タバコの煙に包まれる美女
なし
今なら透明な心でいられるから
ここで言葉をたぐり集めている
今なら憎しみを忘れた心でいられるから
あの頃の音が素直に沁み入るんだ
神聖な音が鳴る中
どこぞの誰だか知らない人の
タバコを吸う姿を傍観していた
少しだけ野太い低めの声でいて
あなたのその早口な言葉の多少は
まるで僕の心には響かないけど
この深夜に生きる僕にとっては何故か
希望を与える存在以外の何物でもなかったんだ
あなたの微笑みは既に過去となった僕の心を
わずかに取り戻す希望の指先だったんだ
凄く綺麗な瞳
タバコを吸う唇は艶々
低めの早口と吐き出す現実
深夜に超常を掴む僕の
key manになった事は
あなたは知らない




