表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
303/344

節分の変化

新年も一ヶ月が経過し春は少しずつ近づいてきている。

そんな中日本では節分の季節になった様子。

節分も今と昔では少し変化しているようで、時代は変わるもの。

そんな今の節分はどうなったかというと。


「甘い匂いがするわね」


「何を作ってるんだあいつは」


「この甘い匂いはなんなんだろう」


そんな理津子が作っていたものは白くてふにふになあれ。


今の節分ではこれを食べたりもするらしい。


「こいつはマシュマロかしら」


「そうだよ、最近の節分はマシュマロを食べたりするんだって」


「節分って豆まきをするあれの事か」


「そう、夜は恵方巻きでも作るからね」


「でもなんでマシュマロなんだろう」


最近の節分はなぜかマシュマロが売られたりしているという。

なぜマシュマロなのかというのはよく分からないが。


とりあえずマシュマロを作ったという事らしい。


「うん、このマシュマロ美味しいわね、中にチョコが入ってるんか」


「そう、チョコインマシュマロだよ」


「でもなんで節分にマシュマロなんだ?新しく考えたのか?」


「割と近年から日本の節分の時期に節分マシュマロが売られるようになったんだよね」


「本当になんでなのかな、マシュマロと節分ってどんな関係なのかな」


なぜ節分にマシュマロが売られるようになったのかは理津子もよく分かっていない。

豆の代わりに鬼にぶつけろとでも言うのだろうか。


マシュマロをぶつけて鬼を退治出来るとも思えないのだが。


「でもこのマシュマロ美味しいわね、マシュマロを作れるなんて大したもんね」


「ネットでレシピを調べて作っただけなんだけどね」


「でも美味しいと思うぞ、僕はこういうのも好きだな」


「そう言ってくれるのなら嬉しいね」


「でも節分にマシュマロを売るようになった理由とかが気になるんだけど」


節分にマシュマロを売るようになった理由については本当に知らないという理津子。

まあ美味しいというのならそれでいいという事でもあるが。


ただどこかの誰かがやりだした事なのだろうとは思うが。


「それにしても結構作ったのね」


「マシュマロはキャンプとかで焼きマシュマロにしてもいいけどね」


「焼きマシュマロ、そういう食べ方もあるんだな」


「まああたしはインドア趣味で、キャンプのよさとかは分からないけど」


「リツコって料理が好きだったりする事もあってインドア趣味だよね」


理津子は趣味としてはどちらかというとインドア趣味である。

なのでキャンプに行った経験などはないという。


そもそもアウトドア趣味の楽しさが分からないタイプらしい。


「うん、マシュマロはやっぱいいわね、たくさん食べられるわ」


「でもなんで節分にマシュマロなのやら、鬼にぶつけろとでも言うのかな」


「鬼にマシュマロを投げつけてダメージがあるものなのか?」


「まあダメージはなさそうだよね、そもそも鬼が豆を苦手にしてるから豆まきなんだし」


「豆をぶつけるのには理由があるっていう事なんだよね」


豆まきというのは鬼が豆を苦手にしているからという理由がある。

とはいえマシュマロが出てきた理由はなんなのか。


どこの誰がやり始めたのかも分かっていないという事らしい。


「鬼にマシュマロをぶつけて効くのかしら」


「豆まきはきちんとした理由があってやってる事だけどねぇ」


「柔らかいし、ダメージはなさそうだよな」


「それはあたしも思ってる、効くとは思えないし、鬼退治のあとのお祝いとかかな」


「理由とかそういうのが分からないのがなんともだよね」


なんにせよ今の節分はマシュマロが売られ始めるようになったという事である。

いつからなのかははっきりしていないというのもある。


節分になぜマシュマロなのか、誰が言い始めた事なのか。


「でも文化に新しい要素が加わるのって割とあるあるよねぇ」


「よく分からない謎のコンサルみたいなのが入れ知恵でもしてるのかな」


「そういうところに金の匂いを感じ取ってるって事なのか」


「お金の匂いに敏感な人っているからね」


「そういう人が商売人に入れ知恵をしたっていう事だとしたら賢いなぁ」


節分にマシュマロを売る事を提案したコンサルでも背後にいるのだろうか。

それかお菓子メーカーが始めた新たな戦略なのか。


バレンタイン的なものの新たな戦略なのかもしれない。


「お菓子メーカーの戦略だとしたらまあ賢いんかしら」


「祭りには乗っかれって事なのかもしれないね」


「バレンタインっていうのもお菓子メーカーが始めた新たな戦略なんだろ」


「そうそう、節分のマシュマロもそんな感じなのかもね」


「食べ物は戦略として利用しやすいからだろうね」


マシュマロもそんな第二のバレンタインなのか。

新たなドジョウでも狙っているという事なのだろうか。


節分のマシュマロはそういうものなのかもしれない。


「美味しかったぜぇ」


「どうもね、夜は恵方巻きでも巻くから」


「節分っていうのはよく分からないな」


「鬼退治をするっていうのだけは分かるけどね」


そんな節分にマシュマロの謎。

誰が始めたものかは分からないが、割と近年の話ではある。


やはり二匹目のドジョウなのかもしれない。


お菓子メーカーは意外とそんなものだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ