第三話PK
「ふっふふふーん♪」
あれからモンスターを狩りまくり、レベル10になった。
「モンスター狩りは楽しいなぁー」
そして、レベル10になって私がてにいれたスキルh
「ぐぎゅるるるるるる!!!」
「おい、空気読め!今、読者様に言おうと、してたとこでしょ!」
まあ、いいここで見せよう、、、
「くらえ、ファイアボール!!!」
「ぐぎゃあ!!」
「はあはあ、どいつも、こいつもこの世界のモンスターは空気が読めないのか!?この、KYめ!」
まあ、私がというか、レベル10になって手に入れれるスキル、それは、『魔法』自分のMP内なら自分の好きな魔法を撃てる。ただし、MPがなくなれば、その場で動けなくなるが、、、
「さあてと、ここらで帰ろうかなー?」
と、言った時、
「うわぁーー!!」
「はっ!?」
悲鳴が聞こえた。
「いったい何が、、、行ってみるか、、、」
悲鳴のした場所に着くと、そこはプレイヤーの残骸でいっぱいだった。
「ひどい、、、」
普通プレイヤーは倒されると、リスポーンまで少し時間がかかる。そのリスポーン中はやられた場所に赤色の魔法陣が出る。ここはそれであふれ返っていた。
「いったい何が、、、」
そう呟いた時、背中に寒気が走る。
「!?」
反射的に後に飛び退くと、私がいた場所に一人のプレイヤーがいた。全身真っ黒の装備で、何より特徴的なのはプレイヤーが持っている剣だった。赤黒いオーラを放っている。
「まさか、、、」
それは一度武器欄で見た事があった。それは、
「魔剣、、、」
ちなみに、魔剣は、レアモンスターからしか、ドロップしない(鍛冶屋のレベルがMAXにならない限り)。ちなみに、魔剣は、属性があって、このオーラは闇属性だ。
「魔剣を持つほどの、実力者が、何で、初心者の集まるここへ?あなたはいったい、、、」
そう言うと、プレイヤーはニヤリと笑った。再び私を寒気が襲う。そして、次の瞬間、私は斬られた。何も出来ない、反応も出来ないまま、、、
「、、、」
リスポーンしてから、気付く、あれはPKなんだと。
「くっ、、、」
悔しい、、、負けた事が悔しいのではない。実力があるのに初心者狩りをしてるやつがいることが悔しい。そして、そいつに負けた事が悔しい、、、
「って、結局負けた事も悔しいや」
アイテムドロップは多少あったが、物凄く痛い訳ではない。が、やられたときの不快感はまだ消えない。そして、その不快感の中で私は決意する。
「あいつに、リベンジしてやる!」
まあ、今は無理だけど、、、力の差がありすぎる。
-翌日-
「はあ、疲れたー」
「大丈夫ですか?」
と、例の理科の教師が顔をのぞきこむ。
「あなたは無理してまで来なくちゃいけないということはありませんから、今日は休んだらどうでしょう?」
そう、私は子供ということでいつでも休みがとれるのである。これは上も認めてい、、、難しい話はなしだ。それよりも、いくら、天才でも精神も体も幼女だ。夜更かしはキツかった。
「ずっと調べてたからなぁ」
そう、昨日はあのプレイヤーの事を調べまくっていた。ほとんどデマでよく分からなかったけど
「先生は、一応子供なんですから、無理はダメですよ?調べ物も、ほどほどにね?」
一応ってなんですか、一応って、私、立派な子供ですよ、、、頭脳がそこらの高校生より格段に上なだけで、、、
「まあ、今日は休みます」
「そう、お大事にね」
「はい、、、お先に失礼します」
今日は3時間寝て、起きたらゲームやろ。今はまだ午前だから結構出来る。
「あ、そうだ」
「?」
「大きいって、大変ですね」
そう言って、ガチャンと、扉を閉める。理科の教師の「あなた、まだ無いのに、、、」というセリフは聞かなかったことにしよう。
(あのプレイヤー、絶対倒してやる!)
心の中で決意する。あと、次変なこと言ったら、ユルサンクソキョウシ