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資源はどこから

すっかり春の陽気になったようで、外には暖かい風が吹き抜ける。

そんな中理津子はサインに誘われ美味しいものを食べに来ていた。

異世界とはいえ美味しいものは美味しく、店も多い。

なので定期的に食べに行きたくなる事はあるのだ。


「うん、美味しい、やっぱりパフェはいいね」


「はい、甘いものは脳に効きますね」


「頭を使うから、糖分とかブドウ糖が欲しくなる人か」


そんなサインはエネルギーの研究をしている研究者だ。


新たなエネルギーの開発を進めているが簡単には行かない様子。


「そういえばサインの新しいエネルギー開発って上手く進んでるの?」


「そうですね、進んではいますが鈍足ですから、あと何年かかるやら」


「そういえばこの世界は資源って何使ってるの?やっぱり石油なの?」


「資源ですか?そうですね、石油もありますが世界全体の依存度は5割といったところです」


「世界全体でも石油の依存度は5割なのか、思ってるより少ないな」


この世界でも石油は使われているが、世界全体でも依存度は5割程度らしい。

それで済んでいるのは、他の世界から資源を輸入しているからでもある。


石油以外の資源も多様にあるからこそ、石油に大きく依存しなくてもいろいろ作れるとか。


「でも資源が多様にあるのは強いなぁ、地球は日本に限らず石油への依存度が高い世界だし」


「石油にそんなに頼り切っているんですか?リツコさんの世界は」


「今なんか産油国に軍事侵攻があったとかで、石油製品が値上がりしまくってるとか」


「そんな事になってるんですね、リツコさんの世界は」


「石油の産油国って限られてるから、結果世界がそこに依存する事になってるし」


今は理津子の世界では何やらきな臭くなっているという。

それもあり石油製品全般がどんどん値上がりしているとか。


異世界で暮らしていると、物価が安いと今は感じられてくる。


「でもこっちの世界でも石油って使われてるんだな」


「石油に関しては機界の技術が入ってきた事で、プラントが作れるようになりましたしね」


「なるほど、それで石油による文化の発展になったのか」


「ええ、世界の技術は機界の技術によって変革を起こしたものも多いんですよ」


「機界の未来的な技術ってそれだけ大きな影響を与えたのか」


世界の技術の多くは機界の技術が入った事により変革が起きたという。

それによりオートメーション化されたりもしたという事のようだ。


また石油を始めとする様々な資源の加工が圧倒的に楽になったという。


「機界の技術って凄いんだなぁ、未来すぎる」


「ですがそれでも電気に代わる新たなエネルギーって、簡単には作れないんですよ」


「電気がそれだけチートエネルギーって事なのか」


「ええ、資源に関しては石油以外にもいろいろ使ってるのでまだいいんですが」


「それでも石油製品が多いのもまた事実か」


サイン曰く新しいエネルギーを開発していても、電気を越えるのは厳しそうとのこと。

それだけ電気はチートエネルギーという事のようではある。


とはいえ資源に関しては石油以外にも様々なものを使っているので、依存度は低いらしい。


「でも石油ってこっちの世界でも使われてるものなんだね」


「リツコさんの世界でも石油は欠かせない資源なんですね」


「うん、実際今産油国への軍事侵攻とかで石油が止まってるとからしいし」


「石油の輸送が止まっているという事なんですね」


「石油は世界各国の生命線だからねぇ、それが止まったらどうにもならないよ」


石油はそれだけ人類の文化を変えてきた資源でもある。

異世界でも石油は使われているという事らしいが、石油の依存度は世界全体で5割程度。


それは石油以外の資源も有効に使っているという事なのか。


「資源やエネルギーの話って複雑なんだね」


「資源がないと生活はもはや成り立ちませんからね」


「そこは変わらないのか、まあそうだよね」


「ええ、石油もそうですが他の資源もそれがないと作れないものは多いので」


「そこは世界が変わっても変わらないものなんだなぁ」


資源の事情は異世界になっても変わらないという話。

とはいえ依存度は国によって違うし、世界全体でも理津子の世界よりは依存度も低い。


それは多様な資源があるからこその話でもあるという事だ。


「資源ってどこから来てるのかな?産油国みたいなものもあったりするの?」


「ありますね、油田がある国は石油の輸出が主な産業だったりしますから」


「やっぱりそういう国があるのか、特定の資源がたくさん採れる国みたいなのが」


「石油は産油国ですし、他にも鉱物なんかも大きな産出国がありますしね」


「資源はたくさん採れる国が産業にしてるって事なんだね」


資源は大きな産出国があり、その国が主な輸出産業にしている事が多いという。

もちろん他の国でも採れるが、それでも大きな産出国のような外交カードにはならないとか。


なので足りないものは産出国からの輸入に頼る事が多いのだと。


「はぁ、美味しかった」


「また美味しそうなものがあった時はお誘いしますね」


「うん、期待してるよ」


サインと話していると世界の資源やエネルギーの事情も見えてくる。

やはり電気と石油はチートなのだという事は異世界でも変わらないらしい。


サインも新しいエネルギーを開発しているが、電気が強すぎるという認識なのだと。


資源の問題は異世界でも似たような感じなのである。

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