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マクシムの説明にカイがスプーンを咥えたまま問う。
「カイ、お行儀悪いよ!」
「・・・すまん」
レイに突っ込まれ、バツの悪そうな顔でカイはスプーンを外した。
序でに、相手が何時も接するユノ…ウィルやユピテル…ライと違う上官である事を思い出したというのもある。
癖とは怖ろしい・・・。
「ところで、レイブン隊はこの間シュラ・レベル國との合同演習に出ていたとか・・・?」
話を逸らしたいが半分、話を聞きたかったからが半分の新たな話題を出す。
先日行われていたらしい、他國との合同演習の話だ。
「嗚呼、あれね・・・」
「どうだったんっすか?」
サラダに入っていたエビを隣で雛鳥のように口を開けて待っているレイに餌付けしながら、カイは遠い目をして何かを思い出しているフィリスに視線を向ける。




