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ちょっと怖い話

作者: リミョウ

さらっと読んでくだされれば幸いです。

君も考えたこと、ないだろうか?夜、静かなとき、もし見えてはいけないものが、見えてしまったら、



今日は最悪だった。明日が休み、ということで、なぜか百物語なんぞをやることになった。はっきり言って、怖いのは嫌いだ。もうなかなかいい年だが怖いもんは怖いのだ。しかし親しい友人の誘いとあっては断りずらく、いってしまった。早く終わると思ってた。でも、それが間違いだった。

誘われ行ったのは友人の友人の家、ほぼ他人の家だが学校が同じなのでとりあえず、顔はしっていた。そいつが百物語をやろうと言い出したらしい。たいしたものじゃない。そうたかをくくっていた。自分で言うのもなんだが、たかが高校のガキ、たいしたものもなく、なあなあでおわると思ってた。だが、そいつはガチで100本のロウソクを準備していた。バカか。そう思った。でも集まった奴等はテンションが高く盛り上がっていた。ビビって冷静に考えていて家焼けるぞなんていったが、声が小さかった。そんではじまってしまった。

ロウソクはただの飾りだったようで火はつけずにやったが、真っ暗で逆に怖かった。話たのは大抵下らない話だが、何人かガチの奴がヤバイ話をしてくださっおかげで、もれなく全員ビビって静かに話を聞くようになった。嫌だった。笑えよと思った。帰りたかった。でも、なんかルールとかで帰るなっていわれて、なんか。

ついに百物語が終わったのは夜中の12時、まあ親には言ってあったからいいが、これから帰るとなると憂鬱だった。幸い友人と一緒で大して怖くはなかった。そして、今に至る。

風呂に入りながら、ぼーーっとしていから突然百物語を思い出した。考えると止まらない、早く風呂をでてねよう。そう思って体を急いでふく。洗面台で顔を洗う。そして足早に布団にもぐりこんだ。最悪だ、本当に最悪だった。だってさ、

洗面台で鏡見てたら、後ろの下の方にに顔が見えた。人って怖すぎると逆に冷静になれるらしい。きずいてたけど、きずかないようにした。その顔もただいるだけみたいだった。でも、俺はしばらく鏡をまともに見れないだろう。次あの顔が見えたら、無視できる勇気はない。

なあ、あんた、もし風呂はいってから歯磨くんなら気を付けてくれ。鏡、なるべく見ない方がいいぜ。



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