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1-2 「露店」


 冒険者ギルドはいつだって騒がしい。

 獣人、エルフ、ドワーフ小人族オーガ族ジャイアントケンタウロスダークエルフハイゴブリンフェアリー翼人金髪銀髪赤青緑紫ピンクに挙げればきり無いファンタジーの景色。

 そんな奴らがこれでもかと行き来しているのだから、まあ騒がしくないわけがない。

 ここではいつだってバーゲンセールだ。


「よお、もう帰ってきたのか?」

「ああ、もう帰ってきたんだ」


 目ざとく僕を見つけた男が、声をかけてきた。彼は普通の人間だ。普通の、30過ぎの、おっさんだ。


「なんだ、だから言ったろう。ファントムナイトの殲滅なんて一人じゃ無理だって。軽く40体はいるってんだから、お前、普通なら3パーティは組むところだぜ?」

「3パーティも? 旨味が少ないだろ」

「そりゃ少ねえが。命には変えられねえさ。安全確実無傷でやるには、3パーティは必要だ。それが探索者ってもんだよ。目先の利益よりも自分の命を、それがゆくゆくはでっかい儲けになるもんだ」


 なるほど、しっかりした考え方だった。賭け金が命なのだから、当たり前かもしれないけれど。

 精算カウンターに向かって歩く僕の横を、男は飄々と付いてくる。

 人混みをうまいこと避けながら、時々、顔見知りと挨拶して、笑い合う。大したコミュニケーション能力だ。


「しかし、生きて帰ってこれたのは良かった。見たところ怪我もないようだし……どうだ、今度は俺達と行かねえか。声をかければ3パーティなんてすぐに集まるさ。おっと、もちろん、お前の分け前は他より多くするぜ。なにしろ、お前の受けたクエストだからな」


 なるほど。どうやらそれが狙いだったらしい。

 たしかに、この依頼は報酬が良い。旨味の多いクエストを、僕が先にとった。しかしどうやらガキひとり。失敗するに違いないと当たりをつけて、準備して帰りを待っていたわけだ。


「そう、手伝ってくれるわけね」

「ああ、そう、そうだよ! 俺達はお前の手伝いがしたいんだ」


 にかりと笑う男。悪意は感じなかった。純粋に、協同でクエストを受けたいだけなのかな。まあ、どうでもいいんだけど。

 僕は足を止め、男と向かい合う。


「それはどうも、ありがとう。でも必要ないんだ」

「必要ないって、そりゃ」

「もう終わったから」

「……へ?」

「気遣いはありがたく受け取っておくよ。じゃね」


 ぽけんと口を開いて呆然としている男を置いて、僕はカウンターに向かった。

 人混みを分けるようにして、ようやく精算カウンターにたどり着く。

 10か20か、とにかく多いカウンターの中から空きを見つけ、魔結晶の詰まった袋と、プレートを差し出す。


「お願いします」

「はい。お預かりいたします」


 濃い緑の制服を着たお姉さんが担当のようだ。お姉さんは手慣れた動きで僕のギルドカードを受け取り、トースターに似た形の黒いボックスへ差し込んだ。

 それからトースターの上から魔結晶を流し込み、横のタイプライターに何やら打ち込んでいく。

 何度も見た光景だったが、何度見ても不思議な装置だった。ある意味では、地球よりも発展しているように思える。


「確認いたしました。鑑定額は1800000コールとなります。詳細書とお支払方法はどうなされますか?」

「詳細はいりません。100000コールは現金で。あとは預けます」

「かしこまりました。取得額の10%は手数料としてギルドが徴収いたしますので、ご了承ください。では、探索鍵<ポータルキー>の返却をお願いいたします」


 首に紐で下げていた鍵をカウンターに差し出す。古びた鉄の鍵でしかないのだが、探索鍵と呼ばれるように、これがなければ探索に行けないし、帰ってこられないので、探索者にとっては命の次に大事なものだ。

 これをカウンターに返却して、ようやく探索の終わりとなるのだった。


「はい、確認いたしました。こちらが100000コールとなります」

「どうも」


 差し出されたトレーの上に、金色の硬貨が10枚。

 五百円玉サイズのそれを受け取れば、もうここに用はなかった。立ち去ろうとすると、お姉さんが頭を下げた。


「生きてのお帰りを、心より祝福いたします」


 抑揚のない声に、ため息が出そうだった。チップでも渡せば、もう少し愛想がもらえるのだろうか。

 わりと真剣に悩みながら、僕は階段へ向かった。


 1800000コール。日本円に換算すればいくらだろう。

 どうでもいい考えか。どうせ日本円に両替できるわけもない。そこそこに大金で、しばらくは遊んで暮らせる程度の額という認識で十分だし、それ以上の価値もない。


 僕はこうして、必要になったらお金を稼ぎ、あとはぐだぐだとニートのような暮らしをしていた。

 命の危険はもちろんあるけれど、この世界では、僕は何かしらの補正を受けている。そのお陰で、他の人よりも簡単に、安全に、モンスターを倒し、レベルをあげることができる。


 レベル。そう、レベルだ。


 お約束ここに極まりとでも言うべきか。

 探索者はレベルという概念がある。ダンジョン内でモンスターを倒せば、その力のいくつかを吸収することができる。詳しく説明するまでもない。ファンタジーゲームの概念そのままだから。

 そうして力をつけた僕は、危険ではあるが安定的に、モンスターと戦うことができる。お金を稼ぎ、この世界で生きることができる。


 ギルドから出ると、空はすでに薄暗くなり始めていて、夜が間近に迫っていた。街は光が灯りだし、人通りはもちろん多い。

 ダンジョンによって発展したこの街は、人口がわりと多い。

 夜だろうと朝だろうと関係なく、人々は活動的だ。


 とくに何も考えずに人の流れに混ざって、大通りを歩いて行く。通りには飲食の屋台や武器、防具、魔道具、雑貨の露店が開かれている。

 まるでお祭りのようだけれど、ここではいつものことだ。

 売り買いする声、スリだの食い逃げだの、そんな騒ぎ。猫耳の母子とすれ違い、虎顔の大男に追い抜かされる。


 いつも通りの光景。

 いつも通りの街並み。


 もう、驚くこともなくなってしまった。

 この日常が当たり前になっていることに改めて気づく。


「……はあ」


 ため息だって出るだろう。僕はこの世界に馴染みすぎてしまった。

 帰るという目標を掲げて、必死に毎日を生きていたことが、遠い昔のように思える。手がかりを求めてダンジョンに潜り、本を紐解き、その結果、何の手がかりも得られなかった。

 分かったことと言えば、昔、僕と同じようにこの世界に来た日本人や外国人がいたであろうということ。時々、向こうの世界の品物がこの世界にやってきていること。

 そんなところだ。


 帰る方法だとか、どこから異世界のものがやってきているのかはわからないまま、もう数年が過ぎてしまった。

 繰り返される異世界の日々に、帰る気力もなくなり、今となっては時々冒険するニートになっている。


 ある意味では、向こうの世界で腐っているよりは、マシなのかもしれない。ああ、いや、どうなんだろう。

 どんな生活だったか、記憶も薄れている。


 だんだんと気が滅入ってきた。思い出すもんじゃないな。

 帰りたいのだ、やっぱり。でも、帰るための努力は並大抵のものではない。死ぬまでかかってもだめな可能性が高い。もう一度足掻く気力は、今の僕にはなかった。


 今日はお酒でも飲もう。

 味なんて分かりはしないけれども、寝付きをよくする効果はあるのだ。

 酒場を探しながら歩いて行くと、並ぶ露店のひとつで騒ぎが起きているのが目についた。騒ぎ自体は珍しいことではないのだが、ちょっとだけ珍しい要素に、僕は目を惹かれた。


「なあ、5000コールでいいだろ? 大した価値もないんだしさ」

「だ、だめです! 40000コールの価値があるって、鑑定屋のおばあちゃんが言ってたんですから」

「じゃあそのばーさんが耄碌してたんだろ? ただの短剣だぜ、こんなもん」


 長身でひょろりと痩せた男が、値引き交渉をしている。身なりからして僕と同業のようだった。

 それは別に珍しくもないのだが、男を相手にしている露店の店主が、まだ若い女の子だったのだ。

 露店での売り買いは敷居が高い。種族の坩堝であるこの街では物騒なことは数多くあるのだ。客層だってそれぞれで、ああして強面を相手に値引きや売り買いをすることが常なのだ。


 ましてや近くにはギルドがあるし、ここは探索者が利用する商店通り。ああいう歳若い女の子が店を開いているのは珍しいし、あまりおすすめできることでもない。

 現に、男の強引な言動に、女の子はたじたじだった。


「俺が買ってやるっていってんだから、な?」

「いえ、買っていただけるのは嬉しいのですけどっ、そ、そんなに値引きはできません」

「じゃあ10000コール出すよ。それならいいだろ?」

「た、たいして変わってないですよ!」

「ああ? さっきの倍額出してるだろ? 早く売れよ。急いでるんだよ、こっちは」


 男が顔つきを変え、少女を睨みつける。探索者はレベルにより、一般人よりも須らく強靭だ。一般人からすれば、モンスターと戦う探索者は、知性あるモンスターと変わりない。睨むという行動ひとつとっても、命の危機を感じさせるものだろう。

 さすがに見ていられなくなり、僕は露店に進路を変えた。


「で、でも、それは、お母さんからもらったもので、その……」

「いいじゃねえかよ、誰かに買って使ってもらえるなら、お母さんだって喜ぶだろうよ。こんなゴミ商品ばっか並べてるじゃ、まともに売れるのはこれくらいだろ?」

「ご、ごみ、ばっかりって、そんな……」


 がーんと今まで一番ダメージを受けたらしく、少女は肩を落とした。


「ほら、10000コールだ。これでいいだろ? もらってくぜ?」

「だ、だめです! やめてください! そ、それは40000コールなんですっ!」

「あのなあ、こんな短剣、誰が40000コールも払うんだよ」

「買った」


 は? と、男が僕を見上げた。間抜けな顔だった。

 え? と、少女が僕を見上げた。間抜けな顔だった。

 腰に下げたポシェットから小袋を出し、金貨4枚を敷き布の上に置いた。敷き布には、他にも短剣や包丁、数冊の本に雑貨など、家の中からかき集めましたとでも言いたげな商品が並んでいた。


「おま、な、なんだよ横から」

「だから、40000で買うって言ってるだろ?」


 男は戸惑いの目をしていた。少女だから強気にでていただけで、本当は小心者なのかもしれない。

 えっ、えっ、と僕と男の顔を交互に見ていた少女に、僕は向き直る。

 顔小さいな、と僕は思った。


 14、5歳だろうか。髪の毛は銀色でさらりと長く、左のこめかみの辺りから細い三つ編みを作っていた。瞳は大きく、見るからに純粋そうな輝きだった。落ち着いた青を基調とした手の込んだ服を着ていて、どこかの貴族の娘じゃねえの? とは思ったのだが、貴族の娘がこんなところで露店を開いているわけもない。


「この短剣、40000コールなんだよね?」

「は、はい!」


 寝ているところを教師に起こされたように、びくりと反応した。


「買った」

「売ります!」

「はあああ!?」


 少女は即決だった。

 男は愕然だった。


「じゃ、その剣、渡してくれる?」


 男に言うと、ようやく事態を飲み込んだらしく、目つきを変え僕に<威圧>を放ってきた。なので、男に倣って、僕も<威圧>を行う。


「すいませんでしたああああああ!」


 僕に剣を渡し、男はダッシュで去っていった。

 <威圧>は立派なスキルのひとつだ。存在の力を相手にぶつけるもので、僕の異世界パワーでそれを行うと、なかなかの威力になる。


「あ、あれ……?」

「どうかした?」

「いえ、あの男の人、こんなにあっさり……」

「急いでたんじゃない?」

「……なるほど」


 少女はこくこくと頷く。この子、天然ってやつか? 純粋なだけだろうか。

 少し拍子抜けしながら、手の中にある短剣を見る。

 美しい短剣だった。柄も鞘も、派手ではない程度に装飾が施されている。祈りを捧げる乙女と、それを守るように広がる蔦、その外周を水竜が包み込むような図案。丁寧に手入れされていたようで、細かな傷はあるがくたびれた様子はない。


「で、この短剣、40000コールでいいの?」


 少女に尋ねると、ぽかんと僕を見る。


「ほ、本当に買ってくださるんですか……?」

「まあ、うん。買うって言ったし」

「う、うぇ……っ」


 泣きだした。

 ぽろり、と。

 大きな瞳から、大粒の涙がこぼれだしたのだ。


「なんで泣くんだよ……」

「ひぐっ、あ、朝から、ここにお店をだしてて、でも、うう、誰も、買ってくれなくて、うぇっ、変な人が、たくさん話しかけてくるんですけど、でも、誰も買ってくれなっ……うぇえええ」

「……大変だったんだね」


 次々あふれる涙を、右手でぐしぐしと拭う少女を前に、僕は心底同情した。

 職業の特性上、探索者は荒っぽい人も多い。そんな奴らが集う通りに、こんな少女が店を構えていたら、そりゃからかう奴も出てくるだろう。

 もう一本向こうの通りが一般客向けの商店通りで、そっちで店を出すほうがずっと安全なのだ。

 そのことを教えると、少女はえぐえぐ言いながら何度も頷いた。


「ご、ご親切に、ありがとうございます。勉強になりました」


 涙が止まった頃、少女はぺこりと頭を下げた。泣いたことが恥ずかしかったのか、顔がやや紅く、目線は僕の目に合わない。


「どういたしまして。ついでに言うとこの短剣、40000コールで売るのはもったいないよ」

「どういうことでしょう?」


 こてん、と首を傾げる。

 僕は鞘から短剣を抜く。青白い刀身が光を反射する。


「これ、魔法剣だからね」


 そっと魔力を込めると、短剣がほのかに光を放った。魔力に共鳴する特殊な鉱石から打ち出され、刻印を刻んだ武器は、こうして魔力を込めることで本来の性能を発揮するのだ。


「え、ま、魔法剣……」


 ぽけーと短剣を見つめる少女。

 僕が短剣を振ると、剣先から水が一筋流れだし、剣の周りをくるくると回った。


「<守護>と<治癒>の刻印、かな。短剣に2つの魔法は珍しいから。いくらになるかはわからないけど、少なくとも40000コールじゃ、安すぎる。さっきの男もそれに気づいたから強引だったんだろうね」


 それをさらに安く買おうと言うのだから、相当な強欲だ。


「で、でも、鑑定屋のおばあちゃんは、40000コールだって……」

「それ、40000コールで買い取ってやるって言われなかった? 鑑定書はある?」

「そういえば、そう言われました。鑑定書はないです。発行にもお金がかかるから」

「そのおばあちゃんにも騙されかけたんだよ、君は」


 言うと、少女は目を丸くした。


「か、鑑定屋さんって、嘘の鑑定はしちゃいけない法律があるって」

「それを無視するところもあるし、そもそも鑑定書を発行する時に間違っていなければいいわけで、口で言うだけなら問題ないんだよ。だから、買い取るなら40000コールって言ったって、法律上はセーフなわけだ。悪質だけどね」

「そ、そんなぁ……」


 うええとまた泣き出しそうな少女に、僕は短剣を鞘に収めて差し出した。


「今度はちゃんとしたところで鑑定書を発行してもらうといいよ」


 しかし、少女はそれを受け取らず、涙目で僕をうかがう。


「買って、頂けないのでしょうか」

「だから、もっと価値があるから、ちゃんとした所で鑑定してもらいなって」

「あの、わたし、お金が必要なんですっ、今日中に!」


 ぐい、と。

 身を乗り出してくる。


「だから、安くたって構いません! 買ってくれませんかっ」

「は、はあ」


 少女は切羽詰まった様子だった。いや、安く買えるなら僕は得するだけなのだが、この純粋無垢な少女から格安でものを買うというのは、なんとも言えない罪悪感を感じてしまう。


「だ、だめ、ですか……?」


 幼いながらも、整った顔立ち。将来が有望。

 そんな少女に、涙を浮かべながら上目遣いをされて、断れる人間がいるだろうか。いやいない。


「いくら?」

「え?」

「今日中に、いくら必要なの?」

「100000コール、ですけど……」

「買った」


 すでに出していた金貨4枚に、さらに6枚を上乗せする。しばらくの生活費として持ち歩いていたのだが、明日また、いくらか引き出す必要があるだろう。


「え、ええ!? そ、そんな、申し訳ないですよ!」


 わたわたと手を振る少女に、僕は少し呆れた。

 この短剣は魔法具であって、正式に鑑定すればもっと高い値がつくに違いないであろうということ。それを僕は格安で買うという立場なのだから、そんなにかしこまる必要はないということ。

 その辺りをしっかりと話すと、少女はこくこくと真剣にうなずき、


「わかりました。ありがたく受け取らせて頂きますね。あの、買って頂いて、ありがとうございます」


 と、笑顔で僕に礼を言った。

 あまりに、なんと言えばいいのだろう。純粋というか、穢れがないというか。そう、良い子を前に、僕はもう言葉にできない。いっそ、今からギルドに戻ってこの剣を鑑定してもらったほうが良いのではないだろうかとさえ思えてくる。

 しかしそれを実行に移す前に、少女は荷物を手早くまとめ、僕にもう一度頭を下げた。


「本当にありがとうございました! これでなんとかなりそうです!」

「なんとかなるって、問題でも抱えてるの?」

「えっと、実は旅に出たお父さんが帰ってこなくて……お父さんが作った借金を返さないといけないんですけど、お金もなくて。今日中に100000コールを払わなかったら、お家を取り上げられちゃうんです。だから、本当に助かりました」


 恥ずかしそうに笑いながら、わりかしヘビーな事情を聞いてしまって、僕は固まった。

 いや、きみ、それ、この短剣を売れば返済できるんじゃ。


「それでは、失礼します!」

「あ、ちょっと待って! 君、これ――って速いな!?」


 しかし、少女は猛然と走り去ってしまった。

 残されたのは僕と、少女から購入した短剣。

 短剣を見つめて、僕は嘆息した。


「もっとお金、持ち歩いておくんだった」


 一方的に得をしてしまったことが、あの女の子に申し訳なかった。




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