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伝説の仙人  高藤聡一郎  いまいずこ?

作者: 舜風人

この方をご存知だろうか?


かって仙道ブームを巻き起こした人だった。

私も大陸書房の仙道シリーズを全て買い求めて、読み浸った者だった。


特に「タオ健身法』という東洋医学系の治療法の本には傾倒した。

これは中国医学の知識に基づいて、慢性病の治療法を解説した者である。

ホリスティック医学、代替療法のさきがけ?の本である。


更に、「仙人入門」はなんと、これを読むと現代の仙人になれるという貴重本だった。

内容的には、体術とか操法の解説書と言った感じだ

大周天。小周天、の実践法は面白い。

さらには食事法が中々面白くて、体質と病気によって摂ると良い食品が一覧表で出ているのが結構役立つ。


他には「仙人瞑想法」これはメディテーション法の解説書。

瞑想術の本としては結構役立つ。


『現代中国の仙人」は台湾の現代の仙人たちのレポート記事。

えー、こんな仙人が現代台湾にいるの?というレポートである。


などなど、仙人シリーズは続々と刊行されている。

当時は、オームなどのオカルトブームで、全盛を極めていたから、

書店にはそれ系の本が一杯並んでいた時代だった。


学研のムーシリーズというオカルト叢書や


大陸書房の異世界ものやオカルト本も結構売れていた。

そしてたま書房の一連のエドガーケイシーシリーズも良く売れていたともう。


さて当時、オームの信者の部屋に、高藤総一郎の仙人本があったと言のをう見て、

なるほどと思ったことがある。

彼はオームとは何の関係もないが、超能力開発ということでは共鳴するのだろうから。


まあ、オームのこともあり、次第にオカルトブームは去り、

今はもう仙人シリーズも絶版だし、すっかり忘れられた形だろうか?

高藤聡一郎さんの最近の様子も不明である。

なくなったという話は聞かないのでご存命ではあろうが。


ヤフーオークションなんか見ると彼の本は結構高価で出品されていたりするのを見かけることもあるが、、、、。


私は彼の本は全巻持っているので出品しようかな?


大陸書房の彼の著作としては


仙人入門

仙人になる法

仙人不老不死学

仙人瞑想法

タオ健身法

現代中国の仙人


などがある、



その後

学研ムーシリーズの著作としても


さまざまな仙人シリーズを出している。


秘法、超能力仙道入門

驚異の超人気功法

秘術、超能力気功法奥義

超能力仙道最奥義

奇跡の華僑金儲け術

仙道帝財術入門





などがあるが、、

仙道そのものについては


大陸書房の6冊にすべて尽されているといって過言ではないので、


それだけ読めば事足りるでしょう。


まあこの手のいわゆる超能力本は

いうまでもありませんが、、


相当疑ってかからないと、


大変なことになることは言うまでもないことですからね。


彼の言うとおりの修行して


ほんとに大周天、、小周天ができた人がいるのでしょうか?


ハッキリ言って相当、疑わしいですから。


まあある程度の健康法、、程度にはなるでしょうが、


超能力に限ったら、多くは期待できないのでしょうね?


大周天で幽体離脱


クンダリニ目覚まして、超越神力?って


ムリ?でしょ?


ましてや素人が軽はずみに「クンダリーニ覚醒」などの修法をすれば

「魔界に入る」という大変な危険ゾーンに

嵌まることもあるわけですからね。


魔界に入ってしまうと、、気がくるって二度と正常には戻れませんから。


みだりにやってはいけませんね。



1997年最後の本を出して以降の彼の情報は不明ですね。



いまどこで何をなさっておられるのでしょうか?



昭和50年代、

大陸書房というオカルト、古大陸、ヨガ、霊学、オーパーツ、などを主に出版していたカルトな出版社があった。


1968年2 月に「失われたムー大陸」を初出版、以後「失われた文明」、「怪奇・奇談」、「UFO」、「神秘・四次元」などのシリーズものを中心に刊行し、1970年代のオカルトブームの中で注目を浴びた。


しかし1992年に倒産。


さてそんな大陸書房の中でも一番異彩を放っていたのが、


高藤聡一郎 の「仙道』シリーズであった。

著者略歴によると、昭和23年生まれ都庁勤務後世界放浪、仙道と出会う、とある。


今ではすっかり名前を聞かなくなったがご健在なのであろうか?


1970年代のオカルトブームで、いろいろ出てきたが、

仙道系の領域は珍しく、私も興味を持った一人だった。


主な著書は5冊、仙人入門、仙人になる法、仙人不老不死学、仙人瞑想法、、タオ健身法、である、


その後ムーブックス【学研】から、結構いろいろ仙道

入門書みたいなのを出しているが、

この5冊の焼き直しか敷衍と思っていいだろう。


彼の説く仙道の、要諦は、体術(太極拳)と気功(人体エネルギー)と、食養術、漢方、呼吸法、瞑想法、などとても広範囲でしかも

理論的である。


つまりまやかしがない?のである。


心身鍛錬法としても良いかもしれない、そう思わせるほど

納得させるものがる。


不肖、この私もいくつかの鍛錬法を実践したことも有るし、自己治療で体の不具合を直したことも有る。


先の5冊の本はすべて所持している、


中でも「タオ健身法』は今でも名著?であると思って居る。


内容は東洋医学の実践書であり、

なんというか一家に一冊、東洋医学版「家庭の医学」見たいなものである。


日常良く罹るところの病気や不調の各症状の治療法が、鍼灸、服薬、手技、呼吸、瞑想、食養法などにわたって詳しく述べられている。


しかし難しくなくて、どれも素人が実施可能な療法であるところがミソである。



便利といえば便利な本である。


私もいろいろ試してみたが結構効果もある。



西洋薬が大嫌いな人にはうってつけの名著?であろうか。



いつだったか、オウムの修行場が映し出されて、そこにこの本がさりげなくおいてあったのを今でも鮮明に覚えている。


と言って高藤仙道イコールオウムではないので誤解のないように。


あくまでオウムがかってにこの本を参考にしていたというだけのことである。



今でも私は体が不調の時にはこの本での療法を試している。


先の4冊の本もあるが今ではほとんど開くこともない。



先の4冊では仙道の修行法が述べられていてそれを極めれば、


きわめて高い瞑想の悟りが開けるようであるが、今こうして中高年では、


今更修行しても>仕方ないでしょう。



大周天、小周天を実践するほどの熱意もないからであるが、


大周天をきわめて、幽体離脱してもしょうもないし、


7つのチャクラを開発して、


クンダリニを目覚まして、悟りを開きたいとも思わないからだ。



というわけで、


私は仙人にはなっていない。


せいぜい、、、日常の病気や不調の手軽な実用東洋医学書であるところの、


唯一、この実用書だけが、役にたっている?というわけである。


高藤聡一郎は1998年ころまで学研のムーブックスで本を出していたが

それ以降は新刊もなく


彼の近況も全く、、不明である。

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