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異世界転生、徒然日誌

なにもかもが初めての投稿作品です。勝手気ままに、ためしに書いているので、今後どうなるの?なんてのは、わかりません。あしからず。気が向いたら、体が元気なら、路上でストリート・ライブする感覚です。というか、むしろ、そちらが本業?なのですが、しかたなくこちらで・・・といったかんじでございます。

異世界にて目覚める・・・

さぁとにかく始めてみよう。形になるのか、ならないのか?なんてわからない。思うがままに、あるがままに、とにかくそのナニカを書いてみよう。話はそれからだ・・・。

2020年、冬のころ・・・。

起きたらパソコンの前に座り電源を入れる。そして時間がある限り、体の調子が良い限り、ネット・サーフィンして、気になる話題を見て、お気に入りや関連する情報の動画を見て、たまに本屋に赴き、お気に入りの漫画のコミックスを購入して読んで、たまに楽器を演奏してうたを創って、風呂に入って体をきれいにしたら疲れて眠る。そんな毎日の繰り返し・・・。あぁ、ぼくは、そう、ぼくはいったいナニを目的に生きているのだろう?だからといって、たちまち今の現状になにかしらの手段で楽しく充実した生活なんてできないので、現状、今の状況に甘んじて・・・いた。

いつものPCで、大好きなゲームをしていた。ギターはすぐに手に取れるように傍らにおいて、ほっと・コーヒーを机の上において、ゲームをしていた。うううん、ぼくがこの世界の住人だったら、やはり冒険者になってただろうなぁ・・・。とんでもない金額だもの、いまの所持金・・・。ま、もっとも、上には上がいるのだろうけど・・・。このゲームでなくても、ほかのゲームのような世界にいったら、ぼくだったらどうするだろうか?ああだこうだと、妄想を膨らませ、イメージを膨らませ、自問自答しながら、こういうときはこうだろう、ああいうときはああだろう、いや、どうだろう?なんてありもしない非現実的なことに面白おかしく、そして現実的に予測不能なその状況を偶然的に起動させて、・・・その途中で脳内妄想ゲームを終わらせて、現実に戻ることを考えていた。そのとき、トツゼン、ドーーーン!!と大きい音共に、部屋ごと思いっきり縦方向に衝撃がきた! 思いっきり縦方向に揺さぶられたのだった!その一瞬の出来事の中でも、「しまった!コーヒーが!?」なんて手を伸ばしたのだが、それが、おそらく現実における最後の記憶だ・・・。

うううん、いったい、どうなったんだ・・・?と恐らく暫く時間が経過したのだろう。意識が目覚めてすぐにおかしな状況に気付いた。そら、誰でも気付くだろう。まず、真っ暗で、周りの状況が確認できない。そしてすぐ体の状況に異変を感じた。・・・骨?身が・・・肉がない!??すぐさま、たちあがることはできたのだが(しかも軽く)チカラを、筋肉を使った感覚が・・・ない?というか、感じられない?というか・・・。自分の手で体を触り確認しようとするが、乾いた音を立てて、骨が骨とぶつかっているような・・・音がきこえるし、自分で自分を触る感覚はあるのだけど、、、いままで感じていた感覚のそれとは、、、。いや、またまたぁ、まてまてまて! ほんまか?これ、ほんまなんか?いま頭の中(というか、僕の意識内では?)ものすごいスピードで現状を把握しようと努めてる。

オレは死んだのか、どうなったのかはわからないけど、なにが怒ったんかわからないけど・・・なんだぁ、これぇ?骨だけになってる!? 疑問符とビックリ・マークなまま、暫く考えたあと、納得する理由もみつかるはずもなく、そのように結論付けるしかなかった。とにもかくにも、どのように考えても、それが現状なんだ!と認めざるを得なかった。ちょっとまて!じゃ、家は、家族は、どうなったんや!??・・・これ以上考えても、どうしようもないやん!??まずは現状把握に努めないと・・・。あちらこちら見回しながら、感覚的にここは冷たく寒い湿気のあるところ・・・洞窟や洞穴かどこかの地下牢のようなところではないか?と思うようになった。なんでかはわからないが。・・・夢・・・ではないな。これだけはすぐ理解した。人により様々だろうし、すべての情報をしらないし理解もしていないが、自分の感覚だとこれは現実なんだと、思わざるを得ない感覚・・・。暗闇の中、自分の体が正常に動く感覚があり、そのように動いている感覚もあり、実際、歩くと乾いた足音がこの地域に響いて聴こえるのがわかる。とりあえず、ひとまず!自分の意識に、視覚、聴覚、触覚、感覚、そして正常に考える力があることがわかった。この短時間で十分な情報が手に入った。ふと、落ち着いたとき、自分が骸骨姿、もしくは骸骨そのものであることと、自分の周囲に複数のなにかがいることを認識した・・・。


はじめての遭遇

おそらく、いまのオレには血肉がない。感覚はあるがそれらを感じる器官もない・・・だろう。

存在しないであろう俺の目にハッキリと見えているそれらは、自分と同じくらいの背丈の・・・人型・ガイコツが、オレの周囲に4体立っている。それぞれのガイコツは手に体に、中世ヨーロッパにあるような鎧や武器をそれぞれ身につけている。どうやらここは・・・どこか、洞窟のなか?の一室ともいえるような場所のようだ。木造のような棺桶らしきものが6つ。うち、ふたつは立派な飾りを施された棺桶。部屋の一番奥であろうところに並んで置かれている。残り四つの棺桶はふたが地面に転がっている。まるで中から何者かがでてきた様子だ。うん?数が合わない?オレはいったい・・・。呆然として立ち尽くしていると、ふいに違う方向から話し声と、ガチャガチャと金属音が聞こえてきて、その方向の向こうに明かりがみえる。

皮鎧の男「な?いったとおりだっただろう?この細道はどうみても造られている。この奥にきっと宝物があんだよ。」鎧を着た男「ふん。ずいぶん怪我もしたんだから、それくらいないと困るわっ!」皮鎧の男「ん?先に何か・・・みえる」明かりをつけてこの部屋にそいつらが入ってきた。途端、俺の周りにいたガイコツは動き出し、その人物二人にかかっていった。



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