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飴の日

作者:哀芭 友劃
読んでみようと思ってくださった方ありがとうございます。筆者のゆーかくです。
いつもある男が主人公なので、少しがさつ目(?)な女性が主人公です。
一人暮らしの、売れない作家のある朝話です。
とても短いですが、楽しんで頂けたら幸いです。
 今年初の台風が上陸する様だ。まだ7月中だと言うのにせっかちさんだな。と、私は思うも口にせず、歯磨きの作業に戻った。異常気象やらエルニーニョだかトモニーニョだかの所為かは知らないが日本に上陸するのはどうやら一号らしいのだ。台風一号。仮面ライダーコラとかどうかな?なんてちんけなアイデアを口から吐き出し、口を濯いでスッキリしていた。

 コレだから私は売れないのかな。いや、今時何処に需要が転がってるか分からないじゃない。この自問自答はいつでもやっている。私の職は常に綱渡り。成功すれば溢れんばかりの歓声と名誉を手に入れ、失敗すれば奈落に堕ちる。ついでに私は今奈落からの脱出を試みている。恥ずかしい話が、別に奈落が嫌いな訳ではないのだ。しかしピエロの格好を常に纏っている様な私には注目されるという事は私が生きる上で必要不可欠なモノなのだ。

 実は仮面ライダーという言葉が出たのは実際に私が幼少期にテレビで見ていたからだ。悪の組織に誘拐され魔改造され、復讐に立ち上がる孤独な漢。正直シビレる設定だと今でも思う。何?悪の組織?そんなのどこにあんの?と、私の考え得る生意気なガキンチョが口にしている。口だけじゃなく顔も生意気だな。じゃあライダーが車乗ってイイワケ?ヒーローが幽霊とかでイイワケ?喰って掛かる私は体が成長したガキンチョであった。悪事を見逃さず、悪を倒し、人々を救う。その設定だけで素晴らしいモノじゃないか。道徳の一環だ。イジメを働く悪いヤツから弱きを助ける。その純粋な格好良さは言い表せぬ程に素晴らしいモノなのだ。どれだけの人がこの事を認識できようか。誰かのピンチは誰かがヒーローになるチャンスなのだ。誰か私を救ってくれー。。。

 ヒーローは都合のイイ時には現れないのが世の常だ。ヒーローは救いに来るのであって倒しに来るのではない。つまり追い詰められなければならないのだ。すんでのトコでどうにかしてしまう私の質が最も損している気さえする。あ、私ズルいな。出口が見つからん。作業机兼食卓に着いた自問自答タイムはコレで終了する。

 出社のタイムリミットが迫る。私はいつも通り髪を結ぶ。春も来なきゃ、仕事も来ないな。どうやら私には二人ヒーローが必要な様なので、多分台風に乗ってやって来るのだと。でも、傘さしてくし、多分見つけてもらえないな。
読んで頂きありがとうございました。楽しんで頂けたでしょうか。
ほとんどが妄想でしたね。私の間隔では夢を追いかける内に結局生きることの方が大きくなってしまうのはやはりあることだと思います。作品の彼女は売れる事、いわば生活する事をかなり意識しています。しかし本来は仮面ライダーのような正義を題材とした作品を描きたいのっだと思います。生活と夢とのバランスってどうするものか、などを意識して書いたつもりです。

最後にヒーローみたいな人って世の中たくさんいるんですけど、ピンポイントじゃやっぱり会えないものなんですよね。って私も思います。




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