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意外と知らない北欧神話   作者: アイスの棒
プロローグ
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レポート:神々の紹介

どうも初めまして、初投稿になります。駄文、読みにくい文ではありますが、読んでいただけると幸いです。

第1部は登場する神々の紹介になります。読まなくて問題ありません。あと、これらの情報は、こちら(・・・)の世界のものになりますので、ご注意ください。

『北欧神話における主な神々の属性と神話体系』


 論文製作者 ・◾︎◾︎ アキ


 序文


  『北欧神話とは名前の通り北欧地方において、北ゲルマン人により伝承された英雄譚サーガ、神話である。

 一通り調べてみると、驚くことにはるか離れた地である日本の文化へ普遍的に取り入れられていることがわかった。

 特にエンターテイメント的な創作物、つまり小説やアニメ、ゲームへ名前や設定のみ引用している場面が多々見受けられる。

 しかしながら、私達日本人はオーディンやトール、ラグナロクといった名詞を知っていたとしても、北欧神話の内容について理解している人はごく僅かである。

 本論では、日本人を惹きつける名前をもつ北欧神話の魅力とは何なのかを、有名な神々の属性を交えて、考察していきたいと思う。


 第1章 神話の始まりと終末


 北欧神話はその他の多くの神話と同じく、始まりと終わり、世界の誕生と終焉が明確に記述されている。

 神話の始まりは無から始まる。

 原初の生命の誕生、神々の降臨と人類の創造、同胞との別離、追放、悠久の平和に革命。

 そして戦争を経て終焉、神々の黄昏(ラグナロク)へ至る。


 以下文章検討中のため省略




 第4章 主なる神々の属性について


 本章では北欧神話に登場する神々、その中でも特に有名で、頻回に登場する神々について簡易に紹介する。

 参考文献はブリュニーヴル=スヴェインソンの『古のエッダ』スノリ=スティルルソンの『スノリのエッダ』の二つとした。


 主神オーディン:戦争と死、知恵と神秘の神。魔術師でもある。ふちの深い帽子をかぶり、隻眼でひげをたくわえた老人。戦死した英雄をヴァルハラに招くことで、死せる英雄たちの軍(エインヤヘル)を組織している。この世全てを見通す力を持つ。シンボルはワタリガラス。


 雷神トール:闘争と稲妻の神。最も力が強く、戦士でもある。ぼうぼうに伸びた赤ひげに広い肩、盛り上がった筋肉をもつ。シンボルは山羊。


 悪戯の神ロキ:無秩序、悪意、不品行にして無道徳の神。狡猾にて欺瞞、恥辱の化身。あらゆるものの敵。盗人にして殺人者でもある。光の神バルドルを暗殺させ、結果的にラグナロクを引き起こした張本人。シンボルは毒の入った小瓶。


 光の神バルドル:美と善良の神。最も叡智にあふれ、美しい美貌を持つ。ロキに暗殺され、世界から光が失われる。シンボルは天秤。


 豊かさの神フレイル:平和と自由、愛と富の神。美男子で、誰からも憎まれることはない。囚われたものを解き放つ力を持つ。フレイヤとは双子の兄。シンボルは犬。


 豊かさの神フレイヤ:美と愛、魔法の神。美しく、偉大な女魔術師。知恵の保管者で、生者の庇護者。戦場で倒れたものの半分は彼女の館へ招かれる。フレイルは双子の兄。シンボルは猫。


 世界蛇ヨルムンガンド:ロキの子供の一人。世界を一回りするほど巨大な大蛇。強力な毒は一滴で人間の都市が滅ぶほど。


 天を呑み込む狼フェンリル:あらゆるものを破壊し、呑み込む獣。ラグナロクでは、オーディンを殺害した。


 冥府の女王ヘル:氷の国ニブルヘイムの深淵、死者の国ヘルヘイムを統治する女王。老衰や病を司る。戦死したもの以外で死んだものは全ては彼女のもとに送られ、永遠の奴隷となる。死者を生者に戻す力を唯一持つ。



  北欧神話は他にも多くの神々や巨人が登場するが、神話に語られる主な登場人物は以上である。これらの神々や巨人が、様々な出来事を引き起こすのを本文で紹介、考察する。』



「まぁ、今日はこんなもんか」


  アキはパソコンを打つ手を休めた。

 モニターの明かりが暗い部屋の一角を照らし、眠たげな青年の瞳に映っている。

 明日は他の資料を探しに大学に行かなければならない。卒業論文担当の教授にも挨拶しなければ。そんなことを考えながら、アキはベッドに潜り込んだ。

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