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新たな王

サヤ「国王様…開けてもよろしいでしょうか…?サヤ・ラシュールでございます。」


国王「ゲホッゲホッ…入れ…長くは話せんがな…」


サヤ「失礼いたします…」


ゆっくりとドアを開ける…


中はカーテンが開いていて明るかったが、ベッドにはヴェールがかかっており、中は見えない。


国王「結婚の件か…?」


ヴェールの中から尋ねる。


サヤ「はい。この度、少し急ぎ足ですがご子息…レド様と共に住まうことになりました。」


国王「そうか…喜ばしいことだな…レド、大切にしておやりなさい。サヤ殿のことは小さき頃から知っているだろうが…彼女は聡明で、お前を愛し…支えてくれるだろう。」


レド「もちろん承知しております、父上。」


国王「二人とも…顔を見せてくれ…近づくことを許そう…」


二人はそっとヴェールを開ける。


国王は酷く痩せ細っていて、腕を動かすことも困難に見えるようだった。


国王「サヤ殿…レドを支え、この国を…民を…幸せにしてくれ…そしてレド…大きくなったな。もう私は長くない…お前は王に相応しい。だから今、ここで王位を渡す。」


レド「父上……はい、私は素晴らしき王になり、この国を…未来を…創ることを誓います。」


サヤ「私はレド様を支える王妃となり、この国を繁栄に導くことを誓います。」


二人は胸に手を当て、敬意を表する。


国王「よろしい…これから二人は国王と王妃となり、この国を統べる者となる。民にも報せないといかんな…頼んだぞ…」


そう言い終わると、国王は目を閉じ……永遠の眠りについた…


レド「父上…天寿を全うされましたね…安らかにお眠りください…」


涙を流し、父の手を握る。


サヤ「陛下…いいえ、お義父様…お役目、ご苦労様でした…」


レドと共に手を握り…国王の魂の平穏を願った。


レド「父上の使用人たち…今までご苦労であった。これからは我々が国を統べる。民に報せるぞ!」


使用人たちは一礼し…


使用人「はい、陛下。前国王様の死去、そして新たなる王と王妃の誕生を新聞に載せましょう。」


その後…前国王の死去と新たな王、王妃の誕生が民に報せられた。


民は哀悼の意を表し、その日の夜…多くのランタンが空にあげられた。


前国王への哀悼と、新たな王の誕生を祝福して…

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