表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
239/343

寒い日の暖まり方

すっかり涼しくなりたまに寒い日も来るようになった季節。

それはつまり冬が目の前に来ているという証拠でもある。

なので今のうちから室内を暖めるものなどを準備しておく事に。

電気があるこの世界ではエアコンなども普通にあるのだ。


「暖かいわね」


「冬に備えて暖房の試運転なんだそうだ、今日はちょうど寒いしな」


「ちょうどいい日って事なんだね」


そんな理津子も寒い日は嫌なものである。


なのでしっかりと暖房の試運転をする事にしたようだ。


「お疲れさん、温かいココア淹れといたわよ」


「ありがとね、寒いから嬉しいや」


「それにしても暖房が入っただけで変わるものなんだな」


「そうだね、この寒さならエアコン入れるのも試運転としてちょうどいいしね」


「故障してたりしたら今のうちに修理呼ばないといけないしね」


エアコンの修理はシーズンになってからでは遅いというのは鉄則である。

なので本格化する前に修理を頼んだり、試運転をするのは大切だ。


それは理津子が家事全般をやっていた父親からも聞かされていた事らしい。


「そういやお風呂のお湯の温度も少し上がったよね」


「うん、冬は熱くないけど温かい程度の温度が一番いいからね」


「お前は風呂上がりはもう少し服を着ろ」


「寒い日は流石に着るから安心しなさい」


「でも寒い日のお風呂は気持ちも温まるよね」


そんな寒い日が本格化する前に寒さへの備えはしっかり整える。

エアコンの試運転や、お風呂の温度の調整。


他にもいろいろやっておくと冬本番に向けて捗るものだ。


「でもこの季節はもう寒い日がたまに来るもんなのねぇ」


「もう冬が目の前って事だよね」


「ここは港町だからな、夏は海風で涼しいけど冬はその海風で寒いんだよ」


「まあ海風がモロに来る環境だとそうなるよね」


「あと海風は金属とかにダメージも蓄積させるしね」


そんな冬と夏の違いがモロに来るのが海風の特徴でもある。

なんにせよ冬というのはしんどい季節である。


人は暑さより寒さの方がたくさん死ぬと言われているからこそだ。


「それで寒さ対策とかは問題なさそうかね」


「今は特に問題はなさそうかな、エアコンも問題なく動くし」


「まあ寒い日にはエアコンやストーブだよな」


「この屋敷って暖炉もあるけど、暖炉は場合によっては寒くなるって聞くしね」


「暖かくするっていうのは結局は暖かい空気を部屋の中で循環させる事だからね」


エアコンを使う際にはサーキュレーターを一緒に回すといいという事だ。

暖かい風を部屋の中で循環させる事で部屋全体を暖める。


エアコンの空気は下の方に溜まりやすいという事でもある。


「そういやりっちん、この前サーキュレーターを何台か買ってきてたわよね」


「うん、サーキュレーターは空気の循環に使うんだよ、扇風機にはならないしね」


「空気の循環って事は上の方にも空気を回すって事か」


「そういう事、エアコンの風って基本的に下に溜まるからね」


「サーキュレーターでその空気をかき混ぜるって事だよね」


本格的に暖まるには空気を理解する事も大切だ。

エアコンの空気をサーキュレーターで部屋全体に循環させる。


そうする事で部屋全体に暖かい空気が行く、夏の冷房も同じように。


「しっかしもう寒い日が来るとは、億劫になるわねぇ」


「気温の変化ばかりはコントロール出来ないしね」


「なんにせよ寒い日が来る程度には冬は目の前なんだよな」


「だね、温かいスープとかメニューに増やす事にするよ」


「寒い日には温かいスープは美味しいよね」


寒くなったらいよいよ温かいスープなどが美味しい季節だ。

他にも鍋物やラーメンなども美味しい季節になる。


これから寒さがどんどん本格化していくからこそだ。


「とりあえず問題なさそうならよかったわね」


「修理とか呼ばなくても問題はなさそうだしね」


「とはいえ本当に問題ないかの確認はしておけよ」


「うん、調子を見てから決める事にするから」


「寒い日は暖炉よりエアコンやストーブが一番だよね」


修理などはとりあえずは呼ばなくてもよさそうである。

なのでもう少し試運転などをした上でそちらは決める事にする。


冬本番になる前にそうした事は終わらせておくに限るからこそだ。


「やっぱ暖かい部屋はいいわ、冬が来る感じもするわよね」


「スープとかお鍋も美味しい季節が来るね」


「温かい料理が体に染みる季節だな」


「もう冬がすぐそこに来てるんだねぇ」


そうして寒さ本番への準備などが進んでいく。

これから冬本番がやってくる。


港町なので冬は海風で寒いのは仕方ない。


冬の港町は内陸に比べれば寒いのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ