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生徒会副会長の受難  作者: 紫緑
生徒会副会長の至難
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回想

「二心君、君は悪くない。」


――違う、全て俺が悪い。


「二心君、貴方のせいではないわ。」


――違う、何もかも俺のせいだ。


彼女の父親は、母親は、そう言ってくれて、少しでも俺の心の不安を取り除こうとしてくれたのだろう。娘が傷つけられているのに、今でも手術をしている最中なのに、娘の心配より、俺の心配をよくしてくれたのを覚えている。あるいは、娘に対して薄情とも言えるその心配のしなささは、むしろ自分の娘がこの程度で死ぬことなどあり得ないという、絶対の自信から来るものなのかも知れない。けれど、それでもそのときの俺は、彼らの俺に対するその心配を真正面から受け止められるほど大人でもなく、それから逃れるように、手術室の方だけを見ていた。


本当に、全部俺のせいだ。


舞が傷ついたのも、舞が拐われたのも、舞が死にそうなのも全て。

何もかも、俺の責任だ――。


そう闇に囚われていた俺にあの人たちは何と言ってくれたのだったか。


「そんなに、自分のことが許せないかい?なら――――」


――――


そこで、目が覚める。最近、変わることが多いからだからだろうか、少し忘れていたはずの昔の出来事を夢に見る。あのとき、舞さんの父親は、何と言ったのだったっけ――。

しかし、思い出せないことをいつまでも考えていても仕方がないので、僕はベッドから下りて、時計で時間を確認する。むぅ、まだ四時半か……。確か、今日の時間割りは七時間だったので、担任の話の長さにもよるが、大体の教室が既に掃除している人と、勉強の用意をしている人だけになっている頃ではないだろうか。僕の家は、学校に歩いても直ぐにつく距離なので、普段ならば、あのおしとやかな姫様と、我が儘魔王が帰ってきているのだが、なんでも最近クラブを作るために頑張っているらしい。まぁ、僕に甚大な被害が降りかからなければそれはそれで構わない。というか、クラブ作るって、何処のライトノベルですか。しまったなー、僕の持っている数冊のラノベを貸したのがそもそもの間違いだったと言うことだろう。カルチャーショックだったのか、ものすごい食いついて読んでいた。そのラノベへの食いつきようと言ったら、僕が「ふ、普通の本も面白いですよーー」と言うほどである。実際にはラノベ以外読もうともしなかったが。どうしてこうなった。しかし、二人とも行動力があるので実際に作っちゃいそうで怖いんだよなー、クラブ。しかも、僕の予想というか想像では校長先生とか、面白ければよしとか言い出して、簡単に許可降りそうなんだよなー。勝手に僕の名前使われて無いことだけ祈っとけばいいか。それよりも、問題は生徒会……じゃなくて風紀委員なんだよな……。こう言ってはなんだが、舞さん以外に仕事バリバリできそうな人がいそうには見えなかった。ある程度は優秀なんだろうけど、全員、僕と同じぐらいのスペックしかないと見た!!……違ってたらごめんね、風紀委員の皆さん。さて、状態も良くなってきたことだし、晩御飯でも作りますか。生徒会で僕の分も頑張ってくれている生徒会長(僕の分の仕事だけ放置とかされてたら泣いちゃう)や部員集めに疲弊しているアスアレーノさんや、メリアさんの為にもね。ヤバイ、僕超家庭的と自画自賛するもつかの間、完全なる僕の偏見ではあるが、あれ、こんな感じの思考回路で動くのって、もはやお母さんじゃね、とか思ったけれど気にしない。というか、冷静に考えて、冷蔵庫の中見たら具材が少し足りない。僕は会長に今日の帰り、買ってきてもらいたい材料を携帯のメールで伝えた。と、そこでとてつもない空腹感に襲われる。そう言えば僕、昼御飯食べてなかったな。流石に今食べると夕食が食べられなくなりそうだし、リンゴでも剥いて食べるか。何故、昼のときにリンゴを食べなかったのかは自分でも謎だ。僕も脳が熱でやられてたのかな?いや、これはきっと僕のドジッ子として覚醒せよと、言うことに違いない!え?違う?でしょうね。野郎のドジッ子はちょっと……迷惑なだけである。あれはきっと、美少女がするから許されるのだ。あれ、でも『ただしイケメンに限る』という言葉はあるのに、それの女性verは聞いたことがない。僕が聞いたことがないだけだろうか。『可愛いは正義』が女性verであるのは認めない。考えても見てほしい。この世の中本当に可愛いだけが台頭してきているだろうか。答えは否だ。美しい、綺麗、などといった言葉がふさわしい女性だって存在する。例えば、舞さんとか、火凛さんとか。そういった女性が、『可愛いは正義』の名の元に弾圧された時代はあっただろうか?いや、あっても知らないけど、ともかく、可愛いだけでなく、取り敢えず、レベルの高い美少女、美幼女、美女はイケメンと同様にそれだけで特をすると言うわけである。なんだか、まとめかたが雑だな……。気にしても仕方がないか。僕はそう言う人間だろうしね。僕は、夕飯の材料を買ってきてくれる生徒会長を待ちながら、皮を剥いたリンゴを口に入れた。

読んでくださり有り難うございます。

連日投稿なのは、インフルで出席停止状態だからです。


へ?べ、勉強?な、なんですかそれ(震え声)


ともあれ、この小説も今回でやっと記念すべき50回。あれ、おかしいな、この小説まだ中身三ヶ月ぐらいしか進んでないんだぜ……?


そして、文章を読めば分かるこの主人公の圧倒的な心の中での呟きの多さ!!

会話文は何と三文しかないという。どうしてだろう、そんなに文章書き連ねる方ではないはずなんですけど……。きっと出てきたのが一人だったからでしょう。そう言うことにしときましょう。

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