後書き(若干のネタバレ有り)
八か月にも及ぶ長い連載期間を経まして「チルチルハミチル」完結いたしました。
わーい! ぱちぱち! おめでとう、私!
そして、お目通しくださった皆様。誠にありがとうございます! アクセス、ご感想、お気に入り登録、本当に嬉しかったです。お陰さまで、こうして完結にこぎつけることが出来ました。
文章量は、前作「ヘンゼルと悪い魔女」より、ちょっと少ないくらいです。前作は執筆期間が二カ月くらい……それに比べると「チルチルハミチル」は、完結まで予想外の時間がかかってしまいました。
私生活で、なにかとばたばたしていたと言うのもありますが、一番の理由は、泥沼のスランプだったと思います。書いても苦しいだけで、楽しくない悲しい期間がありました。特にきっかけも理由も無く、はじまるものなんですね。
なんとか抜け出せましたのは、本当に閲覧者の皆さまのお陰です。クライマックスは一気呵成に書きあげられました。心から感謝、感謝です。
今回も、せっかくなので拙作について語らせて頂きます。
「チルチルハミチル」はユー○ンの「人/魚/姫/の/夢」を延々とリピートしながら書きました。だからなんですね。青い鳥の筈が、人魚姫要素が多いのは。
恋愛ジャンルなので、登場人物のほとんどに恋をして貰ったんですが……本当の意味では誰の恋も成就していません。誰も、ちゃんと恋が出来ていません。そう言う意味での悲恋……のつもりです。
「チルチルハミチル」は、他作品とリンクしています。「ヘンゼルと悪い魔女」の登場人物がちらちら出ていたり。
おっかない小間使いのウェンディは「愛憎のラプンツェル」に登場しています。
「チルチルハミチル」は、とりあえず、これでおしまいです。ですが、登場人物たちは、また何処かにひょっこり顔を出すかもしれません。
お付き合いありがとうございました。もしよろしければ、また別の物語でお会いしましょう!
H26.4.5 銀ねも 拝