共感というものについて
適当にぶん投げる
創作者にとって謎のものの中に、共感というものがある
よく読み手に共感してもらわないと、とか聞いたりするけど、一体全体、共感とは何ぞや
これについて超個人的にぶち上げて差し上げますわよ!
……お嬢様言葉がはやっているようなので乗ってみましたすみません
キャラに共感してもらうには
というつぶやきをツイッターかどこかで聞いたことがあります
結論から言ってしまうと
個人的には、共感ではなく理解だと思っておりまして
何言ってんだコイツと思われる方も多いというか大半がそうでしょうが
まぁ例を出します
あなたのクラスにすっごい迷惑レベルな陽キャ女がいるとします
いつもあかるく大きな声でよく目立ちます、友達も多いようです
創作にはよく出てくるタイプですね
陰キャ主人公だと嫌うタイプだと思われます
ここまではキャラの表層です
実は彼女には親も頼れる親類もいません
自営業だったのですが倒産寸前で両親が無理心中を図りました
が、彼女は大けがで助かってしまいました
残された後、親類の間をたらい回しされて、その居づらさにいたたまれなくなり、今は一人暮らしで、孤独です
寂しさを紛らわす、そして隠すように彼女はカラ元気で周囲を振り回します
誰かがそばにいてほしいのです
ここが裏情報になる部分です
ここまで書くと、なんだか彼女が理解できてきたと思いませんか?
そのキャラの行動原理や理念を知ると、見方が変わり理解できるようになります
あぁそうなのか、と
親近感がわきませんか?
よく、悪役なのに絶大な人気を誇るキャラがいますが、それはそのバックボーンを知ったから、理解したからだと思うのです
表層は許せない行為を働くキャラですが、その行動には理由があって、そのキャラとしては正当な行動だった
そのキャラの正義だったわけです
共感、すなわち理解を深めることでキャラに親近感を持ってもらう
読み手に共感を、というのはこんなことなのかなとは思ってます
気が向いたら書く、らしい