表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/22

閑話 みーくん その3(斎藤視点)

いつもお読みいただきありがとうございます。一回ティーブレイクみーくんです。

水野(みーくん)の歓迎会のおはなし(斎藤視点でおおくり致します)


「水野君、これから頑張ってくれたまえ!さぁ今日は無礼講だ。何でも好きなもの頼みたまえ」

「はい!ありがとうございます!河野部長(かわのぶちょう)

では、このラーメンサラダ※注 頼んで良いですか?」

※注 ラーメンサラダとは、北海道の居酒屋メニューで、名前の通りサラダの中にラーメンの麺が入っており、ゴマドレッシングや店独自のドレッシングで和えるサラダ。イメージは野菜たっぷり冷やし中華を想像してください


「じゃ~8人いるから、2個頼んでおきますね!

すみません~ラーメンサラダ2個お願いしま~す」

幹事の斎藤(おれ)はオーダーした。


その後の地獄を知らずに…



『おまちどうさま、ラーメンサラダ2つです』


「ありがとうございます!ラーメンサラダ食べる人~」

「「「「「は~い」」」」」

5人手が挙がった。

「じゃあ、水野君と合わせて6人かぁ、1個を3人で分けたら丁度良いなぁ


え?水野君何してるの!」


2個来たうちの1個を水野(みーくん)は、直に箸を付けズルズルと食べ始めた。


「え?だって、食べたい物頼んで良いって言われたから、食べてるだけですけれど。

何か問題ありますか?」


「いやいや、水野君。こうした集団で来た場合、シェアするだろう普通。」

「だって、好きなもの食べて良いって言ったじゃないですか!そんなに皆さん食べたかったんでしたら追加したら良いじゃないですか!」


し~~~ん



「あたし、いらない」

「俺も遠慮する」

「どっちでも良いわ」


「ほら~足りたじゃないですか!問題なし!」


「水野君、君は一体何を考えているんだ!社会人としてのマナーを学び直せ!」

流石の部長も小言を言い出した。


「え~部長今日は無礼講って言ってましたよね。全然違うじゃないですか。部長って嘘つきですよね。それこそ社会人としてどうなんですか?

僕、これ食べたら帰りますね。つまらないし。」


し~~~~ん



数分後

「ご馳走様でした~では、河野部長(こうのぶちょう)、皆様、失礼します。」

水野(みーくん)は本当に帰っていった。


そうして、残された俺達(みーくんいがい)は、居酒屋の閉店時間まで河野部長に説教された。新人教育がなっていないと、それから暫く河野部長の怒りは収まらなかった。


そして、未だに水野(みーくん)は河野部長の呼び方を間違ったまま今日に至る。


あれ?


思えば、あの日から水野(みーくん)、最初ちゃんと河野部長(かわのぶちょう)って呼んでたよなぁ…


まさか、あの時からずっとなのか?


水野(みーくん)明日から俺の直属の部下になるんだよなぁ


ヤバい

マジ怖い



片塚~

早く戻って来てくれ~!


えっとですね。

これも実話です。


そろそろ、みーくんに腹立つ方が出てくると思いますが、実在のみーくんは普段は良い子です。

やらかす事がでかすぎるだけなんです。


許してやって下さい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ