6 家
更新しました。
まだまだ、書き方甘いですが、読んでくれたら、幸いです。
ギルドを出て自宅に向かう。
町外れにある、高台に家を購入し、そこに住んでいる。
2階建てで町の様子が見渡せるのだ。
そこから、少し離れて、ライルの家がある。
「ただいまーって誰も居ないけどな、ハッハッハ
」
「誰か使用人を雇うのも悪くないな」
ソファーに座りテーブルでコーヒーを飲みながら一息ついた。
「さて、ライルの家でも行ってみるか。せっかく近くに住んでるんだしな」
家を出てライルの家に向かう。
家の玄関まで行きドアの金具をたたき、声をかける。
「ライルいるか、オレだアレスだ」
すると、ドアが開き中から執事らしき人物が出てきた。
「いらっしゃいませ。アレス様」
「こちらへどうぞ」
広間に案内されて、向かっていくと、ライルが待っていた。
「よく来たな、アレス。そこに掛けてくれ久しぶりに、話そうじゃないか」
「そうだな、そのつもりで来たしな」
ライルの前に座り話しをした。
「アレス、今回の依頼は、どうだった?ちゃんとこなしたか?」
「当たり前だろ。ゴブリンの集落を潰してきたところだ」
「そうなのか、ゴブリンは、厄介だからな」
「間引いても、いつの間にか増えてくるしな。だが、それで冒険者稼業が成り立ってるからな」
「そうだな。冒険者のオレとしてはありがたい話しさ」
「ライルもそうだろ」
「だな」
二人でたわいのない話しをした。
すると、執事がやって来て夕食の準備が出来たとの事だ。
「ライル様、夕食の準備が整いました。どうぞ食堂の方へ」
「分かった、すぐ向かおう。アレス良かったら、食べていかないか?」
声をかけられ、時間を確認した。
「もう、こんな時間か。確かに腹がへってきたな」
「だが、良いのかお邪魔して?」
「気にするな、幼馴染のよしみさ」
歓迎してくれているため、無下には出来ない。
「そうか、ならばそうしよう」
二人で食堂に行き、夕食を食べる。
「ライルは、他の町などを回って旅をしていたんだよな。どんな様子だったんだ?」
「どんな様子か、そう言われてもな、他の町や村も、ここと変わらないさ平和そのものさ」
「ちがうとしたら、ダンジョンがある位だな」
「ダンジョンか、確かにこの町には無いな」
ダンジョンは、始まりの町には無く、門を抜けると森や峠、谷などがあり自然豊かだ。
ダンジョンが出来るのは、何らかのエネルギーが働き出来たものらしい。
「ダンジョンか今度行ってみるか」
オレが唯一行っていたのは、あのオッサンがいたラスボスダンジョンしか行っていない。
(他のダンジョンも楽しそうだ)
「それも、悪くないなだろ、アレスなら問題なく攻略出来るだろうしな」
同じSランクのライルが言うなら間違いない。
「だな、機会が出来たら行くか」
食後のコーヒーを飲みながら、そんな話しをした。
「さて、食事もいただいたし、帰るか」
席を立ち玄関に向かう。
「ごちそうさま。ありがとなライル」
「良いって事よ」
「また、いつでも来てくれ」
玄関を出て自宅に向かった。
「やっぱり使用人とかいた方が良いな」
「ある程度、楽が出来るな」
風呂に入って就寝するアレスだった。
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