第二話初戦闘
「ほえ?」
気が付くと、私は街中に立っていた。
「そっか、、、私、王都に飛ばされたんだ、、、うわぁーー!」
王都は人であふれかえっている。しかも、
「何あれ!あれが『エルフ』、、、なのかな?特徴的なのは大きな耳と、、、
うう、大きい、、、大きいよぉ、」(泣)
って、あれ?なんか結構私人の目集めてる?
「うわぁ、幼女で、アホ毛であのでかさとか、、、」
ん?でかさ、、、?私、あ、そっか初期設定で、大きくしたんだっけ?顔を下に向けると、
「うわっ!ほんとに大きくなってる!」
ふふふ、やったぜ!なんの苦労もせずに手に入れてやったぜ、たわわと、小さくガッツポーズをとる
「えっと、、、とりあえずログインボーナス貰うんだよね?」
ウィンドウの出し方は左手でツータップだっけ?
「お、出た出た」
ウィンドウを操作して、ログインボーナスの欄をタップする。
「えーと、一日目ログイン報酬、3000コルか、」
さてと、とりあえず、、、
「モンスター狩りに、、、レッツゴー!!」
腕を高く掲げ、ジャンプをすると、回りから「おお」という声が聞こえる。
「あまりジャンプはしない方が良いかな、、、」
なるほど、この前理科の教師が辛いと言ってた事一つ目がこういう意味かと理解する
「結構広いなぁ」
フィールドに出て、第一感想がそれであった。どこに行こうか迷っていると、一人の少年を見つけた。
「あの子が戦っているのは、、、」
ゴブリンか、、、ちょっと、戦闘を拝見します!まぁ、心の中で言っても意味無いけどねー
「ふむふむなるほど、ふふふゴブリンの攻撃パターンが読めたぜ、さあて、ゴブリンちゃーん出ておいでー」
私ほどの天才になると、一回の戦闘で、全てではないが、戦闘パターンが読める。すると、
「ぐおおおお!!」
「あ、きたきたさあ来い!」
素早く抜刀し、相手の攻撃に備える。
「あ、初撃のモーション分かんないや、、、」
「ぐおおおお!!」
だが、しかし、、、
「それ!」
掛け声とともに相手の攻撃をかわす
「ふふふ、私を嘗めちゃあいけませんよー私は頭だけでなく運動神経や反射神経m」
「ぐあああ!」
「ちょっ、まだ台詞途中でしょーが!!」
慌てて避ける
「このー、よくも台詞を邪魔してくれたな!とりゃあ!!」
短刀を振りかざし、攻撃する
「ぐあああ!」
「ははは!どうだ!
今ので、相手のHPが半分をきる
「ぐおおおお!」
「ふっ、あんたの攻撃はもう読めてるんでね」
そう言って、体を少し反る、、、ザシュ!
「え、なんで!?」
なぜ、ダメージが入った!?あ、、、
「たわわのせいで、辺り判定が大きくなったのか!」
「ぐおおおお!!」
「く、調子に乗るなーー!」
短刀を振りかざすが、
「ぐあ!」
避けられた!?
「そんな、、、なるほど、流石AI、、、私の攻撃を、、、」
「ぐふふ」
こっちの言葉は分からないくせにゴブリンは不適に笑う
「ゲームを甘く見ていたな、、、まぁ、私には敵わなけどね!」
もう一度短刀を振るう、それをゴブリンが避けるが、今度は、短刀で斬りあげる
「ぐあああ!」
ゴブリンのHPがゼロになり、消滅する
「やった、初戦闘勝利!!あ、、、」
つい、跳び跳ねてしまった
「周りには、、、よし、誰も居ない!」
結構たわわも大変だなぁ、
「さてと、もうちょっと進みますか」
と、言って歩き出そうとしたが、
「あいたたた」
小石を踏んで転んでしまった。
「たわわは足元も見れない、、、意外と不便だなぁ」
と、呟くのだった