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コーヒーデザートの季節

暖かさも本格化してきた少し暑くなってきた季節。

夏が来る時に備えて少しひんやりするデザートでも作ってみる事にした。

何を作るか考えた結果夏には美味しいあれを作る事に。

材料も揃えたので早速作り始める事にした。


「なんかデザート作っとるんかね」


「何を作ってるんだ」


「なんか香ばしい匂いがするよね」


そんな理津子が作っていたのはコーヒーデザートのようだ。


コーヒーゼリーやカフェオレアイスなど、いろいろ作っていた様子。


「この黒いのはなんなの」


「コーヒーゼリーだね、こっちはコーヒーケーキだよ」


「コーヒーをデザートにしたって事か」


「そう、ひんやりしてて美味しいよ」


「なら食べようか」


コーヒーデザート、ゼリーやアイス、ケーキなどいろいろ作った様子。

まずはコーヒーゼリーやコーヒーケーキからいただく事にした。


コーヒーデザートはどれも美味しいので理津子は好きなのだという。


「うん、こいつは美味しいね、コーヒーって言ってもそんなに苦くないし」


「でしょ、あたしは好きなんだよね」


「コーヒーって言ってもデザートにするぐらいだから、甘みを強くするのか」


「そうなんだよね、この甘さこそがコーヒーなのに美味しい理由なんだよ」


「コーヒークリームを使うのがコーヒーデザートのコツなのかな」


コーヒーデザートはコーヒーでありながら苦みは抑えることがコツ。

それでありながらコーヒーの味もしっかりとさせるのがポイントだ。


なのでコーヒーの味を味わえるような作り方をするのが美味しさの秘訣である。


「にしてもコーヒーゼリーって上手いわね、コーヒーフレッシュをかけるとまた美味しいし」


「コーヒーゼリーは崩して食べるとまた美味しいんだよね、クラッシュゼリーでね」


「そうやって食べると美味しいのか、ならやってみるか」


「食べ終えたらカフェオレアイス持ってくるね」


「分かった、でも美味しいねこれ」


コーヒーデザートは概ね好評な様子。

コーヒーゼリーとコーヒーケーキを食べ終えたようなので、カフェオレアイスを持ってくる。


コーヒーの味とミルクの味が美味しい冷たいコーヒーデザートだ。


「お、来たわね、カフェオレアイス」


「うん、今回は球状にして作ってみたよ」


「面白いな、一口サイズの球状のアイスにしたのか」


「これなら食べやすいでしょ」


「確かにね、それじゃ食べてみようか」


カフェオレアイス、カフェオレを使って作ったアイスクリームだ。

今回は一口サイズの球状にして作ってきた様子。


一口サイズという事もあり、食べやすさが売りである。


「うん、確かに美味しいわね、一口サイズだから食べやすいし」


「でしょ?こういうアイスもいいよね」


「意外と面白い作り方をするんだな」


「あたしの住んでた国でお菓子メーカーが出してるアイスの真似なんだけどね」


「そういうアイスが売られてるって事なんだ、考えるなぁ」


一口サイズの球状のアイスとはまさに某アイスの事を言う。

それを真似て作ってみたという辺りが理津子らしい。


カフェオレアイスは口の中で溶けて味が広がっていく。


「んー、口の中がひんやりして美味しいわぁ」


「夏にはこういうアイスはいいよね、夏はやっぱり冷たいものが食べたくなるし」


「確かに夏にアイスは美味しいけど、お前は冬でも普通にアイスは食べるだろ」


「食べるよ?寧ろ冬の方がよくアイスは食べるぐらいかな」


「リツコって美味しいものは季節に関係なく食べるタイプなのかな」


理津子曰くアイスは冬でも全然食べるし、なんなら冬の方がよく食べる。

冬の寒空の下で食べるアイスはそれだけ美味しいのだ。


理津子が言うには寒いからこそアイスが美味しいのだという。


「にしてもわざわざ冬の寒い日にアイスを食べるなんて物好きねぇ」


「そう?冬に食べるアイスって美味しいんだよ」


「別に冬に食べるアイスを悪いとは言わないが、物好きだなとは思うぞ」


「冬のアイスの美味しさが分からぬか」


「寒い日に冷たいものを食べるっていうのがよく分からないだけだよね」


理津子は寒い日にアイスを食べるのが好きなので、冬でもコンビニで普通にアイスを買う。

寧ろ冬でもアイスの新作は出続けるので買うまである。


あと冬はアイスが溶けにくいからしっかり美味しいまである。


「うん、コーヒーデザートって思ってるよりずっと美味しいんね」


「でしょ?夏になったらまた作ってみようかな」


「夏の暑い日にはいい清涼剤にもなりそうだしな」


「ひんやりしてるデザートは夏にはいいもんね」


コーヒーデザートは概ね好評だった様子。

ひんやりとしているのもまた美味しさの理由なのだろう。


アイスコーヒーは異世界ではやはり珍しいのだという。


異世界にも紅茶やコーヒーはあるが、アイスティーやアイスコーヒーはないとの事だ。

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