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スノードロップ  作者: 木瓜
7/27

7

「同じクラスの雪村さんだよね。きちんと話すのは初めてかな、僕は」


「知ってます。秋川雪人」

彼の言葉に被せるように答える。


人見知りと、緊張と、焦りが、私にそういった態度を取らせていたのはもちろんある。


ただ、それ以上に、私は彼が怖かった。


男の人が苦手、というのも理由としてはあるだろう。


私に向けられる様々な視線の中でも、男の人から向けられる、あの纏わりつくような視線が、私はとにかく苦手だったから。


彼にそういった視線を向けられたことは無かったけれど、同じ男というのは、充分な理由になった。


しかし、それよりも、私は彼の、他の人たちと違って、行動原理が読めないその得体の知れなさの方に怯えていた。


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