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ブリーフィングルーム
「ってなことが今朝あった・・・」
「ほう?」
「ユノも可笑しいと思うだろう?!」
「まぁ・・・だが、レイなら不思議な事でもねぇな。考えてもみろ。レイは『あの』ジンさんとサラさんの子供だぜ?」
レイブンとの合同任務の為にブリーフィングルームの一室に集められたカーリー隊とルドラ隊。
バンズとライルと楽しそうに話しているレイを眺めながら、カイは朝食での出来事をハンスに愚痴っていた。
レイの知識の偏りにカイが嘆けば、ハンスは煙草の代わりに咥えているココア味のシガレット菓子を噛み砕きながら返事を返す。
レイの両親を考えれば然もありなん、と・・・。
「うぐぅ・・・否定出来ねぇ・・・」
「あの二人は二人が揃ってはじめてマトモな知識になってたからなぁ?」
「ジンさんの知らない知識はサラさんが、サラさんの知らない知識はジンさんがカバーしあってたっけか」
「あの二人の共通知識は戦闘機関係と基本戦術くらいかぁ?」
「今思えばホント怖ろしい二人だよ・・・俺の親父も良くあの二人に付いて行けてたなと思う・・・」




