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ANIMA  作者: パンナコッタ
変わりゆく世界と新たな正義との出会い
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終焉の音色

「ワールドエンドオーダーってのはどういうものなんだ? タナトスがしつこくその事を言っていたけど内容が全く分からないんだ」


 エースの疑問に道の声は力の柱を見るように言う。


「そうだね、まずはこの空間に13本の柱を生やす必要がある」


 13本の柱をはやすということはこの空間内に13の力を全てもってこいということだろう。


「そしてこの空間内で力を全て同時に発動させる」


「すると、現実空間にて大爆発が起こる」


「だっ大爆発!?」


「そうだ、それは地球を破壊するほどのね。じゃあ、なぜ爆破したのか……分かるかい?」


エースは頭を抱える。


「爆発って……力の同時発動によって何かが生まれる……とかか?」


エースは自信がなさそうに答えるが、道の声は「正解だ」と笑顔で言う。


「力の同時発動によって生まれるもの、それは“生命の木”だ」


「生命の木……」


「そう、生命の木が空間上に生まれ、爆発によって全ての生命体を殺し、魂を奪い取る」


「それをワールドエンドオーダーと言うんだ」


「なっ……その後はどうなるんだ……?」


「いい質問だエース。生命の木はその後、吸い取った魂たちのエネルギーを使い、新たな星を生成する。そしてその木はその星のどこかに根を張る……というわけだ」


  エースは何かを考え込む。


「なぁ……ルイスの記憶で見たあの巨大樹はまさかその生命の木じゃないよな……?」


「あれか……あれは生命の樹で間違えないよ」


「なっ……だって、力の同時発動によってあの木は生まれるんだろ!? ルイスたちがこの世の始祖じゃないのかよ!?」


「どうだろうね……僕はそこまでは知らないよ」


 そう言い終わったあと、道の声が吐血をする。


「う……」


「お、おい……! 大丈夫か?」


「ごめん、僕にはもう時間が残されていない」


「なっ……どういうことだ!?」


 道の声はふらつく足で立ち上がり、エースの肩に手を置く。


「もう僕達はイブの呪いの1つの、ある一定の線を超えてしまったんだ。僕はもう、生かされない」


「最後に記憶の扉を開いておく、ここに入れば彼らの記憶が見れる」


 道の声は吐血が止まらず、息も荒くなっていく。


「ごめんね、最初の頃はきつく当たっちゃって……僕は敷かれたレールの上しか歩けないから……」


「なっ……おい! しっかりしろ!」


 道の声の手から力が抜け、倒れてしまう。


「さようなら、エース。僕の話を聞いてくれてありがとう」


 そう言い残し、道の声は砂となり消えていった。エースの目から大粒の涙が毀れる。


「そんな……くっ……!」


 エースは涙を吹き、立ち上がる。

 眼前には時空の歪みのようなゲートがある。


「メアリー……道の声、行くよ」


 エースはそのゲートに触れた。

 次の瞬間、視界に閃光が走る。

 エースが目を開けると真っ白な世界にいた。

 エースの前にはウリエル、サタン、ゼウス、アナスタシア、タナトスの5人が立っていた。


「お前ら……」


 5人の目には赤い光が宿っていた。




道の声ーーーーー(´Д` )

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