表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Missドラゴンの家計簿  作者: 青背表紙
177/188

171 虫

ちょっと短いですが、切りがいいので投稿します。

 濁流に飲まれたカールと、彼を追って水に飛び込んだロウレアナの二人を探して、森の中を移動していたフルタリス率いるエルフの戦士たちは、ハウル村の手前で無事二人と合流することができた。


「ロウレアナ、体はもう大丈夫なのか?」


「はい。呪詛はカール様が払ってくださいましたから。」


 ロウレアナの服は、濁流の中を泳いだため酷い有様になっている。辛うじてまともに残っているのは革鎧に覆われていた部分くらいだ。カールも同様に酷い姿をしている。清流の乙女ウンディーネが導いてくれなければ、ロウレアナもカールも濁流の中で溺れ死んでいたに違いない。


 フルタリスは二人の体に傷などがないことを確かめ、ホッと息を吐いた。






「それにしてもカール様、見違えましたな。溢れ出る聖気が離れていてもはっきりと感じ取れます。」


 フルタリスはカールの姿を見ながらそう言った。


「・・・自分ではよく分からないのです。ですが自然と力が沸き上がってくるような感じはあります。」


「それはおそらく神聖騎士パラダインとして覚醒なさったからでしょう。」


「神聖騎士というと、聖女教の上位僧兵のことですよね? 私は聖女教徒ではありませんが・・・。」


 そう言って否定するカールにフルタリスは優しく笑いかけた。


「いいえ、元々は武技を極めた者が強い誓いや信念によって覚醒するものだったのですよ。それがいつの間にか聖女教の騎士を指す言葉に変わったのです。カール様は、よほど強い思いを持っていらっしゃったようですね。」


 フルタリスの説明を聞いたカールは、照れくさそうに顔を赤らめた。カールの誓いはドーラに捧げたものだ。その気持ちに嘘偽りはないし誇りに思ってもいるが、改めて他人から指摘されるとなんとなく気恥しい。


 互いの無事を確認した彼らはフルタリスに先導され、西の森からハウル村に入った。






「!! カール様、あれは・・・!!」


 村に入ってドーラの封じられている光の柱を見たロウレアナが悲鳴のような叫びを上げた。カールはそれに答えることなく、ドーラの魔法剣を抜き払うと光の柱めがけて走って行った。


 彼にエルフの戦士たちも続く。光の柱に近づくにつれ、ロウレアナが見つけたものが彼らにもはっきりと見えてきた。


 柱の周りを取り囲む夥しい数の妖精たち。そしてそれに襲い掛かる不気味な生き物。まるで里の古老が語る神話の戦いのような光景がそこにあった。


 妖精たちを怪物たちから守っているのは、白い法衣を着た乙女たちだった。彼女たちは手にした武器で怪物を打ち払い、守りの魔法で妖精たちを守っていた。


 そして彼らの上空では、白い蝶の羽を持った美しい白銀の騎士と、黒い六枚の翼を持つ青年とが剣で戦っている。彼らは空を縦横無尽に駆けながら、目にもとまらぬ速さで剣を振るっている。






 青年の黒い翼から散った黒い羽は、地上に落ちるとたちまち異形の怪物へと変貌し妖精たちに襲い掛かっていった。怪物たちは様々な魔獣をでたらめに掛け合わせたような姿をしていたが、一体一体が馬車ほどもある巨大なものばかりだった。それが数十体。


 乙女たちは必死に妖精たちを守っているが、次々と増えていく怪物に押され、かなりの劣勢だ。そこに向かって、カールは一直線に進んで行った。


 カールが魔法剣を振るいながら怪物の間を駆け回ると、たちまち数体の怪物が黒い瘴気となって消え去った。防戦一方だった乙女たちから、感嘆の声が上がる。


 次々と消し去られていく怪物たちの姿に気が付いて、黒い翼を持つ青年の動きが一瞬止まった。






「なんだ、あの男は!?」


 青年が強い警戒の色を浮かべて、カールを見た。その隙に白い蝶の羽を持つ妖精騎士エルフィンナイトがエルフの戦士たちに向けて叫んだ。


「森の子たちよ、妖精たちを守ってください!!」


「心得ました、妖精騎士様!」


 以前自分たちの里を救ってくれた妖精騎士の言葉にエルフの戦士たちは心を奮い立たせ、戦いに加わった。水の魔力を帯びた矢が怪物たちに降り注ぎ、風の刃が怪物たちを斬り裂く。


 フルタリスが剣に炎を纏わせ大きく薙ぎ払うと、一度に数体の怪物たちが焼き尽くされ消滅した。





 妖精騎士が目を逸らした隙を突き、黒翼の青年が丸い盾を構えて突進してきた。妖精騎士は剣を構えてそれを防いだものの勢いを殺すことができず、激しく地表に激突する。


 彼女が再び起き上がった時、青年はすでに呪文の詠唱を終えていた。


「・・・によりて昏き淵より来たれ。《呪霊召喚》」


 青年を中心にしていくつもの魔法陣が折り重なるようにして出現し、そこからどろりとした赤黒い液体が溢れ出した。液体は地上に落ちて広がっていき、まるで血でできた湖のように、光の柱を取り囲んだ。


「それに触れてはいけません!! 皆、柱の周囲に集まってください!!」


 上空に舞い上がった妖精騎士の言葉で怪物と戦っていた者たちは、素早く柱の周囲に後退した。この赤黒い液体は、どうやら光の柱周辺には近づけないようだ。


 エルフの戦士や乙女たちによって押し返され、液体に触れた怪物たちは、液体の中から現れた無数の手に捕まりたちまち液体の中に引きずり込まれて消えた。






「あなたの相手は私です!!」


 さらに魔法を使おうとする黒翼の青年に、妖精騎士は斬りかかっていった。


 上空で再び激しい攻防が行われる中、地表を覆い尽くした赤黒い湖からごぽりと音を立てて何者かが沸き上がってきた。


 血のように滴る液体の中から現れたのは、首のない黒馬に乗った首なし騎士デュラハンや|髑髏の魔術師、そして呪紋の浮かぶ巨大な蛮刀バーバリアンソードを持った狂戦士など戦場で倒れた数多くの者たち。呪われた不死者の軍勢だった。


 彼らは生者に対する怨嗟の声を上げ、一斉に襲い掛かってきた。首なし騎士の突撃で崩れた戦列に、狂戦士たちが雪崩れ込んでいく。それを守ろうとする者たちに向けて、魔術師たちの魔法が撃ち込まれる。


 形勢は一気に逆転し、エルフの戦士と乙女たちは防戦一方に追いやられた。カールだけは戦場を縦横に駆け回り、魔術師を中心に手近な相手を手当たり次第に攻撃していったが、多勢に無勢。


 次々と沸き上がってくる不死者たちをすべて止めることはできない。防ぎきれなかった敵の魔法が光の柱を直撃して妖精たちが悲鳴を上げた。光の柱を支えている結界の表面にも、目に見える亀裂が走り始める。






 妖精たちの悲鳴で焦った妖精騎士の攻撃を、黒翼の青年が易々といなした。黒い瘴気を纏う剣で斬りつけられ、妖精騎士の体から金色の光が舞い散って消える。彼女の体の光が薄まり、動きが目に見えて鈍くなった。


 先程から青年は詠唱の機会を窺っている。さらにダメ押しの手を打つつもりなのだろう。それを妖精騎士は必死に妨害していた。


 大地の竜様を呼ぶ妖精たちの歌が終わるまでは何とか持ちこたえさせなくてはならない。しかしただでさえ自然の気が希薄なばかりか、呪詛で汚された大地が彼女の力を弱めているため、思うように戦えていないのだ。


 ドーラの結界がいつまで持つか分からないという状況に加え、追い詰められているという焦りがますます彼女の剣を鈍らせる。大地の竜様が来てくださりさえすれば、彼女も全力に近い力を出せるのだが、今はそれを望むべくもない。


 青年もそれが分かっていた。彼は勝ち誇った目で妖精騎士を見下し、鋭い一撃を放った。彼女はぐっと唇を噛みしめてそれを躱すが、完全には回避できずさらに力を奪われていく。おそらくもう数合と持たないだろう。






 妖精騎士が、フルタリスが、乙女たちが敗北を覚悟したその時、北東の方角から魔法による攻撃が突如、戦場に降り注いだ。


 稲妻や大火球、氷雪刃、光の矢などありとあらゆる属性の攻撃魔法が雨のように降り注ぎ、光の柱を包囲している不死者の軍勢の後方に炸裂した。不死者たちが魔法によって打ち倒され、再び赤黒い液体の中へと沈んでいく。


「構え!撃て!」


 戦場を圧するほどよく響く号令に合わせて、再び魔法が放たれた。陣形の弱点を突くような巧みな指揮によって行われる攻撃は不死者の軍勢を混乱させ、戦列を崩壊させた。


「これは・・・王国魔法騎士団の飽和攻撃!」


 驚いて声を上げるカールに、崩れた包囲の向こうから、光り輝く鎧を着た騎士が馬上で手を上げてみせた。


「パウル殿下!! ではやはりこれは王国第二軍・・・!」


 王都を守護する王都守備隊、国王麾下の第一軍に続く王国第二軍はそのすべてが魔法騎士で構成されており、王国軍の中でも最も打撃力・機動力に優れた神速の部隊。常にその部隊の先頭に立つ王国第二王子パウルに率いられた王国軍の最精鋭たちだ。






 不死者の軍勢は新たに出現した王国軍を脅威とみなし、方向を転換して騎士たちに向かった。敵からの圧力がなくなった乙女たちにカールが叫ぶ。


「騎士たちに守りの魔法を!!」


 乙女たちはすぐにその意図を察し、不死者の呪いや穢れから身を守る祈りを詠唱した。騎士たちの体が青い光で覆われる。光が行き渡ったことを見届けたパウルが、配下の騎士たちに号令をかけた。


「総員抜刀!!突撃!!」


 鬨の声を上げながら、崩れた戦列めがけて騎士たちの突撃が開始された。一体一体の不死者たちは脅威だが、指揮者のいない彼らは統率された動きができない。その弱点を突かれた不死者の軍勢は瞬く間に戦列を切り裂かれ、分断されていく。


 本能のままに暴れまわる不死者たちを魔力の籠った騎士の刃が斬り裂く。分断された不死者たちにエルフの戦士たちが襲い掛かって殲滅する。そしてカールは素早く戦場を駆け巡り、乱戦の脅威となる髑髏の魔術師たちを次々と消滅させる。


 バラバラになった不死者の軍勢は、人間とエルフの連携によって各個撃破されていった。






「待たせたな、カール殿!!」


 パウルが首なし騎士を一刀のもとに斬り捨てながら、カールに馬を寄せてきた。地上の戦いの趨勢はすでに決着しつつある。


「西部から戻られたのですね。どうしてここに?」


「ゴルツ学長が作った新しい伝令の魔法で、連絡をもらってな。ウェスタ街道から直接こっちへ駆けつけた。ドーラ殿はまだ無事か?」


「はい。危ないところでしたが、おかげで助かりました。」


 カールがさっと跪いて頭を下げると、パウルは鷹揚に頷いて彼を立たせた。王が古い文献から探し出したという呪言解除の儀式魔法を行使して王都領の領民たちを解放したことで、速やかな移動ができたとパウルはカールに語った。


「兄上も父上と一緒に儀式を行ってくれたそうだ。カビ臭い魔導書を読み漁るのも、たまには役に立つものだな。」


 彼はカールの目を見てニヤリと笑った。


「美味しいところを持っていってしまって、すまなかったか?」


「いいえ。戦いはまだ終わっておりませんので。」


 カールの言葉に表情を引き締めて、パウルは上空の戦いに目を向けた。


「・・・あれが敵の首魁か。」






 パウルがそう呟いて上空に目を向けたちょうどそのとき、黒翼の青年の剣が妖精騎士の体を捕らえた。妖精騎士は後ろにのけ反り、悲鳴を上げながらそのまま地上に落下した。彼女の体はすでに半透明になってうっすらと明滅を繰り返していた。


 妖精騎士を排除した青年は、怒りと苛立ちを隠しもせず、叫んだ。


「出来損ないの生き残り共と妖精の成れ果て風情が!! すべて消し飛ばし、お前たちの魂を食い尽くしてくれよう!!」


 黒翼の青年は上空に高く飛び上がると地表の者たちを見下ろしながら呪文の詠唱を開始した。


 彼を中心に巨大で禍々しい魔方陣が出現する。それは次第に数を増し、やがてハウル村をすっぽりと覆い尽くした。


 周囲の魔力の圧力が急激に高まり、魔力量の多いエルフや騎士たちが胸や頭を押さえて蹲った。


 弓や投石器、魔法で攻撃したものの青年のいる場所まではとても届かない。






「万事休すか・・・!!」


 カールは奥歯を噛みしめてその様子を見つめた。ふと見ると乙女たちはその場に跪いて祈りを捧げている。それを見た者たちが、同じようにそれぞれの神に祈りを捧げ始めた。


 カールも跪き祈った。だがなぜか彼の脳裏に思い浮かんだのは神でも聖女でもなくドーラの姿だった。彼の心に破壊の光と必死に戦っているドーラの姿が浮かび上がる。彼女はまだ諦めていない。


 そう思った時、カールは自分の心に光が差すのを感じた。それは希望の光。諦めない者を導き照らす光だった。


 諦めるものか。最後の瞬間まで絶対に。カールはそう心を奮い立たせ、一心に祈り続けた。
















 私は何も見えない白い光の中を歩いていた。進む方向から私の嫌いな臭いがしてくるのに、どうしてもそこへ辿り着けないのだ。


 私の作った魔力の結界はもうすでに限界寸前だ。何回か外から強い衝撃を受けたことで、かなり危険な状態になってしまっている。私は焦り、泣きそうになりながら白い闇の中を彷徨い歩いた。


 すると真っ白い光の中に、ちらりと何かが動くのが見えた。何だろう、あれ?


 私はそれに呼ばれているような気がして、そちらに向かって進んで行った。


 白い光の中に誰かの影が見える。背の高い人と小さな影。あれはもしかして・・・!?






「テレサさん! それにルピナスも!! どうしてここに?」


「えへへ、久しぶりねドーラちゃん。この人がね、ドーラちゃんが困ってるっていうから、一緒に助けに来たの。」


「助けにって・・・! ルピナス、この光の中にいても平気なの?」


「うん、だいじょーぶ。全然平気だよ。それにしてもやっぱりドーラちゃんの魂はおっきくて、あったかいね。」


 ルピナスはそう言って鮮やかな黄色と青の衣装を揺らしながら、私の周りをくるくると飛び回った。


「ドーラさん、やっとお会いできました。さあこちらへ。あなたの探しているもののところへ案内して差し上げます。」


 テレサさんはいつもの穏やかな笑顔でそういうと、静かに歩き始めた。


「早くおいでよ、ドーラちゃん!」


 ルピナスが蝶の羽をはためかせて、私に手招きをする。私は二人の後をついて白い闇の中を進んで行った。





 

「うわ、ナニコレ! くっさーい!!」


「うん、ほんとにクサいよね・・・。」


 私は二人のおかげで嫌な臭いのもとに辿り着くことができた。でも鼻がないのにも関わらず、ものすごくクサい。もし今、私に鼻があったらきっと大変なことになってたんじゃないかと思う。


 私の目の前にあるのは黒いドロドロした塊のようなものだ。大きさは私の魂より少し小さいくらい。これを無くせばいいんだろうけど、触るのやだなあ。


 そう思っていたら、テレサさんがドロドロの一部を手ですくい取った。


「ドーラさん、見てください。」


 彼女の手の平にすくわれたドロドロから、どんどん黒い色が抜けていく。やがて残ったのはキラキラした小さな粒。


「これって・・・ひょっとして生き物の魂?」


「そうです。これは闇に囚われた生き物の魂の集合体です。この奥にそれを捕らえた者が潜んでいます。ドーラさんには見えるんじゃありませんか?」


 そう言われたら見ないわけにはいかない。私はクサいのを我慢して、ドロドロの中を覗き込んだ。





「・・・なんか虫みたいなものが見えますよ。」


 黒いちっぽけな虫のようなものが、黒い瘴気を吐き出して魂を捕らえている様子が見える。私がそう言うとテレサさんは「その虫から、他の魂を切り離せますか?」と尋ねてきた。


「わかんないけど、やってみますね。」


 私はドロドロの中に踏み込んでみた。すると黒い瘴気がどんどん晴れていき、そこからキラキラした粒が飛び出して、光の闇の奥へと飛び去って行った。なるほど、このまま中心の虫のところまで行けばいいんだ。


 私は自分の魂を虫に近づけていった。黒い瘴気が晴れるときはちょっとだけ痛いけれど、嬉しそうに飛び去って行く魂を見るのは何だか楽しい。


 全てのドロドロが消え、最後にはうごうごと蠢く小さな虫だけが残った。すごくクサいです。


「この虫、どうすればいいんでしょう?・・・って、あれ? テレサさん? それにルピナスもどこに行ったの?」


 私が話しかけたとき、二人の姿は見えなくなっていた。代わりに金色に輝く光の粒が二つ、その場に浮いていた。






「(よかったね、ドーラちゃん。もう大丈夫だよ。私たち、そろそろ行かなきゃダメみたい。だからまたね。)」


「(ドーラさん、本当にありがとうございました。あなたのおかげで、多くの人が救われました。)」


 二人の声が直接、私の魂に響いてくる。金色の二つの光は少しずつ薄くなり、私から少しずつ遠ざかって行った。


 それを見て私は急に恐ろしくなった。これはダメだ。このまま二人を行かせてはいけない!






 私は無我夢中で金色の光を追いかけた。そして今にも消えそうな光を、自分の魂の中に取り込んだ。私は二人を追いかけることに夢中になっていたので、黒い虫が私の後ろをついてきていることに全然気が付いていなかった。


 金色の光が私の中に入った瞬間、私の周りの光が失われ、闇に閉ざされた。急激に眠気がやってくる。


「あれ、なんか変。ダメ! このまま寝ちゃったら、魔力の・・結界が・・・。」


 私は必死に闇から抜け出そうともがいた。しかし私の意識は次第にうすれ、やがて私は深い深い闇の中に落ちていった。

読んでくださった方、ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ