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告白

「・・・そこまでちゃんと覚えてるんなら、もちろん無くなった原因は分かってるよな」

「え・・・なんで?」


 みなとは心底わけが分からないといった顔で、私を見返してきた。


 どうかしている、と思った。


「分かるだろ、理由なんてひとつだ!外に遊びに出掛けて帰ってきた時には無くなってた、なんていうのとはワケが違うんだから!今まで一度も疑問に思ったことなかったのか?・・・私だよ!私がやったんだ!」


 私の告白に、みなとが意表を突かれたように赤い目を見開いた。そのリアクションに、もっと心の余裕があったのならこっちの方が驚いてやりたかった。


「お前はっ・・・お前は、あの髪飾り、すごく大事にしてたんだよ。これで髪結んでくれって毎日絶対に私にせがんできたし、よく大切そうに握り締めてたり眺めたりもしてた。それにいつも言ってたよ、お母さんにプレゼントしてもらったんだーってな。・・・一回聞きゃあ分かるってのに」


 自嘲するように唇を歪ませたあと、私は話を再開する。


「私は・・・最初のうちは、そりゃあ何とも思ってなかったんだけど・・・だんだんっ・・・ずっとお前のそういうとこ、見てるうちに・・・めちゃくちゃ腹が立ってきて・・・まどかちゃんに・・・あの人が妬ましくてしょうがなくなってきてっ・・・それで、す、捨ててやった!勝手に!お前が私のこと信じ切って寝てるあいだに・・・!」

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