お暇を 頂戴しました。どっこい、生きてりゃ ”勝ち組” だい。
門門門門門門門門 門門門門門門門門
門門 門門 門門 門門
門門門門門門門門 門門門門門門門門
門門 門門 門門 門門
門門門門門門門門 門門門門門門門門
門門 門門
門門 こ の 書 を 門門
門門 読 む 者 は 門門
門門 全 て の 門門
門門 テレビ を 門門
門門 捨 て よ 門門
門門 門門
門門 門門門門
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読者諸兄への 御忠告です。
この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。
必ず、ご了承の上、お読みください。
この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。
作者は 一切の責任を 負いません。
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##### 恥劇珍奇想体験の参 転生文庫の2 転生【I】 #####
##### 後編 ⦅⚆˰⚆⦆転職 転職 また転職 #####
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***** 第三十話 お暇を頂戴しました *****
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【多古兵衛屋】の帳場。いつも通りのメンバーの他に 旦那様が。
旦那さま【ニギキンーノ】(ㅂ‿ㅂ)
一番番頭【ゴマスリーノ】(ㅎᨓㅎ)
渉外番頭【ニギキンータ】(ᆷ꒢ᆷ)
筆頭手代【インチキーノ】(ᛰᨈᛰ)
本丁稚【I】は、本復の報告とお礼の為、仕事前に挨拶にきた。
「体は治ったな。ま、10日も寝とりゃ治るわな。医者代も ようけ掛かったで」(ᛰᨈᛰ)
「へェ、ご心配かけました。今日から 一所懸命 働かさせて 貰います」⦅⚆˰⚆⦆
・・・(ㅎᨓㅎ)と(ᆷ꒢ᆷ)は、事務をしている。旦那さまは 新聞を読んでる。
「働かんでもエエよ。大体な、身体の弱いのん、家では いらんのや」(ᛰᨈᛰ)
「あ、あのー、ど、どう云う事でしょうか」⦅⚆˰⚆⦆
・・・(ㅎᨓㅎ)と(ᆷ꒢ᆷ)は、黙々と 事務をしている。旦那さまは 新聞を読んでる。
「分からんか、どんくさいやっちゃな。【暇】出す、ゆうとるんや」(ᛰᨈᛰ)
「な、なんでですか」⦅⚆˰⚆⦆
・・・(ㅎᨓㅎ)と(ᆷ꒢ᆷ)は、黙々と事務をしている。振りをしている。旦那さまは・・・
「アホウ、家風に合わんからや。決まっとろうが、四の五の抜かすと叩き出すぞ」(ᛰᨈᛰ)
「分かりました。それなら、定規を返して下さい」⦅⚆˰⚆⦆
・・・((ㅎᨓㅎ)チッ、(ᛰᨈᛰ)め、手癖の悪い奴っちゃ)
「なんやと、ワシが 物差し盗った 言うんか。証拠が有って ゆうんやろな」(ᛰᨈᛰ)
「そんな事、言ってません。私の葛籠の中の 定規が無くなっています」⦅⚆˰⚆⦆
・・・((ㅎᨓㅎ)事ォ荒げたらイカンやろ、何とか大人しゅうさせんかい)
「そんな物、長屋の誰か かもしれんやないか」(ᛰᨈᛰ)
「葛籠篭はお店の物、鍵を管理しているのもお店。鍵は壊れていません」⦅⚆˰⚆⦆
・・・((ㅎᨓㅎ)サッサと 物差しを返して 行かさんかい)
「何を ゴチャゴチャ云いくさる。お店にケチを付ける気か」(ᛰᨈᛰ)
「とんでもない。どうしても 返して下さらないなら。お役人に届ます」⦅⚆˰⚆⦆
「騒がしいて、仕事出来へんがな。何がどないした 云うねん」(ㅎᨓㅎ)
「こいつが 物差し物差し云うて 聞かしまへんのや。分からんガキでっせ」(ᛰᨈᛰ)
「物差しなんて、お店に なんぼでも有る。好きなのを 持ってかせなさい」(ㅎᨓㅎ)
・・・小声で(【インチキーノ】サッサと⦅⚆˰⚆⦆の物差し 返さんかい)
「お店の物差しじゃイカン、自分の物差しやないと ダメや 云いまんねん」(ᛰᨈᛰ)
・・・小声で(鋼鉄の物差し、賭場で 取られてもうて、無いんですわ)(ᛰᨈᛰ)
(このスカタン、わややないか、どないせいちゅうんじゃ)(ㅎᨓㅎ)
「丁稚【I】、ホラ、呉れてやる。好きな物差し、何本でも買えや」(ᆷ꒢ᆷ)
と言って、コソベ銀貨を 放ってよこした。足元に 転がる銀貨を 見もせず。
「足りません。こんな金では 買えません」⦅⚆˰⚆⦆
「喧しいィ、なら、とっと何処へでも 去にさらせ」 (ᆷ꒢ᆷ)
とうとう【暇】を 出されてしまいした。
・・・(後日、お役人に届けたら、往復ビンタを喰らった。パパン パンッ パンッ
「物差し一つで、丁稚が主を訴えるなど、聞いた事も無いわ。この不忠者めが」
封建社会では、家人が主人を 訴えるのは ご法度。
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***** 第三一話 廃品回収 引継ぎ *****
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再就職は 出来なかった。主人に逆らった【不忠者】は どこでも断られた。
仕方なしに、店に出入りしていた 廃品回収の爺さんを頼った。何か仕事は無いかと。
「元締め、替わりの者が 見つかりやして、ご挨拶に来やした」爺さん
「爺さん 後釜が見つかったんか。そういえば、娘の処へ 行きたいってたな」(ꯕⲱꯕメ)
「へい、元締めのお陰で、何とか旅費も 工面できやした。有難うごぜぇやした」爺さん
「そりゃァ 良かった。ここから 出て行けるたァ、めでてぇこった」(ꯕⲱꯕメ)
「達者でやんなよ。こりゃ少無ぇが、土産代の 足しにでも しねえな」
「こりゃどうも 恐れ入りやす、助かります。有難く頂戴しやす」爺さん
「こいつ、【I】と言いやす。お店をしくじりやがって。おん出されやした」
「どっこも 行くところが 御座いやせん、面倒見てやって おくんなさい」
「【I】と申します。宜しくお願いします」⦅⚆˰⚆⦆両手をついて 辞儀をする。
「なんで お店しくじった。ありていに 言って見な」(ꯕⲱꯕメ)
「フンフン、病気で寝込んで ホウホウ、医者代が掛かって、治ったら馘に・・・
分かった。ま、良く有るこった。しょうがねーやな、主人には 逆らえねえ」
「ショバ代は一括なら、50コソベ銀貨、月々なら1コソベ銀貨だ」(ꯕⲱꯕメ)
「ほう、豪儀なこった。一括か、丁稚の給金で 良う貯めたな」
「なに、こき使われて、1コンも 使う暇が 無かったって、ファアッハッハッハ」
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**** 第三二話 スラム裏長屋 *****
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やっと、借りられた裏長屋は、隙間風が 吹き抜ける。
雨が降ったら 雨漏りを避けて 傘を差して 寝なければならない。
それでも、屋根が有るだけ 有難い。家賃5十銅貨。
廃品回収の 下請けの仕事に 有り付いた。
毎日、街中を歩いて「屑ーい、お払~い」一日回って 払い物を持ち帰る。
それから 仕分け(金物、紙、皮等)して 元締めに 持って行く。
【多古兵衛屋】にも出入りした。散々〇カにされたが、それも慣れた。
仕事の縄張り(ショバ)は、割り当てられている。
最初は、爺さんが 一緒に挨拶まわり、縄張りを 引き継いだ。
喩え ゴミとは言え 勝手に持って行けば、泥棒、手が後ろへ回る。
【お定め】は厳しいのだ。
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***** 第三三話 月日の経つのは早いもの *****
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・・・1日働いても、喰うや喰わず。そんな生活が 三年。15才になった。
【I】のボロ屋は 拾った箱が 山積みに、中身は反古紙。
「おう、【I】いるかァ。おーっと、すげえ箱の数だな、中身は紙屑ゥ」(ꯕⲱꯕメ)
「てめぇも 変わってんな、こんなに紙屑 集めて 面白れぇのか」
「へへへ、お店の番頭さん達に よくしかられました『この紙道楽が』って」⦅⚆˰⚆⦆
「ヘッ、違ぇ無ぇや。処でよゥ。てめぇ、天秤ばかり持ってたよな。見せな」(ꯕⲱꯕメ)
「へい商売道具ですから。どうぞ」・・・⦅⚆˰⚆⦆(何だろう?)
「手前ぇ、これを どこで くすねた」(ꯕⲱꯕメ)
「いえ、貰ったんで」⦅⚆˰⚆⦆言った途端に いきなり殴られた。ボカスカ ゲシゲシ
「嘘つけぇ、この盗人野郎がァ」と(ꯕⲱꯕメ)言いながら。ポカポカ。
「痛い痛い、本当、ホント、イタイ(>_<)ホントホント」⦅T˰T⦆泣きながら言った。
「誰から貰った。云えエ゚ヹゑ゙~言って見ろ、嘘つきゃあがったら、ブチ殺すぞ」(ꯕⲱꯕメ)
・・・(仲間に泥棒が居たら。廃品回収の鑑札を取り上げられる。親方も必死なのだ)
鬼の形相に 睨まれながら⦅⚆˰⚆⦆「これ、ここに〖ゾリフルド金属工房〗って」
「〇カ野郎、だから 云ってんじゃ 無ぇか」又、(ꯕⲱꯕメ) ボカボカ殴られた。
「ホントです ってばーー、受取も 有りますう~~」⦅⚆˰⚆⦆
***** 贈呈証 ******************************
【I】殿
1,第一複製NO.01の計測器具原器一式組。
上記の品を 贈呈します。
XX年YY月ZZ日
〖ゾリフルド金属工房〗
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##### 実の処を 申しますと #####
【八州屋】の 先代(⌒‿⌒)が 算盤を作ってくれた。
その時知り合った 細工師が〖ゾリフルド金属工房〗を 紹介してくれた。
【原器】のアイデアを言ったら 目の色替えて 食いつかれた。
アーダコーダで アイデア料をくれると 言われたが 断った。
小僧が 大金を持ってたら、すぐ奪われるか、へたすりゃ 殺される。
なら記念にと 貰ったのが、この計測器具原器一式。
『黙ってりゃ、誰にも分りゃしねェよ』と 渡してくれた。
複製とは言え 元の世界では、国が管理してた代物。おいそれと買えるものじゃ無い。
贈呈書は、何か有った時、念の為にと、先代(⌒‿⌒)が・・・流石商人)
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「これ、本物かよ。嘘ォ」と、(ꯕⲱꯕメ) 頭を抱えて 黙り込んだが。暫くして。
「お前は知らないだろうが、〖ゾリフルド金属工房〗が 王家御用達になった」(ꯕⲱꯕメ)
「へえ へえ」・・・⦅⚆˰⚆⦆(だからって、俺には 関係ないじゃん)
「問題は、物差しと 秤と分銅が【御留め品】に 入ってるんだ」(ꯕⲱꯕメ)
「【御留め品】ってのは、王家の許しが 無ければ、一切 所持出来ないんだ」
「えっ、俺、捕まるんですか。牢屋、俺、嫌いですよ」⦅⚆˰⚆⦆
ポイッと【I】の 前に落とされた ひん曲がった 汚い棒っ切れ。
「良く見ろ、それって お前ェんだろ」(ꯕⲱꯕメ)
よくよく見れば、擦れてはいるが〔贈呈品【I】殿へ〖ゾリフルド金属工房〗〕の刻印
「くそっ、【インチキーノ】のやろー」⦅⚆˰⚆⦆
「なんだ【インチキーノ】ってのは」(ꯕⲱꯕメ)
・・・斯斯然然 説明中・・・
「ン~、困ったなァ。訴えるのは 代言人に頼むしか無いが。伝手が無い」(ꯕⲱꯕメ)
「待てよ、お前、どうして〖ゾリフルド金属工房〗から 贈呈されたんだ?」
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*****第三四話 ↖エーライこっちゃ↗↖ヨイヨイヨーイ↗*****
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と或る日【ハンダン街】の 荷運び屋【多古兵衛屋】の 手代が お縄になった。
旦那(ㅂ‿ㅂ)は隠居、番頭(ㅎᨓㅎ)は永の暇、そして長兄と次兄が 主と番頭に。
「まあ、こんな所でしょう。荷運び屋が無くなっては 街の皆さんが 困りますから」
「処で、なんで もっと早く 家に来なかった」
「待ってたんだぜ」〖ゾリフルド金属工房〗の親方が言った。
⦅⚆˰⚆⦆「前の場所に行ったら、貸家になっていて。
こちらに 引っ越しした事は 知りませんでした」
〖ゾリフルド金属工房〗の 連中は 声を上げて笑った。
・・・世は並べて事も無し・・・
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