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私の短編

出会って 別れて

作者: 蒼井七海
掲載日:2011/03/27

 春休み。みんなが喜ぶ、学年末の休みの期間。

 いつもなら私も、浮かれていたに違いない。だけど今年は……

 心にぽっかり、穴が開いている――気がした。

 ちょっとしたことですぐにさびしくなったり。

 暗い曲を聴くと、すぐに涙が出てきたり。

――あれ? 私ってこんなに、涙もろかったっけ。

 そう思うと、おかしくなってくる。

 何だか妙に充実感がない。

 理由は分からない。……いや、本当はわかっているのかもしれないけど。

 理由が分からなければ、疑問なんて、感じない。


 なぜ、人は出会うのか?

 なぜ、人は別れるのか?

 出会って、別れて。出会って、別れて。

 なぜ、人はそれを繰り返すのか?

 なぜ?

 何故?

 ナゼ?

 

――わからない。

 それは、誰にもわからない。

 大人にも、子供にも、永遠に答えは出せない問いかもしれない。

 でも、だからこそ。それを乗り越えなければならない気がする。

 乗り越えて、乗り越えて。

 そうすればいつか、きっと答えは出せる筈。

 それが、正しい答えでなくたっていい。

 自分なりの答えを出せれば、それでいい。

 時間はかかるかもしれない。

 でも、いつかきっと乗り越えられる。


 さあ、涙の川を渡ろう。


――明日を掴むために。

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