紅色の虹

　主人公がベッドから起きると世界は紅かった。しかしベッドから起きる以前の記憶が朦朧としている。いわゆる記憶喪失である。彼は七つの紅系統色の石を手に入れるがそこには呪文が！
　これは最悪な状況から始まる物語。彼の本当の使命とは何なのか、彼自身もわからない。それどころか気づいてすらいない。そんな世界が救われることは果たしてあるのだろうか。