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帳場手代【サバヨムーノ】(⍬ᓗ⍬)さんが 病気になりました。

          門門門門門門門門    門門門門門門門門

          門門    門門    門門    門門

          門門門門門門門門    門門門門門門門門

          門門    門門    門門    門門

          門門門門門門門門    門門門門門門門門

          門門                門門

          門門    こ の 書 を     門門

          門門    読 む 者 は     門門

          門門     全 て の      門門

          門門    教 科 書 を     門門

          門門     捨 て よ      門門

          門門                門門

          門門              門門門門


֎۞இ֍۞෴֎۞ቓ֍۞ᎇ֎۞Ꮜ֍۞ᢱ֎۞ᗟ֍۞ᛶ֎۞₪֍۞ಹ֎۞⡺֍۞Д֎۞६֍۞Ⲯ֎۞Ⳗ֍۞ⳬ֎


 読者諸兄への 御忠告です。

 この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。

 必ず、ご了承の上、お読みください。

 この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。

 作者は 一切の責任を 負いません。


֎۞ధ֍۞߷֎۞ఴ֍۞੪֎۞ന֍۞፰֎۞ᗖ֍۞ᙈ֎۞ᛯ֍۞ᨒ֎۞ᱪ֍۞֎۞ㅰ֍۞ꁉ֎۞ꕍ֍۞ꙭ֎


#################################

##### 恥劇珍奇想体験の参 転生文庫の2 転生【I】 #####

##### 後編 ⦅⚆˰⚆⦆転職 転職 また転職     #####

#################################



******************************

***** 第十八話 帳場手代(⍬ᓗ⍬) 風邪をひく *****

******************************


「ケホッ、コフッ、コンコン」帳場手代【サバヨムーノ】(⍬ᓗ⍬)の 咳が止まらない。

「おい、大丈夫か、給与計算 間に合うんだろうな」(ᛰᨈᛰ) 「番頭に 叱られるぞ」


「はい、何とかして。ゴホッゴホッゴッホン、ケホッ」(⍬ᓗ⍬)

「しょうが無ェーな。オーイ丁稚ィ、算木が 出来たよなぁ、手伝ってやれ」(ᛰᨈᛰ)


「はい、えーと、計算表は どちらに」⦅⚆˰⚆⦆

「この伝票からだ・・・コンッコッホ」と、(⍬ᓗ⍬) 机一杯、山と積まれた伝票を指す。


「ヘい、これで全部ですね」・・・⦅⚆˰⚆⦆(ま、なんとかなる)

「〖あ〗〖い〗〖う〗〖え〗、迄出来てる。〖お〗行からだ。コフッ」(⍬ᓗ⍬)


「エッ???」⦅⚆˰⚆⦆

「223人を〖あいうえお〗順にやるんだ、分かるか。コフッコフッ」

「いま、27人分まで、ゴホッ、ゲフォッ、ガフォッ、クッカッコッ・・・


・・・胸を抱えて うずくまる【サバヨムーノ】爺さん(⍬ᓗ⍬)。


「番頭さん、医者へ 連れて 行きますんで、後の事、頼んます」(ᛰᨈᛰ)



*************************

***** 第十九話 帳場の お手伝い *****

*************************


「【インチキーノ】(ᛰᨈᛰ)め、魔法算術が 苦手なので、逃げ出しおって」(ㅎᨓㅎ)

「やれやれ、給与計算か。何年振りかのう、かれこれ、20年振りか」

「丁稚【I】、見とれ、こうやるんだ」



##### 魔法算術 #############################


 算木の木箱に井桁の升が組んである。横枠12個、縦枠3個。

 右横に9×9升に、マッチ棒位の木の棒が、種々入っている。


 伝票を1枚取る、[ ,Ⅲ,Ⅰ, ,Ⅳ, ,Ⅱ,Ⅶ]一番上の横枠に、右横の木の棒を入れる。

 入れると言っても、魔法で移送するだけ。手間暇掛からない、1秒も掛からない。


 次の伝票の 数字の数だけ、上から2番目の横枠に、右横の木の棒を入れる。

 そして、足した数を 同じように3枠目に入れる。・・・繰り返す。


########################################



「どうじゃ、お前は 魔法算術が 出来ぬから、こうは いくまいが」

「〖わ〗行から遣って見なさい」・・・(ㅎᨓㅎ)(猫の手よりは、増しだろう)

「今日中に、やるんだぞ。終わるまで 寝られんと、思いなさい」

・・・(ま、無理だろうが。甘やかすと、為にならん。愛の鞭じゃ」


・・・・・


番頭さん「カチャッカチャッカチャ」「カチャッカチャッカチャ」・・・


【I】「チャチャチャッ、ピラッ「チャチャチャッ、ピラッ。・・・



・・・暫くして、ふと、番頭が 【I】を見た


「こら、何処をやってる『〖わ〗行から遣れ』と言ったろう」(ㅎᨓㅎ)

「ワシの言った事を 聞いとらんのか」怒った番頭が、算木棒を投げつけた。


「痛ェー、聞いてますよ、チャンと。だから今〖た〗行を やる処です」⦅⚆˰⚆⦆


「〇ッカモーン、〖わ〗行を 終われば、次は〖ら〗行じゃ。逆に遡るくらい 商人なら

 分かって当たり前じゃろう。この【スカタン】が」(ㅎᨓㅎ)

・・・(まさか、こんな事も 分からぬ、アホウとは 知らなんだ)


「だって…痛い痛い、算木棒、矢鱈 投げないで、イテッ」⦅>˰<⦆


「口答えすな。丁稚の分際で、生意気な 口を利きおって。折檻してくれる」(ㅎᨓㅎ)



 怒った番頭が、算木棒ごと算木箱を 投げつけた。慌てて【I】は 算木箱を避けた。


「避けるな、〇ッカモンが。折檻してやると言うて居るのに、避ける奴がいるか」

「貴様のような【ゴンタクレ】、旦那様に願って、【暇】をくれるわ」(ㅎᨓㅎ)


「ビィエ~~~ン、勘弁して下さい【暇】は勘弁してェエエ~~~ン」⦅>˰<⦆



「泣くほどなら、何故、ワシの 言いつけを守らん。この横着者が・・・」(ㅎᨓㅎ)


「守ってます、守ってます。〖わらやまはな〗行が終わって〖た〗行を・・・」⦅>˰<⦆


     

「嘘をつくな、ワシが まだ〖お〗なのに、そんなに ハ!ヤ!?ク!?」(ㅎᨓㅎ)

「出来る訳が・・・出来たと 云うなら、見せなさい。なんじゃ、この符丁は」


「算用数字です、漢数字に 直しますと・・・」⦅⚆˰⚆⦆



「ゴクリ、これは、どこの店の 魔術道具なのじゃ、どこで買うた」(ㅎᨓㅎ)


「いえ、私、魔法 使えませんので、魔術道具も 使えません」⦅⚆˰⚆⦆


「うぬぬぬ」・・・(ㅎᨓㅎ)(魔法を使わぬ 魔道具。旦那様と 相談しなくては)

「私は旦那様と 相談が有る。お前は 残りを 遣っときなさい」



***********************************

***** 第二十話 旦那様【ニギキンーノ】(ㅂ‿ㅂ)の居間 *****

***********************************


「・・・と言う訳で、なんとか、あの魔道具を 作れば、儲けが出ると」(ㅎᨓㅎ)


「簡単に作ると 言うが、いくら掛かる」(ㅂ‿ㅂ)


「あの算木は 作るのに、3ダカト金貨 掛かったと」(ㅎᨓㅎ)

・・・(3ダカト金貨:およそ3百万円)


「たわけェ、利益を 得るのには、売値は 4ダカト金貨になるわ」(ㅂ‿ㅂ)

「そんな高値コウジキな 算木を 誰が 買う。〇カも休み休み言え」


「申し訳御座いません。手代の給金が 年で 2ダカト金貨と 4コカト金貨」

「長い目で見れば、お得かと考えました」(ㅎᨓㅎ)


「丁稚【G】を 本丁稚にしろ、丁稚は 月1コカト金貨だったな」(ㅂ‿ㅂ)

「本丁稚手当だ、1コソベ銀貨でも くれてやれ」


「へい、承りました」(ㅎᨓㅎ)



「それとな、風邪で休んだ 帳場手代(⍬ᓗ⍬)、あいつ 何て 名だっけな」(ㅂ‿ㅂ)


「【サバヨムーノ】で 御座います」(ㅎᨓㅎ)


「【暇】をやれ。『永い間の勤めご苦労』と言って 今月の給金を払ってやれ」(ㅂ‿ㅂ)


「へ、へい」・・・(ㅎᨓㅎ)(38年勤めて・・・〖すまじきものはみやつかひ〗)


(ㅂ‿ㅂ)・・・(手代一人、年で2ダカト金貨と4コカト金貨。

        パート一人、年で1ダカト金貨と2コカト金貨。

        パート一人分の賃金が儲かった。ひひっ、ひひっ、ひひひ)



・・・(彼らは知らなかった、いや、知ろうともしなかった。

    異世界初算盤、開発費3ダカト金貨。算盤1丁が 5十銅貨で 出来る事を)



・・・・・ リストラの嵐 ・・・・・


「パート共、今日まで、ご苦労さん。今日までの 給金を払うよって、並べ」(ᛰᨈᛰ)


(・¸・(・_・(・.・(・˳・(・˰・)「「「チョ、チョト、待って下さい、今日迄て」」」


「なんや、今日までの給金、イランのか。ほな、俺が貰うても、ええんか」(ᛰᨈᛰ)


「せや無くて でんな。ほな、ワテら、今日で、クビでっか」(・¸・)


「そうや、さっき、云うたやろ。聞いてへんのか」(ᛰᨈᛰ)


(・_・)「違いまんがな、普通、どこの お店でも・・・

(・‿・)「パートだって、ひと月前に 言い渡すや おまへんか・・・

(・˳・)「せや、どこだって、いきなり、その日に云うなんて、無いで・・・

(・˰・)「無茶やで、そんなん 聞いた事ないわ・・・



「やかましいィ、余所は 余所や・・・うちは【多古兵衛屋】じゃ」

「【多古兵衛屋】には【多古兵衛屋】の【決まり】が有るんじゃ」(ᛰᨈᛰ)


(-¸-(-_-(-.-(-˳-(-˰-)「「「ブツ、ブツ、ブツ、ブツ、ブツクサ・・・」」」



「チャッチャ とせェ。わからん ガキどもやな」(ᛰᨈᛰ)

「おどれら、四の五の言わすと、【奉公構】喰らわすぞ」


(-¸-(-_-(-.-(-˳-(-˰-)「「「分かりましたがな。今日までの給金下さい」」」


「まったく、手間ァ かけさせるんや 無いで・・・」(ᛰᨈᛰ)



・・・封建社会では、上つ方が絶対、下々に抗う術は無かった。


・・・・・続く

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