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約束の場所

ルナ「まあ…!とても美しいドレスですわ…」


ライルが描いたスケッチには、いくつもの花がついていて、ふんわりとした印象を受ける綺麗なドレスがあった。


ライル「あとはこれに色をつけるのですが…どうでしょうかねぇ?」


ルナ「…こんなドレス、本当に作れるのですか…?」


あまりにも感動したルナは、思わず尋ねる。


ライル「描けるということは作れるということですよ。時間はかかりますが…実現は難しくないかと思います。」


ルナは楽しみで仕方がないようで、きらきらとした目でスケッチを見つめている。


レド「大体どれくらいかかりそうなんだ?」


ライル「ざっくりですが…三週間ほどかと。それまでは、このドレスのみを作り続けますからね。」


ルナ「あぁ、待ちきれませんわ!毎日この工房に来てもよろしいですか?」


嬉しそうにライルは微笑む。


今は街の人々にも親しまれているライルの店だが、昔は愛想の悪い貴族の客ばかりで、何度も挫折しようと思った。


しかし、その中にもルナのような自分の服を喜んで見てくれる人たちがいて、それが活力になっていたのだ。


今でも、それは変わらない。


ライル「王女さんや陛下のような人たちのお陰で、私は店を続けられる…!ありがとう…」


そう言い、頭を下げる。


ルナ「私たちの要望まで聞いてもらって、お礼などしてもらえませんわ!頭を上げてくださいまし!」


ライル「ほっほっほ…頭を下げちゃいかんかったか。では、私は作り始めるので今日はお別れですね。」


レド「ありがとう、ライル殿。ルナ、行くぞ。」


少し名残惜しそうに、ルナはレドについていった。


ルナ「ライルさん、ありがとうございました!また来ますわ!」


笑顔で手を振るルナに、ライルもつられて笑顔になる。


二人で店を出た頃、時刻はそろそろ二時。


サヤとの約束の時間だ。


レド「そうだ、ルナに見せたいものがあってな。ついてきてくれないか?」


ルナ「いいわよ。どんな場所なのかしら?」


レド「それは内緒だ。きっと驚くぞ!」


サヤが待つ花スポットへと向かう。


もちろん、ルナはそのことを知らない。


しばらく歩いていくと…


サヤ「レド、ルナ様!ここにいましたか!」


サヤが合流した。


ルナ「サヤさん?どうしてここに…」


サヤ「説明は後です!レド、ここまでありがとう。」


レド「じゃあ俺はここで…サヤも頑張れよ。」


頷いてから、ルナを連れて花スポットへ向かう。


ルナ「サヤさん?私、状況がよくわかりませんわ…」


サヤ「わからなくていいんです!さあ、こちらへ…」


遂にサプライズの花スポットへ近づいてきた…


そこでルナに目隠しをする。


ルナ「何も見えないですわ。これでは危険…」


サヤ「私が手を引きます。安心してください!」


ゆっくりと手を引いて、中心部へと向かう…


サヤ「着きました!ルナ様、目隠しを取ってください…」


ルナは恐る恐る目隠しを取る…


ルナ「これは…!?」

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