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2ー3

読んでくださる方々

ありがとうございますm(_ _)m


感想、指摘、アドバイス等お待ちしております。

俺の旅の同行者の名前はミーシャ・オルセット。

水色の髪と目をもつ美少女…

うん。

メイリーンにも劣らない可愛さだ。


「じゃあ、お互いに自己紹介も済んだことだしパーティ組もうか」


「え?あ、ああ」


何?

パーティだと?

そんなものを組むことができるのか…

初耳だぞ、キーンさんっ‼︎


「じゃあ、私の方から申請しておくから」


すると、ミーシャは俺の前でステータスを開く


「ほら、早くステータス開いてよ」


「え?あ、ああ」


なんだか、俺の知らない事をするすると目の前の少女が進めていく。

多分この子は俺より年下だろう…

多分だけど、年齢について聞くのは御法度だろう。


なにやら、俺のステータスにパーティ申請を許可しますか?

という選択肢が出ていた。

なるほど。


許可っと。



NAME ホウジョウ ・ウジアキ

SEX 男性

PROF 旅人

Level 7

HP 205/205

STR 24

DEX 20

VIT 36

AGI 19

MND 10

SP 28/28

SIKLL 【指揮】【剣術】【防御強化】

【骨細工】


パーティ2名


NAME ミーシャ・オルセット

SEX 女性

PROF 村民

Level 3

HP 85 /85

STR 13

DEX 15

VIT 16

AGI 28

MND 23

SP 25 /25

SIKLL 【水魔法】【料理】


と、俺のステータスの下にミーシャのステータスが表示されるようになった。

ふむふむ…

レベル3、か意外と低いな。

こりゃ、俺が守りながら戦わないとな。


「あなたレベル7もあるの⁉︎

【剣術】を持ってるってことはその背中に背負ってるのは大剣?」


「いや、実は剣はちょっと事情があって折れちまったからな…今は大鎌を使ってる」


「スキルなしで使ってるの?

それ、大丈夫なの?」


「ああ…多分大丈夫だ。

ゴブリンなら一撃でやれる」


嘘は言ってない。

ただ、夜になって闇狼シャドーウルフのように活発になるモンスターが来ると視界の悪さも手伝って戦うのは難しいかもしれないし取り回しが慣れていない武器は危険かもしれない…


「ミーシャは、魔法使い…と言う認識でいいのか?」


「ええ、水魔法の使い手よ。

あと、料理は任せてね」


と言いながら手に握っている木製のワンドを振っている。

なんだか、いかにも魔法使いって感じの装備だ。思えばミーシャはローブを纏っている。

それに、【料理】が使えることは大きい。

これで、不味い飯になることはないだろう。



「じゃ、そろそろ行くかあんまし時間はかけたくないからな」


「そうね…って、あなた【指揮】スキル持ち?それに、黒髪黒目…ひょっとしてリーギ村の英雄って噂はあなたなのっ⁉︎」


「英雄か、どうかは知らないけど多分…

俺の事だな」


俺は、ほとんどふさがっている胸の傷を見せる。


「うわぁ…」


「さ、気が済んだか?」


俺は服を着なおし先へと急ぐ。

できるなら、野営の回数は減らしたいからな。








「グギャガグギャガ」


「ゴブリンだっ‼︎」


俺は、背中の大鎌を抜く。

ミーシャはワンドを握りしめる。


ゴブリンなら、とくに手こずることなく倒すことができるだろうが…

ミーシャの力をみる良いチャンスだな。


「ミーシャ、こいつお前が倒してみないか?」


「え⁉︎え、ええ。良いわよ」


ん?こいつなんか一瞬驚いたような顔してやがったな…

ひょっとして、こいつレベル3っていうとこからして戦うのは初めてなのか?


「えいっ‼︎【水玉ウォーターボール】」


バスケットボール大の水の玉が出来上がり、それがゴブリンにぶち当たる。

が、一撃では倒すことはできない。



「う、嘘、えいっ【水玉ウォーターボール】」


おいおい、思いっきりテンパってるじゃないか。

これは、初めての戦闘確定だな。

俺の初戦闘はあの暗黒狼ブラックウルフと、だからな。


2発目の水玉ウォーターボールが当たってようやくゴブリンは絶命した。


「や、やったわっ‼︎…はっ⁉︎

どうよ、私の戦いっぷりは」




ふむ…こいつは扱いに困りそうな同行者だな。

読んでくださる方々

ありがとうございますm(_ _)m


感想、指摘、アドバイス等お待ちしております。

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