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花模様のワンピース

レドがルナを客室まで運んでから一時間ほどたった後…


コンコンッ…


ルナ「レド、話の件だけど。中に入ってもいいかしら?」


レド「ああ、入ってくれ。」


話をするため、ルナがレドの部屋を訪れていた。


レド「くつろいでいいぞ。座ってくれ。」


そう言い、ソファーに座る。


ルナ「じゃあお言葉に甘えるわ。それで…話ってなに?」


レド「今日の予定が空いてるか聞きたかったんだ。よければルナのドレスを選びたいと思ったんだが…」


これにはルナも驚いている。


レド「何か、ルナが疲れているように見えてな。少しでも気晴らしになればと思って…」


ルナ「…サヤさんには言ったのかしら?」


レド「ああ、もちろんだ。なんならサヤから勧めてきたぐらいだぞ?」


サヤが自分を気遣う訳がないとルナは思った。


再会したとき、ルナは幼い頃に友達になったと思い込んでいた様だったが…あれは演技だった。


本当はあの時のことを鮮明に覚えていた。


なので最初は驚いた。


あんな扱いをした自分に何も言わないのかと…


ルナ「…サヤさんに感謝ですね。いいわ、行きましょう。」


レド「いい返事が聞けてよかった。早速街に出るぞ。お忍びだから大丈夫だ。」


ルナ「…街に出るんですの?私、庶民の服持っていないわ。」


王族、それに隣国に来ている最中なので、普通の服など持ってきていなかった。


レド「それがあるんだよ。サヤが選んだやつ、そこにかかってるぞ。」


指をさした方向を見ると…


ルナ「…とても綺麗ですわ…!」


そこには美しい花模様のワンピースがかかっていた。


レド「それなら王族だとはバレないだろ?それに、サヤのお墨付きだからな。」


ルナ「なぜ私の好みを…?」


不思議に思っているルナだが、実は…


サヤたちがお茶会をした後に、急いで花模様の服を探して、あったものがこれだったのだ。


つまり、ナーガにルナの好きなものを聞いた後…ということ。


少ない時間だったが、見事いい洋服を見つけられた。


レド「じゃあ部屋を空けるから、その間にお付きのメイドに仕度してもらってくれ。」


そう言って、レドは部屋から出た。


それと同時に、ルナのメイドたちが部屋に入る。


「ルナ様、失礼致します…」


さすが王族のメイドというだけあって、五分ほどで着替え終わった。


ルナは部屋から出る。


ルナ「レド、終わったわよ。」


レド「わかった。城から歩いて行くことになるが…いいか?」


するとルナは誇らしげに…


ルナ「いいわ、それだけ私に見惚れる人が増えるってことね!」


レド「はは…ルナは変わらないな。じゃあ、行くぞ。」


二人は並んで城から出た。

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