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3 クエスト

酒場をあとにして、アレスは、ギルドのカウンターの方へ向かった。

カウンターの受付は、3つほど有り、それぞれに受付担当がいる。

1つ目は、採取系のクエストカウンター

2つ目は、討伐系のクエストカウンター

3つ目は、護衛系のクエストカウンターだ。

掲示板に貼ってある依頼書を外し、同じ系統のクエストカウンターに提出して受注だ。


クエストには、ランクが存在し冒険者ランクで受けられるクエストが決まっている。

冒険者ランクは、D~Sまで有り、ランクが高いほど、優秀ということだ。


「さてと、何の依頼が良いかな」

と探していると、後ろから声がかけられた。


「おっ、アレスじゃないか」

声の方に向かうと、見た時ある顔が。


「お前は、ライル‼」

ライルは、ゲームで主人公の幼馴染で黒髪ショートのイケメンである。アレスと同じ冒険者でSランクだ。

パーティーをくみ一緒にSランクまで昇格した人物だ。

「久しぶりだな、何してるんだこんな所で」


「何してるって、依頼探しだよ、依頼」

「ライルこそ何してるんだ?」


「何って、Sランクまで上がった後は、アレスと別れて、オレなりに色んな所渡り歩いてたんだよ」


「なるほどな、それである程度落ち着いたから、戻って来たわけだ」


「まぁな、そんな所だ。家もあるからな」


「そうだったな」

ゲームで、パーティーをくみ、冒険者ランクをあげてるとき、買った家だったな。お互い1戸ずつ。


「今日は、久しぶりに帰って来たから、酒場で軽く飲んでから帰ろうと思ってな」


「そっか、んじゃまたな」


「おう、またな、たまには顔だしに来いよな」

と言って酒場に向かった。


「本当に久しぶりだったな。今度家にいってやるか」

「さて、依頼を探すか」

と掲示板を見てると、依頼があった。


【森のモンスター討伐】

ゴブリンの集落を殲滅


受注可能 冒険者ランクD


「おっ、ゴブリンか、良いな。この依頼でいくか」

依頼書を取り、討伐クエストカウンターに向かった。


カウンターには、赤髪の美女が、だるそうに頬杖をついて、座っていた。名まえは、ホムラだ。


「あー、すまない、依頼をうけたいんだが良いか」


「は~い、依頼ですね~」

なんとも、だるそうに返事するホムラ。

「アレスじゃない、依頼を受けに来たのね」


「もちろんだ」


「あなた、Sランクなのに良いの?低ランク依頼受けて?」


「構わないさ、ランクなんて関係ない。小さな事からコツコツやるんだよ」


「確かにね、そのおかげでこの町は、安全だものね。あなたのおかげね、アレス」


「だろ」


「それじゃ、依頼の説明ね。この町の南の森にゴブリンが、集落を作ったわ。アレスには、その森に行き、ゴブリンを討伐してもらうって感じね」


「OK、了解だ、んじゃ行ってくる」

とギルドから町に出た。


町から南の方に歩いて行き森に向かうアレスだった。












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