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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

コメディっぽいもの

白竜が天に舞う王国で、蓮の聖女が生まれた日 〜そして白竜がケツダイナマイトに目覚めた日

作者: おかやす

 竜が人とともにあり、世界の平和を守っていた時代。

 「聖王国」と呼ばれる緑豊かな国に、白く輝く巨大な竜と、その竜に寄り添い平和を祈る清らかな乙女がおりました。


 これは、その乙女が偉大なる白竜から「蓮の聖女」……いや、「蓮の聖女(笑)」の名を賜った、よく晴れた初夏の出来事を綴ったお話です。

……伝承では伝わっていない、本当のお話をこっそりお教えします。



※しいたけ さまが切り開く新ジャンル「ケツダイナマイト」の作品です。

 時代考証その他諸々、何も考えず、頭を空っぽにしてお楽しみください。

 「おい、コレ、ほんっとーに大丈夫だろうな?」


 聖王国を守護する白竜が、その威容に似合わぬ不安げな声を上げていた。そんな白竜の前で、カルテを手にした白衣の男がのんびりとした口調で頭をかく。


 「大丈夫でしょ、なんてったって白竜様、不死身なんですから」

 「いや、そうだけどな。そうなんだけどな……」

 「一同、突撃ぃっ!」


 白竜がさらに何かを言おうとしたとき、若い女性の気合に満ちた号令が響いた。野太い男たちの声が「おうっ!」と答え、ドドドッ、と地響きを立てて突進する音が聞こえたのちに。


 ずぶりっ!


 「はうっ!?」

 「ドクター! 白竜様のケツに、ダイナマイト入りました!」

 「ユ、ユリアァ! 若い女がケツなどと下品な言葉を……うお、うおぉぉぉぉっ、グリグリするでないっ!」

 「しっかりねじ込みましたっ!」

 「了解です、聖女様」


 今日も聖女様はお怒りだなぁ、後でハーブティーでも差し入れしておこう、とのんきに考えつつ、医者が控えていた工兵に声をかける。


 「そいじゃ爆破班の皆さま、とっととやっちゃいましょう」

 「お、おい、マジで大丈夫なんだろな! 痛かったらタダじゃすまさんぞ!」

 「まあ、死にはしませんよ。なんてったって白竜様、不死身なんですから」

 「不死身でも、痛いものは痛いんじゃーっ!」


   ◇


 そんなおかしくも真剣な光景が繰り広げられた始まりは、数時間前に遡る。


 白竜がひどく苦しんでいる。

 その急報が大聖堂へ届けられたのは、白竜が苦しみ始めてから四日目のことだった。


 「まったく、なぜ早く知らせぬのか」

 「申し訳ございませぬ」


 大司教の叱責を受け、使いの騎士が恐縮し頭を下げた。


 「白竜様に万が一のことあれば、国家存亡の危機ぞ?」

 「はっ。ですが白竜様が、たいしたことはない、知らせぬように、と頑なにおっしゃるものですから」


 あーなるほど、と大司教は頭を抱えた。どうやらあの偉大なる守護竜様は、暇つぶしでまた何かやらかしたらしい。もう放っておこうか、と一瞬考えた大司教だが、そうもいかない。大司教はすぐさま治癒術に長けた者を集め、王宮へ急行するよう指示を出した。


 「すまんが、シスター・ユリアも同行させるように。どうせ暇だから構って欲しいだけじゃろう」

 「……でしょうね」


 そんなわけで大聖堂より救急隊が急派された。


 「だーかーらー! なぜ知らせたのかぁっ! 大したことはないと言ったであろうがぁっ!」


 駆け付けた神官団を見て、白竜は天に轟く怒りの声を上げた。その声だけで、歴戦の騎士も修業を積んだ司教も震え上がり、声すら出せなくなる。


 「落ち着いてくださいませ、白竜様」


 だが、そんな中で一人だけ、白竜の怒声にも動じない者がいた。

 シスター・ユリア。またの名を聖女。白竜に認められた「神の力を持つ者」の一人であり、唯一無二のシスターということで、人々から「聖女」と呼ばれていた。そしてそれは、白竜が何かやらかしたときの後始末役であるということも意味していた。


 「白竜様の大事は聖王国の大事でございます。大したことはないとおっしゃられながら、もう四日もお苦しみと聞いておりますが」

 「く……苦しんでなどおらぬ。竜は不老不死の存在ぞ、あなどるか!」


 穏やか笑顔を浮かべる聖女に、白竜はむきになって声を荒げる。

 そんな白竜を見て、「こいつやらかしたな」と確信した聖女は深くため息をつき。


 「白竜様……」

 「なんだ?」

 「……なにをした、さっさと吐け」


 ドスの利いた声でそう言うと、聖女は極上の聖女スマイル・氷点下バージョンを浮かべた。

 ピキーン、と周囲の空気が凍った。白竜の怒声に震え上がった騎士や司教は、今度は恐怖に心をくじかれその場にへたり込む。


 「ええい、なにもしておらん! 帰れ、帰れと言って……ふおっ!?」


 いきなり白竜が顔をしかめた。何事かと聖女をはじめ一同に緊張が走った時。



 ブウッ、と盛大な音がした。



 ……

 …………

 ………………すごく、臭い。


 「白竜様……」

 「い、いや、失礼した。レディの前で放屁とは……わははははっ、許せ!」

 「また何かおかしなものをお召しになりましたね?」


 豪快に笑ってごまかそうとする白竜を、聖女がジト目で見つめて問い質す。すでにその手が白く光り始めており、うかつなことを言えば白竜自身が与えた「神の力」でシバかれるのは必定。


 「……すいません」


 白竜は、たらりと汗を流しながら素直に謝った。


   ◇


 「なんでまた、そんなもの飲んだんです?」


 聖女の依頼で駆け付けた医者が、あきれながら白竜に問いかけた。


 「いや、なんか、みんなが飲んでるから、おいしいのかなー、て……」

 「おいしくなかったでしょ?」

 「うむ。なんであんなものを飲んでいたのだ?」

 「まあ、健康診断でしたからね。胃のエックス線検査のときに飲むものなんですよ」


 竜が飲んだもの、それは「バリウム」だった。

 先週、暇つぶしがてら王宮で行われていた健康診断をのぞき見してた白竜は、皆がとろりとした白い液体を飲んでいるのに気付いた。「はてあれは何という飲み物か」と気になった白竜は、夜中にこっそり忍び込み、バリウムを失敬して飲んだという。


 「数が合わなかったのは、そういうことでしたか。やれやれ、始末書書かされたんですよ?」

 「うむ、許せ」

 「白竜様。グルメを極めるのはよろしいですが、もう少しお考えいただけませんか?」


 聖女はあきれて大きくため息をついた。無限の時間と不老不死の肉体を持つ竜族。白竜はその持て余した時間と健康をフル活用し、グルメの追及に余念がない。おかげで、ゲテモノで腹を壊すことがよくあり、そのたびに聖女が呼ばれて治療させられていた。


 「白竜様がお腹壊すたびに呼び出されるから、私、生けるビ〇フェル〇ンなんて呼ばれてるんですよ?」

 「うん? 正露〇じゃないのか?」

 「……法衣が白ですので」

 「なるほど、うまいこと言うのう」

 「は・く・りゅ・う・さ・ま?」


 聖女スマイル・絶対零度バージョンに凍る白竜。そんな一人と一匹(?)のじゃれあいを横目に、医者は苦労して撮影したレントゲンを見ながら、どうしたものかと首をひねる。


 「さて、とにかくバリウムを排出しなきゃなりませんが。見事に固まっていますね。セメントみたいに、カチコチでしょうね」


 巨大な竜の直腸部分に、岩のような大きさのバリウム塊があった。それが栓となり、白竜は便秘に苦しんでいる。体調不良の原因は、つまりそういうことだった。


 「どんだけ飲んだんですか、これ」

 「いや、せっかく飲むのだからたっぷりと、と思って……魔法でこう、ちょいちょい、と増量を……」

 「人間ならこれ、開腹手術ですね。ですが白竜様のお腹切ってもすぐ閉じちゃいますし」


 ここで竜族の無限の回復力が仇となる。だがそれを活かした方法もある。


 「もういっそ、切れてもいいから踏ん張って出しちゃいます? すぐ治りますよね?」

 「たわけ、痛いではないか! 切れ痔になったらどうする!」

 「竜って痔になるんですか? それはそれで貴重なデータですねえ」

 「貴様、竜をなんだと思ってる!? 王国滅ぼすぞ!」

 「便秘、治りませんよ?」

 「ぐ、ぐぬぬぬ……」

 「あの、ドクター」


 冷たい笑顔を浮かべていた聖女が、ぽん、と手を打って声を上げた。


 「要するに、バリウムの塊が砕ければいいんですよね?」

 「まあ、そうですね」

 「では、お尻の穴から魔法を打ち込んで砕けばよくないですか?」

 「いいアイデアです」

 「いや待て、それ待て! ワシ、けがするじゃん!」

 「すぐ治りますよね、白竜様なら♪」

 「いや、そんな聖女スマイルでごまかされないからな!? 第一ワシの体は、魔法弾くぞ!」

 「大丈夫です、確実を期して、極大爆裂魔法使いますから♪」

 「どあほう! さすがのワシもそれは二、三日寝込むわい!」


 白竜の反論に、チッ、と聖女が行儀悪く舌打ちする。


 「……ったく、めんどくせー。いい加減にしろよな、今日、非番なんだぞ」

 「おいユリア、今舌打ちしたろ?」

 「幻覚と幻聴もおありなんですね。これはキツイ一撃で目を覚ましていただかないとだめでしょうか?」

 「お前、ワシをヤル気満々ではないだろうな?」

 「そんなこと……ありませんよ?」

 「なぜ目を泳がせる!?」

 「まあまあお二人とも、その辺で」


 いつまでもこんな茶番に付き合っていられない、平和な世ではやることのない白竜や聖女と違って、医者はいつの世も多忙なのだ。


 「じゃ、魔法がだめなら、物理でいきますか」

 「物理?」

 「軍部で、ダイナマイトなる新型の爆薬を研究していましてね。ちょうどいい機会です、使ってみましょう」


   ◇


 そもそもダイナマイトは、採掘現場で固い岩盤を砕くために開発されたものである。

 なので、バリウム塊を粉砕するというのは得意中の得意。使ってみたくてウズウズしていた軍部は二つ返事で聖女の依頼を引き受け、白竜のケツにありったけのダイナマイトを仕込んだ。


 「……多すぎません?」

 「白竜様のケツですよ? 一本や二本で足りるわけありません!」


 「ククク、積年の恨み晴らしてくれるわ」と笑いながら腕を組んでいる聖女様。どうやら色々溜まっておられるらしい。それを見た医者は、ハーブティーと一緒にケーキも差し入れようと決意した。

 そのとき。


 「点火!」


 工兵隊長の合図とともにダイナマイトが点火され、爆発音が轟いた。 


 「きゃっ!」

 「おっと!」


 思わず悲鳴をあげた聖女と医者。


 「ふぉうっ!」


 そしてケツに生じた凄まじい爆発に奇妙な声を上げる白竜。


 「どうですかー、白竜様」


 医者が白竜に尋ねると、白竜は「ちょっと待て」と言って「ふんっ!」といきんだ。

 めりっ、とケツの穴から白い塊が顔をのぞかせる……が、それ以上は出てこない。


 「……ムリ。裂ける」

 「よっしゃ」

 「……ユリアよ、なぜガッツポーズをする?」

 「気のせいですわ。工兵隊の皆様、ご覧の通りです。さすがは白竜様ですね、ここはもう、ありったけのダイナマイトを仕掛けましょう♪」

 「え、おいちょっと、今のでありったけじゃないの!? ……ふうぉっ!」


 白竜がうろたえるのなどガン無視し、ダイナマイト第二弾が装填された。


 「聖女様、第二弾は少し工夫をいたしましょう」


 工兵隊長いわく、巨大な岩盤を砕く時は一度に大量のダイナマイトを爆発させるのではなく、少量のダイナマイトを連続して爆発させるのが効果的という。


 「それはつまり、白竜様のケツに連続攻撃を仕掛ける、ということですね?」

 「ハッ! 計算しましたところ、このダイナマイトの量なら百連発となります!」

 「すばらしいです! それでいきましょう!」


 嬉々として指揮をとる聖女を見て、医者はそっと白竜に問いかける。


 「……白竜様、一体何やらかしたんです?」

 「いや、その……心当たりがありすぎて、どれのことやら……」

 「自業自得ですね」


 この白竜、情状酌量の余地なしである。どこまで「かまってちゃん」なのか。


 「発破用ー意!」


 工兵の威勢のいい声が響き、医者は慌てて白竜から離れた。「あ、こらちょっと待て、ユリアを止めろ!」という声が追いかけてくるが、たかが医者に聖女を止めることなどできるわけがない。


 「爆破ーっ!」


 ドンッ、という爆破音とともに、白竜の「うひょっ!」という声が響く。

 ドンッ、「うはっ」、ドンッ、「うひっ」、ドンッ、「うふっ」、ドンッ、「うへっ」、ドンッ、「うほっ」……。

 爆発音が連続で響く中、それを受けた白竜の声が何やら盛り上がっていく。白竜が苦しみもがいていると思って勝ち誇っていた聖女が、その奇妙な声に首を傾げ、困惑した目を医者に向けた。


 「あー、なんですな。人間の場合は……」


 医者は頭をかきながら言い渋る。聖女といえど二十歳の乙女、さてセクハラになるのかならないのか。


 「肛門って(ピーッ)帯なんですよ。竜はどうなんでしょうね?」


 医者の説明にみるみる顔を真っ赤にした聖女。お年頃の乙女らしい反応に、医者もちょっぴりドギマギした。


 「うほっ、うほっ……うほーっ!」


 そして、最後の爆発とともに大声をあげた白竜は。

 ブブブゥッ、と盛大なオナラをして、ボトリ、とバリウムの塊を排出した。


   ◇


 「はー、出た出た。……ワシ、新しい世界を知ったかも♪」


 バリウムを無事排出してホッとした表情の白竜。対して聖女は顔を真っ赤にしてブルブル震えていた。


 「サイテー、サイテー、サイテー、ほんっとサイテー!」


 ま、乙女としては真っ当な反応だな、と思いつつ、医者は念のため白竜の顔の方へ歩いて行き、問診をした。


 「どうですか、調子は」

 「うむ、詰まっていたものが取れて爽快だ。なんというか、新しい自分を発見したような、生まれ変わった気分だ!」

 「……それはよかったです」


 深くは突っ込むまい、と医者は心に誓った


 「まあ、四日も排便していないのなら、ちゃんと出してくださいね」

 「うむ、そうするとしよう」


 ゴゴゴゴゴゴッ、と地鳴りのような音が響いてきた。なんだ、どうした、と医者が驚いていると、白竜が「実はもう限界なのだ」と照れ笑いを浮かべ。


 ブリブ(これ以上は自主規制)…………


 盛大な音とともに、あたり一連に猛烈な臭いが立ち込めた。


 「ひっ……!」

 「う、うわっ、うわぁぁぁぁっ!」


 そして、白竜のお尻の辺りにいた聖女と工兵たちの、絶望的な悲鳴が聞こえてきて。

 ドドドォーッという濁流の音とともに、その声が消えた。


 「……白竜様、聖女様、飲み込まれましたよ?」

 「あ、いっけね♪」


 白竜は悪びれた様子もなく「てへっ」と笑うと、満足そうに大きく息をついた。


   ◇


 「この……クソトカゲがぁーっ!」


 あたり一面が白竜のクソ……堆肥の貯蔵庫と化した数分後。その堆肥の中から白い光が現れふわりと宙に浮いた。


 「おお、ユリア! ついに結界の術と浮遊の術を会得したか! いやあっぱれなり!」


 白い光の中に、神の力をフル活用して汚れを落とした聖女を見た白竜は、やんややんやの喝采を送る。むろん聖女は喜びなどしない。


 「そこへなおれー! その腐った性根、叩き直してくれるわー!」

 「はぁっはっは、汚物の中より浮かび上がるその美しき姿。泥の中に咲く蓮の花のようであるな! よろしい、我が白竜の名において、そなたに『蓮の聖女(笑)』の名を与えよう!」

 「うれしかないわー! なんだその『(笑)』はー!」

 「はーっはっはっは、では私はしばし旅に出る! また会おうぞ、『蓮の聖女(笑)』よ!」

 「待ちやがれー! せめて『(笑)』を取り消さんかー!」


 空高く舞う竜を追って飛んで行く聖女。そんな一匹(?)と一人を見送った医者は肩をすくめた。


 「なんのかんの、白竜様が一枚上手か」


 医者はくすりと笑うと、手にしていた白竜のカルテに顛末を書き込み、さて、と頭をかく。


 「この後始末……俺がやるんだろうなあ」


 医者は汚物だらけとなった一帯を見てため息をつくと、とりあえず、兵たちが体を洗えるよう、ホースを引っ張ってくるべく歩き出した。

 こうして、白竜が出した試練を乗り越えた乙女は『蓮の聖女(笑)』の名を賜り、その時得た力で誰もが認める偉大な聖女となりました。

 そして偉大なる白竜の加護の下、王家を助け民を守り、平和で豊かな王国を築いたのでした。


 ただ、正直に伝えてはあんまりだということで、後の人が『(笑)』は取っ払い、皆さんが知っている美しいお話にしたとのことです。


 めでたし、めでたし♪


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― 新着の感想 ―
[良い点] 中止になったコミカライズ企画からです。 オー! なんという不憫な! これもつらいお仕事ですね聖女さま。 白竜に小手先であしらわれている感。 (*^^*) 読ませていただきありがとうござい…
[良い点] 苦労人聖女様好きです。 [気になる点] でも聖女さま、一度は汚れちゃったのかな(´・ω・`) [一言] ケツダイナマイト本家がケツダイナマイトは純文学って言い張るので心配していましたが、コ…
[良い点] > 「この……クソトカゲがぁーっ!」 実に的確な罵り。 いや~、ケツダイナマイト文学は奥が深い。
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