表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

2 とりあえず…

2 とりあえず…


飛ばされてついた先は、森の中

きれいな泉の前の空き地に可愛いログハウス風の小屋が一軒建っていた。

「精霊王と魔王がいるから、詳しくは二人と相談して」と、飛ばされてきたんだが、、、

目の前にいるのは、、、


どう見ても、10歳程度の子供二人なんですが、女神様。

(ま、可愛いことは、可愛いんだが、)


一人は、赤毛の短めの髪の毛がツンツンしてる。青い目がちょっと釣り目っぽい、気の強そうな男の子。

黒っぽい軍服風上着に、ズボン、皮のブーツ、、おぉ、腰にはちゃーんと剣まで持ってるよ!

さらに、マントまで装備とは。所謂、騎士か剣士系だね。


もう一人は、ゆるくウエーブのかかった水色の髪が、腰のあたりまであって、茶色の目が優しそうな女の子。

こっちは,RPGの神官服みたいな、白に水色の模様の入った足まで隠れる貫頭衣?を薄い水色のふわふわしたシルクっぽい服の上に着てる。

こっちは魔法使いか回復系神官ってとこか?


この子らが、お出迎え?


一瞬、お互い見詰め合って固まっていたが、どうやら向うのほうが先に正気の戻ったようで、水色の子が一歩前に出ると話し出した。


「お待ちしておりました。神子様、わたくしは…『いいから、まず契約するぞ!この体は気に入らん!!』あっ!」


挨拶始めた、水色の子をさえぎるように、前に出た赤い子はそう言うと、いきなり空中から現れた短剣を手にして、あたしの左手をつかむ。薬指を切って、その指を口に入れたるとそのまま、あたしの目を見上げた。


(我の真名はヴァンツァー、わが名を呼べ)頭の中に声が響く、操らた様に言われるままにその名を口にした。

「ヴァンツァー?」


そのとたん、目の前が、白で塗り替えられた。まぶしさに思わず瞑ってしまった目を開くと、見知らぬイケメンが、左手の甲に口付けて立っていた。


(誰だこいつ!なんか見たことある感じだけど、、、

 おぉ!某乙女ゲーの炎の守護聖様だよ!ちょいとこっちのほうが目つきが悪いけどね。あれ、さっきの子は?)


「何をきょろきょろしておる、今回の神子は落ち着きが無い様だな。我のことは、普段はヴァンと呼ぶが良い。」


「さっきの男の子は?」

「アレは、省エネモードだ。魔力が足りず、ここ10年ほどは、あの姿だったがな。おかげで、色々面倒な事になっている。」


「いつまで、神子様の手をつかんでいるつもりだ。ヴァン

 全く、勝手に神子様を傷つけるなど!

 申し訳ございません。契約のため、少々の血をいただきます。わたくしの真名も呼んでいただけますか?」


水色の子は、ヴァンにつながれていた手を取り、先ほどの傷に口付けると、上目遣いで見つめながら、にじみ出た血をチロリとなめた。


(私の真名は、レティシアと申します。)ふたたび頭の中に声が響く。


「レティシア?」

(あれ?男の子か?)

さっきと同じ発光現象の後、目を開くと、左手の先には水の守護聖様がにこやかに立っていらした。


(げっ。このビジュアル選択はあなたの趣味ですか?女神様。

 決して、あたしの好みで、決まったのではないと思いたい。まぁ、嫌いではない二人だけど。

 頼むよ、女神様。しかも…お約束で仲悪い?……まさか、他の方々まではいないよね?)


「ありがとうございます。神子様、私のことは、レティとお呼び下さい。

 とりあえず、詳しい事は中でお茶でも飲みながら、お話しましょう。」


レティは、左手を引いて、小屋へ案内しながら付け加えた。

「ちなみに、この姿は、前の神子様のお気に入りですw」



 ……いったい、どんな人だったんだ?前の神子様って…。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ