才能の無い者
才能の無い者(戸村吟海鵡)は普通に暇なら出そうかな
全体的に1000文字ぐらいで終わらせる感じで行きます。
ある島の出来事、
才能の無い者がいた。
名は戸村吟海鵡、その最強の師匠の中で唯一才能に恵まれなかった。
海鵡は8歳の時に、子供だけで稽古や軍略を教えあっていた。
昌陰「やっぱ、海鵡は軍略が出来てないな」
昌陰、草木家の次期当主なるものである。
昌陰と海鵡は軍略を立て勝負をした。
海鵡は何も出来ず、簡単に負けてしまった。
海鵡「軍略を考えるのは辞める」と言うと、
昌陰以外の者には笑われたりした。
だが、昌陰だけは笑わず海鵡に武術を教え始める。
しかし、海鵡は簡単に倒れてしまったりしてすぐに決着がついた。
海鵡「もう一度やってくれ」
そう言うと昌陰はもう一度戦ってくれる。しかし結果は変わらず負ける。
昌陰「今日はこのぐらいにしよう、師匠が飯を作り終わった頃だろうし」
と、話し海鵡と昌陰、その他の者たちも師匠のもとへ向かった。
師匠「手を合わせ、命あるのは他の者たちの働きのおかげである。頂く。」
師匠に合わせ、皆飯を食べ始める。
飯が終わり、皆が寝室に向かい寝る準備が終わった者は寝始める。
皆が寝た後、海鵡はそっと戸を開け静かに外へ出る。
海鵡「軍略が出来なくとも、武術が出来れば良い。」
海鵡は木刀を持ち、カカシを切り付ける。
少し時間が経ち
海鵡「はあ、はあ、くそっ、なんで俺は何も出来ないんだ。皆、軍略か武術はできると言うのに、何故なんだ。」
海鵡は、言葉を強くしながらカカシを切る。そして、カカシは折れる。
カカシが折れたのを見た後、海鵡は寝室へ戻り寝る。
次の日、師匠に皆ついて行った。しかし、昌陰と海鵡を師匠は置いて行った。
弟子「師匠、何処へ向かっているのですか」
そう聞くと師匠は無言でそのまま歩を進める。
そして数分後、弟子の10人は驚く。
それは何故か、目の前には戦が起きていた。
師匠は言う。
師匠「お主らには戦ってもらう。生き延びたらまた会おう」
それだけを言い残し戦場へ離した。
師匠は一人で国王軍へ突撃をした。
国王軍兵「なんだあいつは」「あいつを止めろ」そんな事を言っていたが、師匠は一人で国王軍を1000人殺した。
国王軍の陣についた師匠は声を上げる。
師匠「命欲しくば、国王軍を裏切り、我らにつけ」と
しかし、師匠側につくものはおらず、戦場に来ていた女子供、国王軍に味方するものどもをほぼ殺した。
師匠「あの子達は生きておるかの、まあ、落ちぶれは要らんと言う事よ」
戦が終わり、弟子を助けに行った。
弟子は2人になっていた。
師匠(この子達なら良いか)
師匠「頼廉、成秋、お主らは生きて家に帰してやる。」
そうして、師匠と頼廉、成秋は無事に家に帰った。
家に着くと、昌陰と海鵡は武術の稽古をしていた。
師匠「昌陰、海鵡、帰ったぞ」
そう声をかけると、二人は気づき、「おかえりなさいませ」と言うのであった。
胡農原の戦いで戦った者たちの名だけど世界線が違う。
間違えんでくれ、頼む