく老境に差し掛かろうとする年齢の男だ。だがその筋肉は小山のように盛り上がり年齢を全く感じさせない。長年森で鍛え上げた男、村長のアルベルトの一声で、その場の混乱は一気に終息した。


「男どもの言い分ももっともだ。だがグレーテが大丈夫といったんだ。そうだなグレーテ。」


「そうだよ、あんた。あたしが自分の目でちゃんと確かめたんだからね。あの娘は奴隷なんかじゃない。あんたら男どもにはあたしが指一本触れさせやしないよ!」


 グレーテの言葉に同意を示す女たち。それに対して一人の男が立ち上がり言った。


「いや待て待て、ずいぶんときれいな娘らしいじゃねえか。自分の名前を家族も覚えてない上に身寄りもないと来てるんだろう。奴隷じゃないんなら、いっそのこと奴隷商人に引き渡しちまえば・・・。」


 女たちが一斉に発言した男、ゲルラトと睨みつける。だが男はそれにもめげず、言葉を続けた。


「いやだってそうだろう?自分の名前をろくに覚えてないような娘が一体何の役に立つんだ?ただのごく潰しだろ?誰が一体その娘を食わせてやるんだ?」


 確かにこの村は王都領では最も辺境に位置する貧しい村だ。どの住民も毎日の暮らしはカツカツでゆとりのある家庭はどこにもなかった。誰も言い返すことができない様子に、ゲラルトはますます調子に乗る。


「娘にしたってこんな村にいるより、奴隷になって可愛がられた方が幸せってもんだ。そうじゃないか?」







 確かに貴族たちが所有する愛玩奴隷と呼ばれる奴隷たちは、毎日きれいに着飾っていて普通の平民以上の贅沢な暮らしをしている者もいると聞く。ドーラのような美しい娘なら、貴族たちの引く手あまたのなのは間違いない。


 それにドーラが高値で売れれば、この村の暮らし向きもよくなるだろう。それはここにいる皆にとって良いことのように思え、村人たちは黙り込んだ。


 マリーがドーラをかばおうと声を上げかけたその時、アルベルト村長が重々しい口調で発言した。


「なるほど、ゲルラトの言うことも確かに一理ある。」


 思わず立ち上がりかけたマリーをグレーテが引き留める。グレーテは大丈夫というように、マリーに一つ頷いて見せた。


「だがな。俺はそいつはあまりにも危ねえ橋のように思える。」


「は、な、なんで・・・。」


「身寄りのない娘というがな。本当に身寄りがねえのか?その娘は自分の名前さえ憶えてねえんだ。もしかしたら親族があの娘のことを探してるかもしれねぇ。」


 ゲルラトはアルベルト村長の言葉に押しつぶされるように、その場に座った。


「探してた娘を俺たちが売り払いましたなんて知れたら、それこそ大事だ。場合によっちゃあ、金じゃすまねえかもしれん。」







「そ、村長、それはあの娘が貴族だってことですかい!?」


 男たちの一人が震える声で村長に問いかける。貴族は彼ら平民にとって理不尽そのものの存在だ。貴族の言葉一つで、平民の命など簡単に奪われてしまう。


「ああそれもあるな。だがまだ最悪じゃねえ。」


 一段と低くなったアルベルト村長の言葉に村人は固唾を飲む。貴族以上の災厄。それはもしかして・・・?


「おめえらも、もう何となく分かってんだろ。エルフだよ。あの娘、エルフの血を引いてるかもしれん。」


 村人たちがヒッと息を飲んだ。顔が青ざめ、集会所の温度が一気に下がったような感じがする。






 エルフはこの王国の隣にある深い森の中で独自の文化を作り上げている森の亜人族だ。人間とは比べ物にならないほど長命で美しい容姿を持つ彼らは、他種族と交流を持つことをあまり好まない。


 彼らの領域である森を侵すことさえなければ、彼らの方から関りを持ってくることはほとんどない。ごくまれに変わり者のエルフが森を出て交易などをすることがあるくらいだ。彼らは気難しいが基本、温厚で付き合いやすい隣人であると言える。


 だが彼らが人間から恐れられている理由は、同胞に対する理不尽を絶対に許さないという残虐な二面性を持つからだ。エルフは非常に美しい容姿のものが多いため、かつては彼らを奴隷として手に入れようとする者もいた。


 だがそんな相手に対してエルフたちは苛烈な報復に出た。エルフの子供を攫った愚か者を都市ごと滅ぼしたという伝説は、エルフについての語り草になっているほどなのだ。


 ドーラの美しさを考えれば、エルフの血を引いてると言われても確かに納得できる気がする。エルフたちは自分たちの血縁を非常に重んじ大切にするという。仮にドーラがエルフの血族だとすれば、無下に扱うことはこの王国にとっての命取りになりかねない。


 村長は異論が出ないことを確かめると、翌日ドーラ自身に今後どうしたいか決めさせるのがよいと結論付けた。村人は村長の決定に全員一致で同意した。


 だが次の日に、この決定が実行されることはなかった。眠りについたドーラがいつまでたっても目覚めなかったからである。






 私は甘い花の香りに誘われるように目を覚ました。


「!! お母さん!!ドーラおねえちゃんが目を覚ましたよ!!」


 私の側にいた誰かがバタバタと走っていく音がする。私は目を開け、ゆっくりと体を起こした。私の頭から何かがパサリと落ちた。きれいな花だった。ああ、この花の香りだったのね。私の大好きな白い花。


 見ると私の寝ている寝台の周りは花でいっぱいになっていた。寝ている間に誰かが置いてくれたのだろう。誰かが・・・?ああ、エマ!エマが置いてくれたのね。


 花を鼻先に近づけて香りを楽しんでいたら、マリーとエマが飛び込んできた。


「ドーラ!目を覚ましたのね!よかった。」


 マリーが涙を流して喜んでくれた。エマは嬉しそうに笑っている。二人によると、私は10日間眠り続けていたらしい。竜の私からすると、ほんの一瞬うたた寝したくらいの時間だ。


 でも人間は10日間も眠り続けることはめったにないのだそうだ。二人は私をとても心配してくれていたらしい。季節一巡り分とか寝なくて本当に良かった。


 マリーは今後私にどうしたいか聞いてくれた。







「あたしはね、あんたさえよければこの家で一緒に暮らしてみてはどうかって思ってるよ。エマもあんたに懐いてるし。どうだい?」


 私はこれまでのことを考えてみた。『王国』に行ってみたいという気持ちで行動してきたけれど、今の私には人間の暮らしについての知識が足りていないことが分かった。


 ちょっと眠っただけでこんなに心配されてしまうのでは、人間がたくさん暮らす『王国』になんてとても行けそうにない。問題を起こしたり迷惑をかけたりするのが目に見えている。


 それはここでも同じだけれど、マリーは私に「ここにいても良い」と言ってくれた。私はその言葉に甘えてみたい。私は自分の気持ちを率直にマリーに話した。


「わかったよ。王都に行きたいんだね。あたしに任せなさい。あんたの夢、あたしたちの家族が応援してあげる。そうよね、エマ?」


 エマは笑顔で私を受け入れてくれた。私は二人に「ありがとう」とお礼を言った。


 こうして私はハウル村のフランツ一家に居候することになったのだった。






種族:神竜

名前:ドーラ

職業:木こり村の居候

所持金:83D(王国銅貨43枚と王国銀貨1枚)

読んでくださった方、ありがとうございました。

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