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キーンさんの家に帰り俺たちは当面の生活の中での役割分担をした。
なんでも
「ただ飯を食わせてい、タダで寝るところを提供するほど俺は優しくない」
だ、そうで俺は料理、洗濯、掃除の3つとの畑仕事の手伝いに加えて毎朝の修行の手伝いをする事になった。
ただ、単に面倒ごとを俺に押し付けただけの気がする。
それと、修行と農作業の手伝いはこれから先俺が自活するために必要だそうだ。
俺は、この世界で生きる決心をしたわけではないが元の世界に帰る手立てもないため断ることはできなかった。
早速俺は、夕飯の支度をすることになった。
調理はいたって簡単な物で良いとのことで朝の献立と同じように適当に保存してある野菜と塩漬け肉のサラダ、そしてパンとジャガイモのようなものがあったので一品加えてポトフを作った。
俺の才能は全てにおいて平凡なためにごくごく普通の出来栄えになるが、まぁ男飯としては上出来といったところだろう。
「んー…不味くは無いが、特別上手くもないんだなお前の料理…及第点レベルなんだがなぁ、スキル【料理】をとると美味くなるんだろうけどな」
やはり、キーンさんをしてもこの評価だったが、料理にもスキルがあることに俺は少し驚きを受けたが、農業にもスキルがあるくらいなのだからという理由で俺は飲み混みこんだ。
「そいえばよ、お前さんこれからどうするつもりだ?」
キーンさんが口に含んだパンを飲み込んでから、唐突に切り出した。
「俺には分かりません」
これが、俺の本音だった。
なんの身構えもなしに異世界の村に連れてこられたのだ、これからどうするなどまだ分かったものじゃないしこの世界の常識なども勉強しなくてはならないし、モンスターへの対抗手段も得なくてはならない。
「まぁ、とりあえずは俺んとこで一年は面倒を見てやっからよ後はお前さん次第だな」
そう言って、俺は風呂を沸かすといって立ち上がって別の部屋へといってしまった。
この家は一戸建ての家で2LDKといった感じだ。
正直少し狭いか、とも思うがまぁ、一人暮らしにしては贅沢なところだ。
キーンさんが風呂に入り俺も風呂に入った後椅子に座り、何も考えずにいたところ
「明日から朝の修行が始まるからな早くねとかねぇとお前さん多分ぶっ倒れるぞ」
なんて、忠告をキーンさんにされたことで俺は素直に忠告に従い皿を軽く洗って俺は布団に入った。
ちなみに、朝と違い俺は床に布団を敷いて寝ている。
ベットはもちろんキーンさんが使っている。
まぁ、これはしょうがない事だ。
そんなことを考えているうちに俺の意識は途切れていった。
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まだまだなかなか戦闘シーンなんかには入れませんがどうか、今後とも宜しくお願いします。